ワタノハスマイルが気づかせてくれたもの

長くイタリアに住む友人から、ある日Facebookでメッセージが来た――「こんな展覧会、知ってる?」と。大震災で壊滅的な被害にあった宮城県石巻市の小学校で、山積みにされたガレキをつかって、子供たちがこんなにおもしろい作品をつくっていて、それがもう日本中を巡回していることを、僕はうかつにもまったく知らなかった。

その小学校の名前を取って「ワタノハスマイル」と呼ばれるプロジェクトは、今週25日からイタリアに渡って展覧会を開催する。僕にとってはヴェニス・ビエンナーレとかより、はるかに興味深いその展覧会のために、石巻の子供たちを連れて渡航する準備で忙しい主催者の犬飼ともさんから、お話を聞くことができた。


犬飼ともさん。イタリア渡航前に寄った東京・荻窪の商店街にて

「立体イラストレーター」と名乗る犬飼ともさんは1979(昭和54)年、山形県寒河江市に生まれた。県内随一のサクランボ産地として知られ、詩人の黒田喜夫やや写真家の鬼海弘雄を生んだ土地でもある寒河江市で、実家はお米屋さんだった。

小さいころから絵を描くことが好きだった犬飼さんは、地元の高校を卒業後、グラフィックデザイナーを目指して上京。日本デザイナー学院に入学するが、「入学後すぐにデザイナーは向いてないと悟りまして(笑)、それからは絵本ばかり作ってました」。絵と子供が好き、という犬飼さんにとって、絵本づくりの世界がいちばん自然でいられる場所だったのだろう。

卒業後はフリーター生活をえらび、美術系のバイトで生活費を稼ぐようになった。「おもにやってたのはディズニーシーの建築まわりの仕事です。大工さんがつくった新築の建物を、壊して古くみせる仕事。おもしろかったです!」。

そうやってバイトしながら絵本を描く生活が3年あまりになったところで、実家を継がなくてはならない事情ができて、寒河江に帰郷。お米屋さんと絵本制作の二重生活が始まった――。

東京にいるころはパソコンで絵を描いてたんですね。でも寒河江に帰ってきて、せっかく自然の豊かな場所にいるんだから、なにか自然を活かした作品をつくりたくなったんです。コンピュータの画面だけで完結してるのに、なんだかリアリティが感じられなくなってきて。

それで2009年ごろからですか、立体イラストレーションというのを始めました。立体といっても僕のはゴミとかが素材なので。捨てられたもの、拾ってきたものから笑顔を生み出す、というのが楽しくなって。米屋のほうは、1年ぐらいで弟に任せて辞めちゃいました・・やっぱりイヤイヤですから、うまくいかないですし。それからはデザインやイラスト、なんでも仕事にできることはやってましたが、多かったのは結婚式や運動会などのビデオ映像制作です。山形って、その当時はそういう仕事がけっこう需要あったんですよ。

そんな犬飼ともさんの、ある意味ではのどかな日常を一変させたのが2011年3月11日の東日本大震災だった。

寒河江はぜんぜん被害なかったんですが、とにかくニュース映像とか見てショックを受けて。それでなにかできないかと思って、すぐに今回のプロジェクトの構想を練ったんです。1週間もかからなかったぐらい。

山形の団体が炊き出しに入った場所のひとつが、宮城県石巻市の渡波(ワタノハ)小学校だったんですが、中に友人がいまして、「子供たちが放ったらかしになってるから、一緒に遊びに来てほしい」と言われて、僕も入ったんです。


避難所渡波小学校


小学校の校庭はガレキの山でした




米軍の方にガレキを撤去していただきました

最初に行ったときは、それはもう・・石巻から渡波に向かう道沿いの、ガレキの山を見ただけでショックすぎて、帰りたくなりましたから。いちおうプロジェクトの構想とかはあったんですが、自分でも「あのガレキを子供たちに触らせるのなんて、ぜったい無理。自分でも、とても触れない」と思っちゃいました。それまでの生活の痕跡というか、気配がぜんぶこびりついてるんですから。

それで渡波小学校に着いたら、校庭がガレキの山になってるし。でも、そのガレキの山から、子供たちがオモチャとかを探して引っ張り出して、遊んでるんですよ。めちゃくちゃ楽しそうに。それを見て楽になったというか、すごく救われた気持ちになりました。4月2日のことでしたね。


避難所の1階、約2mの津波が来ました


3月11日から時が止まった黒板


たくましく遊ぶ子ども達

犬飼さんたちは、震災被害の対処に追われてオトナたちにかまってもらえない、子供の居場所をつくることから動き始める。

とにかくまず、子供たちと遊んでいようと。それで、避難所になっている教室のひとつを借りて、遊び部屋に変えたんですね。子供たちが思いきり遊べるスペースがなかったので。そうしたら避難所生活の子供だけじゃなくて、津波被害を逃れた家に帰ってる子も遊びに来るようになりました。


支援物資で送られて来た段ボールで遊ぶ子ども


支援物資で送られて来たギターに大喜び


きれいになったグラウウドに大喜び


お気に入りの遊び道具、グラウンドを何週も回りました


写真を撮ることに喜ぶ子ども


避難所の中に花を植えて明るくしました


子どもが書いた名言「もちつもたれつ」


生まれて初めて野球をしたおじいちゃん

まずはガレキから探してきたオモチャで遊んだり、一緒にサッカーしたり。そのうちにそろそろいいかなと思って、まずは僕が自分でガレキの中からモノを拾ってきて、それでオブジェを作りだしたんですね。強制するのとかは、ぜったいイヤでしたから。そしたら、それを見ていた子供たちが、僕もやりたい、わたしもやりたいって加わってきて。下は小学校2年生から、上は中学校2年生まで、20名ぐらいの美術好きな子が集まったんです。それで4月の下旬ですが、2日間かけて一気にぜんぶで100体ほどのオブジェをつくりました。

あの4月というのは、まだまだ救援物資も乏しい時期でしたから、遊び道具なんてとんでもない。目の前にあるもので、なんとか工夫しなくちゃならなかったんです。でも、だからこそ想像力が働くというか、やってるうちに子供たちがすごくノッてきて、もう予想を超えた盛り上がりでした。で、こちらはもう放置というか(笑)、見てるだけみたいな状態でしたね。それで、できあがったオブジェを避難所に飾ってみたら、オトナたちもおもしろがってくれて、笑ってくれたんです。あのころ避難所に、笑顔なんてありませんでしたから。


オブジェ作品の材料を集めている所


集めたオブジェ作品の材料


オブジェ作品を作っている所


完成したオブジェ作品


完成したオブジェ作品






避難所内に展示されたオブジェ作品

「ワタノハスマイル」と命名された犬飼さんたちと渡波の子供たちのプロジェクトは、4月末の「山形まなび館」での初展覧会を皮切りに、いままで日本全国13ヶ所をを巡回してきた。東京でも昨秋に西麻布ギャラリー・ル・ベイン、東武百貨店池袋店、東京新丸ビルなどで展示があったので、ご覧になった方があるかもしれない。そしてこの展覧会ははじめての外国展として、来たる3月25日からイタリア・ローマ郊外のザガーロ市に行くのは前述したとおり。

みんなでオブジェをつくったのは、ほんとにものがない時期でしたから、それがよかったんだとつくづく思います。石巻は特にメディアでもよく取り上げられましたから、夏ぐらいになると大量の救援物資が届くようになったんですね。ボランティアもすごく増えたし、オモチャなんかふんだんすぎるくらいに。そうすると子供たちのほうが・・・ちょっとワガママになってくるというか。オモチャもちょっと遊んで、飽きると捨てちゃったり。ボランティアもちやほやしますから、かえって荒れたり、多動症気味になったりする子供が増えてきた時期があったんです、実は。それで僕も、かなり悩んだ時期がありました・・。でもいまは、支援もボランティアも来ないので(笑)、かえって子供たちも安定してますねぇ。

僕自身の乏しい経験から言っても、今回の震災ではマスコミにすごく取り上げられて、援助も潤沢だった場所と、ほとんど無視されていた場所があった。でも、「ボランティアがあまり行かないところのほうが、実は復興が早かったりもするんです」という犬飼さんの言葉は、深く考えさせられた。テレビや新聞雑誌にはけっして載らないけれど、犬飼さんと同じような経験をしたボランティアや報道関係者も、けっこういるのではないか。


元気な子ども達、みんなの希望です

震災から1年経ったいま、犬飼ともさんはイタリアの展覧会から帰ってきたら、石巻に移住する計画なのだという。

「山形から石巻までは車で2時間とかですから、いまでも週にいちどは渡波に通って、とにかく子供たちと遊んでます。これからは居を定めて、まだまだ大量に残されているガレキを使って自分でもオブジェをつくりたいと。それと同時に、子供たちの作品をきちんと展示できる常設の場所をなんとか設立して、日本中から学校の課外授業とかで子供たちに来てもらって、2万個のオブジェをつくって展示する。それが目標なんです!

去年の3月11日以来、ほんとうにたくさんのアーティストが被災地を訪れて、コンサートを開いたり、炊き出しをしたり、あるいは支援物資を贈ったり、さまざまなボランティア活動をしてきたことを僕らはよく知っている。でも、持ちこむものはたくさんあっても、そこにいる人間たちからの、そこにあるものを使っての発信は、はるかに少ない。「たとえばガレキがこんなにあるんだから、流木で写真のフレームをつくるとか、そういうのがたくさん出てくるかと思ってたんですけど、意外に少ないんですね」と、犬飼さんも不思議がる。

私たちは渡波小学校の校庭に流れ着いた町のカケラ(ガレキ)を使ってオブジェを作りました。
「町のカケラ」を子供たちが自由にくっつけ、自由にオブジェを作りました。
悲しみの固まりが、子供たちの力によって優しいオブジェに生まれ変わりました。
今回の震災で出た街のガレキの撤去に多額の支出が見込まれていますが、
子供たちの作ったオブジェはガレキではなく「大切なもの」に生まれ変わりました。

ワタノハスマイルのウェブサイトには、こんなふうに書かれている。いまだ市街各地にそびえたつ、だれもが言葉を失うしかない、圧倒的な負の巨塊としてのガレキの山。それを、たとえ部分的ではあっても、楽しげな作品の素材に見立てる発想の転換。これをアートと言わずして、なんと呼ぶべきか。








































































































「被災地」とひとくくりで語られる場所からの、豊かなクリエイティビティの発露を、ひとりでも多くのみなさんに見ていただけたらと、僕も願う。NPO法人としてのワタノハスマイルは、まだまだ展覧会開催の問い合わせを受け付けているようなので、興味のある方はぜひ彼らのウェブサイトからコンタクトしていただきたい。ちなみにこれだけ楽しい展覧会を、これだけ続けてきて「美術業界からの反応はゼロ」だとか・・・溜息。


渡波小学校の沢山のボランティア達

ワタノハスマイル http://www.watanohasmile.jp/
犬飼とも http://inutomo.boy.jp/


仲良しコンビ

「町のカケラ達― ワタノハスマイル展」
期間:2012年3月25日~2012年4月22日
場所:ザガローロ市立おもちゃ博物館
   ローマ県ザガローロ市(ローマ首都より約30km)
主催:ザガローロ市、ロスビリョーズィ邸、おもちゃ博物館
後援:国際交流基金・ザガローロ市
企画:SENNINZURU ITALIA  http://www.senninzuruitalia.com/


再会を喜ぶ子ども達


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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.006
BED SIDE MUSIC――めくるめくお色気レコジャケ宇宙(PDFフォーマット)

稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。

1960年代から70年代初期にかけて各レコード会社から無数にリリースされ、いつのまにか跡形もなく消えてしまった、「夜のムードを高める」ためのインスト・レコードという音楽ジャンルがあった。アルバム、シングル盤あわせて855枚! その表ジャケットはもちろん、裏ジャケ、表裏見開き(けっこうダブルジャケット仕様が多かった)、さらには歌詞・解説カードにオマケポスターまで、とにかくあるものすべてを撮影。画像数2660カットという、印刷本ではぜったいに不可能なコンプリート・アーカイブです!

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ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)

プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。

これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。

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ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
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編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
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編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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