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2020年06月03日 Vol.407

art

エロ本とスニーカー

「おもしろいエロ本あります」と言われて届いたのは、ものすごく手作り感あふれる、しかしハードカバーの小さな本が数冊。A4を4つ折りにした、パスポートと同じくらいのサイズで、表紙には『青少年教育マガジン わかば』とある。して中味は、と急いでページをめくると18禁の写真とかはどこにも見当たらず、脈絡のない無意味なスナップが続き、しかしよく見てみるとそこはかとなくウフフな感じのエッチな気分が漂うという・・・・・・ひねくれたエロ本とつくりながら、同時に手がけている「手づくりスニーカー」を集めた展示即売会が、再開したばかりの渋谷PARCO内の「Meets by NADiff」で始まっている(6月1日から)。

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photography

我的香港 (写真・文 ERIC)

ERIC(エリック)という写真家をご存じだろうか。1976年香港生まれ、97年に来日してから写真を学び、道行くひとに大光量のフラッシュを浴びせて一瞬の表情を切り取る、独特のスタイルで知られるストリート・フォトグラファーだ。最初に彼の写真を知ったのは、僕が木村伊兵衛写真賞の審査員をしていたころだったので、東京を拠点にしたERICの活動もずいぶん長いことになる。そのERICがいまになって故郷の香港に目を向け、通うようになった。2014年の雨傘革命をきっかけに、いつものスタイルのストリート・スナップ、極小空間で暮らす人々、スーパーリッチ・・・・・・無限の差異を内包しながら、ひとつの巨大な生命体のようにうごめく香港という希有な都市に、彼なりの歩幅で飛び込んでいったのだった。昨年初夏から始まったデモの報道に接して、いてもたってもいられず東京との往復を繰り返した成果は、昨年末に緊急出版された写真集『WE LOVE HONG KONG』(赤々舎刊)に結実したが、ご承知のようにいま重大な局面を迎えている香港を、いまだからこそERICという眼を通して眺め直してみたくて、「我的香港」=マイ・プライベート・ホンコンのような短期集中連載をお願いした。

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lifestyle

タキシード・サムライ 1

三好三郎さんが亡くなった。5月11日、93歳のまさしく大往生だった。いまから2年近く前だろうか、珍しい依頼を受けた。旧知のレストラン・チェーン経営者・三好玲子さんから声をかけてもらって、父の三好三郎さんの一代記を聞き書きでまとめることになったのだった。最初はどこかの出版社に話を持ちかけようと思ったが、「お世話になったかたたちに配れればいい」ということで、非売品の私家版で制作することに。「お金はかかってもいいから、ほかにないようなものをつくってほしい!」という、ここ数十年聞いたことのないリクエストをご本人からいただき、『捨てられないTシャツ』のデザインをしてくれた渋井史生くんを誘った。逗子のご自宅に1年ほど聞き書きに通い、去年の3月末に『タキシード・サムライ 三好三郎一代記』という、1,000部限定の本を仕上げることができた。こんな仕事はたぶん最初で最後、もう二度とできないだろう。

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food & drink

はばたけ!宴会芸!  緊急寄稿「リモート宴会芸に関する研究」 (写真・文 日本宴会芸学会)

はじめまして!ロブスター夫人です。ちょっと前までただのお裁縫好きな30代主婦(エビ好き)だったのですが、ひょんなことから日本宴会芸学会のお手伝いをするようになり、絶滅危惧宴会芸の研究などで衣装・小道具を担当してきました。近頃では、古典宴会芸を現代によみがえらせるパーティグッズ開発にいそしむなど、すっかり宴会芸の沼にはまっております。歴史ある日本宴会芸学会の中ではまだまだ若輩者ではございますが、御手洗会長からご指名をたまわり、今回の記事を書かせていただくことになりました。さて、日本宴会芸学会における喫緊の課題といえば、お察しの通り「リモート飲みにおける宴会芸=リモート宴会芸」でございます。ステイホームが浸透する中で、ズームなどのテレビ会議ツールを利用したリモート飲みは日本中に瞬く間に広がりました。私たちとしてもこれは一つの宴席のあり方として定着するのではないかと思っております。

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2020年05月27日 Vol.406

food & drink

Neverland Diner 二度と行けないあの店で 93 『またみんなで行く♩』 平野紗季子(食いしんぼう)

家のごはんがおいしかった。という記憶があんまりない。母の作る唐揚げは、たいがい火が通り過ぎか通らなさ過ぎのどちからで、がぶりと噛み付いて違和感。鶏肉を見れば中心が血の赤で滲んでいて、オエー。理科室のカエルの解剖を思い出しながらレンジでチンして、ふやふやの衣とパサパサの肉を真顔で咀嚼したことが一度や二度ではなかった。でも、今になって時々母の家を訪ねてごはんを食べると、そこまでマズくない。というかむしろおいしい。なすの煮浸しとか豆腐ステーキとか、土井善晴が「ええやん」とコメントしてくれそうなしみじみいい味がする。言うほど料理下手じゃなかったんだな……。

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art

私たち、言葉になって帰ってくる

ようやく各地で規制が緩やかになりはじめたけれど、まだまだ美術館は多くが休館中。今年が開館30周年という千葉佐倉のDIC川村記念美術館も、全面休館が続いている。3月20日から始まる予定だった「ふたつのまどか」は、サイ・トゥオンブリーやジョアン・ミロなど美術館の収蔵作品と、現代の作家たち5人を組み合わせたおもしろい試みで、本メルマガ2015年5月20日号で配信した「銀河の中に仮名の歓喜」で紹介した現代美術家であり回文作家でもある福田尚代さんが、ジョゼフ・コーネルとのセットで参加している。

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art

「ここにいる」@にしぴりかの美術館

SNSによって政治が変わることもあれば、誹謗中傷を受けてひとが死ぬこともある。昔より自由なようでいて、実はものすごく不自由な社会に僕らはいま、生きさせられているのかもしれない――そんな窮屈な社会のなかで、すぐそこにいながら、他人の眼を、他人の評価をまったく気にすることなく生きているひとたちがいて、自分のことしか考えてないように見えながら、その生きざまがこういう時代だからこそ、ものすごく眩しくも見えてくる。ロードサイダーズではすでにおなじみ、アウトサイダー・アート/アールブリュットに特化した宮城県の「にしぴりかの美術館」は、喫茶店コーナーも美術館も「換気をこまめにしながら営業中」。5月30日からは福山のクシノテラスが企画するグループ展「ここにいる」がスタートする。

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travel

ブイの町

ようやく外出規制緩和とはいえ、まだまだ気楽に遠くまで行けない日々。うずうずする気持ちをおさえるのが難しいけれど、もう少しだけ待つあいだに、これまでメルマガに未収だった小さな旅の記録をいくつか見てもらうことにした。2年ほど前、BOROの撮影ロケハンで、津軽半島を回ったことがあった。青森市で会った地元テレビ局のひとに、「BOROが似合いそうな寂しい風景を探してて」と話したら、「そんなのいっぱいありすぎて!」と言われ、それもそうだなとひたすらドライブ。陸奥湾に沿って伸びる国道280号(青森市から津軽海峡を渡って北海道函館市に至る)を走っていると、突然シュールなSF映画のセットに飛び込んだような、不思議な光景が広がった。

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travel

ヨモギの精霊ヨモダンちゃん降臨祭!

いまはほぼ消滅した秘宝館を惜しがるひとは多いけれど、「なければ自分で作ればいいでしょ!」と、自宅を秘宝館にしてしまった怪人・兵頭喜貴の「八潮秘宝館」。すでにロードサイダーズではおなじみのミステリー・スポットであります。で、そろそろ外出規制緩和というタイミングで「初夏の臨時開館」のお知らせが館長より届きました。テーマは「ヨモギの精霊ヨモダンちゃん降臨祭」。なんとハルクみたいな緑色の、異色肌のラブドールをフィーチャーした特別展です!

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2020年05月20日 Vol.405

food & drink

Neverland Diner 二度と行けないあの店で 92 『マクドナルドと客家土楼』 安田峰俊(中国ルポライター)

確か市バス113号線の桂庙新村バス停の向かいの雑居ビルの2階に「50年代」という垢抜けないアメリカンスタイルのバーレストランがあり、中華風の微妙なステーキを出していた。 さらに学府路を歩くと、黄色い看板の炒飯屋がある。日本円換算で1食75〜150円くらいでスープ付きの揚州炒飯が出て、腹を膨らませることができた。大学の食堂では1食30〜50円くらいの金額で食べられるとはいえ、学食は味がよくない。私たちが「黄色い看板」と呼んでいた炒飯屋は、比較的安いわりに味がよくて重宝していた。

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photography

もの言わぬ街から

休館を余儀なくされている美術館の興味深い企画展を誌上で紹介するシリーズ、というわけでもないけれど毎週お送りしている特集、今週は埼玉県東松山の「原爆の図 丸木美術館」で2月22日に始まったものの、新型コロナウィルス感染防止のために4月9日から臨時休館、残念ながらそのまま閉幕してしまった「砂守勝巳写真展 黙示する風景」を紹介させてもらいたい。 「黙示」とは文字どおり暗黙のうちに示される真理だが、「黙示の風景」とはいったいどんな風景が、どんな真理を示しているのだろうか。そもそも砂守勝巳とは、どんな写真家なのだろうか。

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travel

freestyle China 即興中国 “老百姓”ワールドにようこそ:中国のZINE『吃的ReallyWant』 (写真提供:大瓜/文:吉井忍)

一年ほど前、広州にあるギャラリーでふと目に止まったZINEがあった。写真がてんこ盛りの小冊子、『吃的ReallyWant(ツーダ・リアリィウォント)』だ。タクシー運転手が愛用するレストラン、北京に住む大家族にまつわる食べ物の思い出、無数のゴミ箱の記録、そして魚料理“松鼠桂魚”のバリエーション研究。次にいつ中国へ行くことができるのか全く見通せない今、このZINEをめくっていると、遠くなってしまった宝物を見ている気分になったりもする。 どれも決して「映える」写真ではないし、レイアウトもちょっと見づらい。でも、読み込むと内容はとびきり面白くて、実はキレキレのセンスで日常を切り取っていることがうかがえる。素材がどれも庶民の生活に根ざしているので、背伸びせずに共感できるのもいい。中国のZINEにはびっくりするほど高いものもあるが、こちらはかなりお手頃で、ギャラリーでの販売価格も25元(約400円)ぐらいだった。作り手は北京在住の女性二人組、今回はそのうちの一人、大瓜(ダーグワ)さんにWechat通話で取材させていただいた。

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design

BORO、世界をめぐる 5 米国ニューヨーク編 (写真・文:辰巳清)

ROADSIDERS’ weekly2020/04/22号のBORO中国深圳展に続けて、米国ニューヨークでの展覧会をレポートさせていただく。 2020年1月3日、大好評のうちに深圳画院美術館での展覧会が閉幕。撤収、梱包作業を経てBORO約100点を載せたトラックは深圳から北京経由で東京に向かった。東京の倉庫でニューヨーク展用に出展作品50点を再梱包して、またもや航空輸送。この頃はまだコロナ禍の影響はなく、無事2月18日にJFK空港を通関。展示作業開始までの4日間、僕はニューヨークの美術館を巡った。

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lifestyle

かなりピンボケ 13  外出自粛編:毎日憂鬱、だからあの能天気な伝説のピンパブを語りたい (写真・文:比嘉健二)

高円寺「カレン」 JR高円寺駅高架下、飲み屋が密集した路地のど真ん中で、ほとんど下着姿に近い過激な露出のフィリピーナにブチュッとキスされる。「うわきだめよ、またあしたくるね、まってるからね、あいしてるからね」 ぴったり体を密着してこの別れの挨拶。高級ソープだってこんな見送りはしてくれないだろう。そんなやり取りに、かの有名な焼き鳥屋「大将」の客は100%軽蔑の眼差しを向ける。というか、あまりの醜態にまともに目を向けるのさえバカらしいというのが正解だろう。この羞恥にさすがの俺も最初は戸惑ったが、別に何も恥じらいがなくなるのがピンボケの所以である。ほどなくして俺はまったく、他人の視線をなんとも感じなくなってしまうほどに、脳内感染してしまったのだ。

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.006
BED SIDE MUSIC――めくるめくお色気レコジャケ宇宙(PDFフォーマット)

稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。

1960年代から70年代初期にかけて各レコード会社から無数にリリースされ、いつのまにか跡形もなく消えてしまった、「夜のムードを高める」ためのインスト・レコードという音楽ジャンルがあった。アルバム、シングル盤あわせて855枚! その表ジャケットはもちろん、裏ジャケ、表裏見開き(けっこうダブルジャケット仕様が多かった)、さらには歌詞・解説カードにオマケポスターまで、とにかくあるものすべてを撮影。画像数2660カットという、印刷本ではぜったいに不可能なコンプリート・アーカイブです!

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ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)

プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。

これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。

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ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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