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2024年02月21日 Vol.585

lifestyle

シブメグの人生小劇場 34  私たちの処方箋 (写真・文:シブヤメグミ)

昨年の12月19日、神奈川芸術劇場で舞台『ジャズ大名』を観た。 筒井康隆原作。 1986年には岡本喜八監督、古谷一行主演で映画化もされた。 日本は江戸の幕末。 遠くアメリカでは南北戦争が終わり、解放された黒人奴隷が故郷アフリカを目指して、自分たちが愛する楽器を抱えて船に乗り込んだ。が、嵐に遭い、小さな藩の海岸に漂着する。 そこには、ひちりきが大好きで好奇心旺盛な殿・大久保教義がいた。

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travel

ユーラシア後ろ歩き 2  ウランバートルでの悪夢 (写真・文:多田麻美)

普段の私は好奇心の塊で、トランジットであれ、不時着であれ、その他の理由でたまたま転がりこんだ場所であれ、暇さえあれば、あれこれ見に行かずにはいられない。だが今回ばかりは、無理だった。せっかくのウランバートル滞在にもかかわらず、私はひどい風邪をひいてしまい、ほとんど外に出られなかったからだ。3日の滞在期間、外に出たのはただの1回。 これまで、私の旅行中の健康運はわりと良い方で、昔、インドでお腹をひどく壊した時だって、外に出られなかったのは丸一日程度だった。私は事前に体調を整えておけなかった不覚を悔いた。

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art

暗黒絵日記 のり子の夢は夜ひらく  23話 ゴージャス弁当 (画・文:新開のり子)

午前中の仕事も終わり、 待ちに待ったお昼休憩がやってきました。 机に弁当箱を乗せ、風呂敷を一つずつほどいていきます。 なんと、今日のお弁当のおかずはステーキです。 実は、このステーキは昨晩夕食に食べていたものです。 お祝い事があり、松阪牛のお肉をおすそ分けしてもらったので、思い切ってステーキにしました。 でも、一口たべてハッと気が付きました。 「これ、明日のお弁当に持って行ったら…」 ゴクリと唾を飲み込み、夕食のステーキは一口でおあずけ。冷蔵庫にあった豆腐を食べて飢えを凌ぎました。

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lifestyle

蒲田リハビリ日記 第22回  続・遊廓の童 カストリ書房から色街写真家・紅子さんの個展へ (写真・文:リーサル・ウエポン金本)

大病とコロナ禍を乗り越えた2024年の俺は、首都圏であれば、どこへでもイベントや取材へ出向こうと決めた。昨年、比嘉健二編集長の出版イベントや我らが都築響一さんを迎えたトークライブへ参加し、「全然、大丈夫じゃね?」と味を占めたからである。まずはカストリ書房店主・渡辺豪さんのご著書に署名サインをいただき、その足で新進気鋭の色街写真家・紅子さんの個展にも足を運んだ。そこでもご著書2冊にサインをいただいたのだが、「俺、ただのファンじゃね?」と思いつつも、よくよく考えれば俺はただのファンでしかなく、それ以外の何者でもなかった。現在55歳の元気な身障者だ。身体障害者3段である。頭も相当弱いが、身体も相当弱いのだ。

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photography

ニュー・シャッター・パラダイス 62  スマート旅行に憧れて (写真・文:オカダキサラ)

泊まりで地方に出張する機会が増えたのですが、いつも荷造りに苦労します。 特に冬は厚手の服が必須となるため、余計に荷物は重くなるばかり…。どうにかならないかと、いろいろ模索しているところです。 旅好きの漫画家の友達がいます。彼女のフットワークは軽く、1ヶ月に数回は地方に旅行し、そこで原稿を描いています。一回の滞在期間が1週間以上の時もあるようで、きっと大荷物で旅に臨むのだろうなと私は予想していました。 ずいぶん前のことになりますが、彼女と旅行先が一緒だったのを互いのSNSで知り、現地でお茶をすることになりました。約束の日は彼女が帰る日で、きっと大きいキャリーカーを引いてくるのだろうと私は思っていました。

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movie

はぐれAV劇場 36 『裸だよ全員集合!!』 (文:大須蔵人)

“はぐれAV”をわざわざコレクションして紹介するという活動をしていると、たまに「どういう基準で作品を選ぶんですか?」とたずねられる事がある。 そのことを改めて考えてみると、おそらく僕がセレクトの基準としてきたものは、まず1に「ヌケない」、2に「ドキュメンタリー性」、そして3に「作品性」が挙げられる。これは僕なりに確固とした基準といえるもので、このいずれか、あるいはいくつかを満たす作品を“はぐれAV”として評価しているのだと思う。 でも、もちろん実際には人の数ほど性癖があるわけだから、「ヌケない」の基準とは何だ?ということになってくる。というのも、僕が紹介するようなヘンテコな作品のほかにも、実際のところフェチ系・ビザール系のマニアAVには、一般的にすごく変に見えるものもが結構普通にあったりする。つまり、一見“はぐれAV”に見えるものも、その筋のマニアの方々にとってはたまらなく「ヌケる」作品だったりもするのだ。

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2024年02月14日 Vol.584

travel

地の橋、人の橋[ウクライナ特別編] 03 ありふれた戦禍の日常 | 写真・文:ERIKO(定住旅行家・モデル)

ザポリージャの市内からわずか数十キロの人里離れた土地。雑木林に包まれるようにして、周囲には年季の入ったコテージが点在している。ここに広々とした菜園付きの2階建一軒家がある。リーナさんとバディムさん夫婦が暮らす家。 知らない土地の風景や自然は、そこに暮らす人を通して、やがて身近に、そして心の故郷のような場所になっていく。

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art

暗黒絵日記 のり子の夢は夜ひらく  22話 ボロボロ自転車 (画・文:新開のり子)

通勤手段が自転車の時がありました。 職場のQさんとPさんが寄ってきて「いいわねー新しい自転車?自転車で通勤なんて羨ましいわー」 私は、「はい」と少し自慢げな態度をしてしまいました。 思い切って新しいのにして良かった! 褒められたようでなんだか嬉しかったです。 ある日Qさんが「あのー。近くまで行きたいんだけど、自転車を貸してくれない?」とボソボソ言います。 私は、「どうぞ使ってください!」と言って鍵を渡しました。

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travel

スリープウォーキング・チャイナ 06  授業が終れば骨董市へ──中国ガラクタ購買録 | 写真・文:無常くん(副書記)

日常的にフィールドワークに取り組める環境を求め、中国の大学に就職した。しかし、現実はそう甘くはなく、カフカ的不条理な謎業務に追われ、なかなか思うように調査に出かけられない状況が続いている。 仮に日本にいるならばまだ諦めはつくものの、中国にいるのに、目と鼻の先に取材対象が転がっているのに、陰気なデスクワークのせいで部屋から一歩も出られない日々が続くと、「俺はこんな書類を書くために中国に来たんじゃねえやい!」と、頭を掻きむしりながら絶叫したくなるのだった。 しかし、そんな欲求不満な日々にも、「中国に来てよかった!」と思える瞬間は、むろんないわけではない。例えば、木曜の骨董市なんかは、その筆頭にあげるべき心のオアシスとなっている。

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art

すすきの 夜のトリエンナーレ

先週号の「さっぽろ雪まつり」でもちょっと触れたが、ただいま札幌市内の数カ所を会場に札幌国際芸術祭SIAF2024が開催中。その関連企画というか、「展覧会が終わったあとの夜はこちらで!」という「すすきの夜のトリエンナーレ」が来週火曜から日曜までの6日間だけ開催される。 会場となるのはすすきののど真ん中にあるオークラビル。いま空き店舗となっている7階フロアを使用して開催されるが、ここの6階には2013年に閉店するまで43年間にわたって、北海道最大のグランドキャバレーとして君臨してきた「札幌クラブハイツ」があった。広さ1,000㎡、客席400、ホステス約130名。新宿歌舞伎町のクラブハイツが閉店したあとは、1,000㎡を超える日本唯一のグランドキャバレーとして生き残ってきたのだったが・・・・・・。

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art

妄想芸術劇場 28 最終回  散歩人

多くの読者の当惑と、ごく一部の熱烈支持のもと去年6月から続けてきた「妄想芸術劇場」、最終回を飾るのが「散歩人」。長いニャン2の歴史で、創刊当時からの最長不倒投稿者のひとりであるのに加え、もっとも多作のひとりでもあった。 ご覧いただければ一目瞭然、散歩人の筆力にはシロウト離れしたレベルが見てとれるので、もしかしたらイラストを仕事にするひとなのかもしれない。そしてもうひとつ驚くのが、20年余の長い投稿の歴史で、まったく作品のクオリティに変化がないという、恐るべき安定感だ。それでいて、その時々の時事ネタが盛り込まれてみたり、意図を超えて?シュールな味が滲み出たり・・・・・・。

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2024年02月07日 Vol.583

food & drink

知ってるつもりの和食を教わり直す――国立科学博物館の和食展

昨秋に実施されたクラウドファンディングで目標1億円のところ、約5万7000人から9億円以上が集まったことで話題になった上野の国立科学博物館。僕も含め、大好きなひとがたくさんいるだろう。その科博で2020年に開催される予定だったのが新型コロナウイルスの影響で中止となり、あらためていま開催されているのが特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」。10月末から始まっていて、すでに多くの報道やSNSの書き込みがあるし、もう行ったというひともずいぶんいるはず。展覧会は今月25日まで、そのあと1年半以上かけて全国各地を巡回するそうだが、やはり上野で見ておかないと!というわけでなんとか閉幕前に駆け込み観賞してきた。

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travel

新連載! ユーラシア後ろ歩き (写真・文:多田麻美)

中国で17年、ロシアに6年。その間、文化関係を専門とする物書きとして、無数の旅をし、さまざまな人々と出会い、それを文章に記してきた。まだ北京に住んでいたある日、ロシアの画家で思想家でもあったニコライ・レーリヒの存在を知った。それから時は流れ、先日たまたま彼の生涯を追ってみると、彼がおよそ100年前に探検したロシア、モンゴル、ウイグル、チベットなどの土地が、自分のかつて旅行でたどったルートとかなり重なることに気づいた。それは偶然のはずだったが、まったくの偶然とも思われなかった。そんな不思議な発見に導かれて始まったのが、この『ユーラシア後ろ歩き』である。

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art

暗黒絵日記 のり子の夢は夜ひらく  21話 怖いバレンタインデー (画・文:新開のり子)

バレンタインデーの日、 会社では、女性同士が話し合い、男性スタッフにチョコを配ります。 チョコ選びが得意な人が、有名パティシエから、老舗の洋菓子店、和菓子店とどんどん提案してきます。 最後は、多数決で決まったチョコが選ばれます。 チョコ選びには、かなり時間をかけます。 男性スタッフに配り終えると、先輩ABCの3人組が私を手招きして呼びます。 廊下まで出ると、3人から紙袋を渡されます。 こんな事初めてです。

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music

紛争地で今、音楽は ~ミャンマー音楽探訪録~ (写真・文:村上巨樹)

2023年12月7日 夜行バスと電車を乗り継ぎ、寒さ厳しい岩手からまるで冬らしくない陽気の成田空港へやってきた。今から半年ぶりにミャンマーに行く。今回の滞在は13日間。これだけあれば腰を据えて音楽調査ができるだろう。しかも最大都市のヤンゴンに加え、4年ぶりに最後の王朝があった古都・マンダレーにも行くつもりだ。 この日の航空券を予約したのが10月。その時は「ポイントを守りさえすれば、市内を散策しても何らトラブルに巻き込まれる事はないだろう」と思っていた。実際、これまではそうだった。しかし11月下旬、事態は急変した。ミャンマーの北東部に位置するシャン州の北部でミャンマー国軍と対抗勢力(クーデター以前から存在している、複数の少数民族軍による合同部隊)の抗争が勃発し、後者が勝ち続けたのだ。

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photography

ニュー・シャッター・パラダイス 61  首都圏(大)冒険 (写真・文:オカダキサラ)

会社員だったころ、業務中の移動手段は自転車がほとんどでした。一日の走行時間は5時間から7時間ほど。東は千葉県成田市、西は神奈川県寒川町、北は埼玉県加須市まで、都心を中心にぐるりと円を描いた範囲を定期的に巡っていました。 支給されたのは格安ママチャリ。アルミの車体はいかにも脆そうで、ちょっとした衝撃でも壊れてしまいそうでした。自宅とその周辺の移動が前提の設計で、変速機も付いておらず、とても長距離向きではなかったはずなのですが、7年ほど一緒に走ってくれました。

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art

私たちは消された展2024

2019年の第1回から毎年開催を続けている「私たちは消された展」。6回目となる今年も2月12日から1週間の日程で開催されます! SNSで消されてきた表現者の作品展示。そして来場者は展示された作品を撮影することが許され、しかし「かならず“#私たちは消された”を付けSNSへ投稿することで、来場者の投稿も削除、警告を受けてしまう」という……期せずして削除、警告体験まで味わえる粋な展覧会。今年も「これはまあ消されてもしかたないかも……」と納得のツワモノ・アーティストたちが集まってます。

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art

さっぽろ雪まつり2024!

この記事を書いている2月5日、月曜夜は関東地方をはじめとする各地に大雪警報発令。場所によってはかなりの混乱が起きているようですが、ここ北海道札幌市では……ただいま恒例の「雪まつり」が始まったばかり! しかも第74回となる今年はコロナ禍を挟んで4年ぶりの全面開催! 雪が迷惑なところもあれば、雪がおまつりになっちゃう場所もあるんですねえ。

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY
天野裕氏 写真集『わたしたちがいたところ』
(PDFフォーマット)

ロードサイダーズではおなじみの写真家・天野裕氏による初の電子書籍。というか印刷版を含めて初めて一般に販売される作品集です。

本書は、定価10万円(税込み11万円)というかなり高価な一冊です。そして『わたしたちがいたところ』は完成された書籍ではなく、開かれた電子書籍です。購入していただいたあと、いまも旅を続けながら写真を撮り続ける天野裕氏のもとに新作が貯まった時点で、それを「2024年度の追加作品集」のようなかたちで、ご指定のメールアドレスまで送らせていただきます。

旅するごとに、だれかと出会いシャッターを押すごとに、読者のみなさんと一緒に拡がりつづける時間と空間の痕跡、残香、傷痕……そんなふうに『わたしたちがいたところ』とお付き合いいただけたらと願っています。

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ROADSIDE LIBRARY vol.006
BED SIDE MUSIC――めくるめくお色気レコジャケ宇宙(PDFフォーマット)

稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。

1960年代から70年代初期にかけて各レコード会社から無数にリリースされ、いつのまにか跡形もなく消えてしまった、「夜のムードを高める」ためのインスト・レコードという音楽ジャンルがあった。アルバム、シングル盤あわせて855枚! その表ジャケットはもちろん、裏ジャケ、表裏見開き(けっこうダブルジャケット仕様が多かった)、さらには歌詞・解説カードにオマケポスターまで、とにかくあるものすべてを撮影。画像数2660カットという、印刷本ではぜったいに不可能なコンプリート・アーカイブです!

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ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)

プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。

これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。

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ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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