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2023年02月01日 Vol.535

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昭和が見た夢

梅田大阪駅からすぐなのに大阪屈指の下町感というか、庶民的なエネルギーあふれる天神橋筋商店街。全長2.6km、地下鉄2区間分の距離に600もの商店が軒を連ねる、日本一長いアーケード商店街である天神橋筋商店街が大好きというひとはたくさんいるだろう(僕もそのひとり)。『珍日本超老伝』で取り上げた食堂・宇宙家族も天神橋筋商店街を含む広大な繁華街・天満(てんま)の一角、天五中崎通商店街にあった。 出張では梅田周辺のビジネスホテルに泊まることが多いので、歩いても行ける天満はずっとなじみ深い場所だったが、これだけ通っていながら商店街の端の一端、阪急・天神橋筋六丁目駅と直結している「大阪市立住まいのミュージアム(愛称・大阪くらしの今昔館)」のことはまったく知らないでいた。「住まい」をテーマにした日本初の専門博物館として2001年に開館、もう20年以上経つというのに。

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街にチラシがあったころ ――1985~90年代の日本のインディーズ・チラシとアンダーグラウンド文化  07 80年代のYMOとその時代~高橋幸宏さんを偲んで(前編) (文:浜里堅太郎)

高橋幸宏さんが亡くなられた。2020年に手術をされた後、復帰に向けてリハビリする姿をSNSなどで拝見する度に、回復することを切に願っていたのだけれど… 当連載「街にチラシがあったころ」では「K林さん」という方から譲り受けたインディーズバンドチラシを紹介していますが、実は同時に、80年代前半のYMO関連の新聞記事切り抜き、チラシ、ファンクラブ向け印刷物なども譲り受けていました。とくに音楽雑誌に比べて、ほぼ残らないであろう新聞記事の切り抜きは、YMOが社会現象だったことを実感できる大変貴重なものでした。そして1982年の高橋幸宏さんが自ら死生観を語った珍しい記事も見つけることができました。これらはインディーズチラシ紹介の番外編として、いずれ紹介するつもりだったのですが…

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travel

地獄よいとこいちどはおいで――タイ地獄寺巡礼記  #13 ワット・セーンスック วัดแสนสุข (写真・文:椋橋彩香)

2016年8月31日  前号で夜のバンコクを堪能した知人たちと、この日は朝から2泊3日の小旅行へ。 いわゆる珍スポットめぐりと島でのバカンスを楽しむため、バンコクから南下して、有名リゾート地・パタヤへ向かう。 途中、チョンブリー県のバンセーという海辺の街にある地獄寺、ワット・セーンスックへ寄る。 私が地獄寺を研究していることを知っている知人たちがぜひ行きたいとのことで、調査もかねて旅程に組み込んでもらったのだ。 ワット・セーンスックは、バンコクから2時間ほどで行くことができるうえ規模も大きいため、多くの人が訪れている有名な地獄寺である。地獄エリアがつくられたのは1963年頃と、#10ワット・プートウドムに次いで2番目に古い。地獄寺の先駆けともいえる寺院だ。

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photography

once upon a time ~ もうひとつのカリフォルニア・ドリーミン 06  インドでの洗礼/ ブルース・オズボーン(写真家)

色水を掛け合って春の訪れを祝うホーリー祭の日に、一緒に旅をしてきたビルを見送り一人旅が始まった アメリカをボブとビルと3人で出発してから早くも4カ月が経過。ボブが帰国して2人旅になりそして、カルカッタでのペイントフェスティバルの最中にビルを見送っての一人旅。放浪生活にもだいぶ慣れての気楽な旅の始まりだった。 カルカッタの喧騒をあとにネパールを目指そうと思ったが、その途中にインド北東部のアッサムやダージリンを経由することにした。ダージリンという名前の由来は、チベット語の「雷が落ちた場所」 だそう。背景にヒマラヤ山脈があり街を取り囲むように茶畑の丘が続く。

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fashion

Tシャツをめくるシティボーイ 第12回  電車男とは何だったのか 後編 / 文:高畑鍬名(QTV)

Tシャツをめくるシティボーイ。 第12回は再び『電車男』とはなんだったのか、考えます。 前回は映画版とドラマ版の『電車男』に登場するTシャツの裾を細かく見ていきました。 200枚近くの場面写真から見えてきたのは、 「ファッションを脱オタクしても、主人公は救われない」ということ。 むしろ「脱」ではなく、主人公たちは自らのオタク性をさらけ出すことで人生を切り開く。 そんな『電車男』の物語に、Tシャツの裾が応答していることでした。 しかし、そんな物語の核心とは関係なく、2005年の電車男ブームによって、 お茶の間では「タックイン=ださい」という図式が圧倒的に浸透します。 2005年に発売された『脱オタクファッションガイド』は、 2009年に『脱オタクファッションガイド 改』として改訂版が、 さらに2016年にはリニューアルして『脱オタクファッションバイブル』が出版されました。 それほどまでに、オタクファッションは脱するべき、という社会的な圧力がオタクの方々に重くのしかかっていたのでした。

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art

暇と創造の宮殿、UPPALACE

大阪市の最南東に位置する平野区。静かな住宅地の奥にあるアトリエひこは、知的障害を持つメンバーたちが集う自主運営アトリエ。ロードサイダーズではおなじみのアーティスト、松本国三が長く通い、制作を続けてきた場所でもあり、僕も何度も遊びに行かせてもらってきた。 アトリエひこは平野の長屋を拠点に1994年から、もう29年間も続いてきたが、突然立ち退きの危機が訪れる。アトリエを運営する石崎史子さんに経緯を伺うと――「2020年に代替りした大家さんから、アトリエひこ含め四軒長屋すべての立ち退きもしくは買取りの話がきました。障害福祉サービスの事業所ではなく、自主運営の零細アトリエなので、資金もマンパワーもなく、ひこくん(大江正彦)にとっては家の前のあの場所でないと通えないという、背に腹はかえられない事情もありました。そこで、ひこくんの弟さんの英明さんが「ぼくがなんとかする」と、四軒とも買ってくれたのでした。とりあえず立ち退き危機は免れましたが、この先のことはなにも決まっていません。

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2023年01月25日 Vol.534

travel

メリーゴーランドから見えるパリ

ふと思い立ってすぐ行けるミュージアムもあれば、ずっと行きたいのに開館日時のタイミングが合わずに行けないままのところがあり、ミュージアムにも相性というものがあるんだなあと時々思う。パリ中心部から少し離れた12区のベルシーにあるミュゼ・デ・ザール・フォラン(Musée des Arts Forains)は、昔から行きたかったミュージアムのひとつであり、今回ようやく訪問がかなった。なにしろ開館が基本的に水、土、日のみで(11月末から12月いっぱいは水曜のみ)、それも1時間半のツアーを予約が必要。勝手な時間に行ってもダメで、3週間前から受け付ける予約もけっこう早く定員になるし、というハードル高いミュージアムなのだ。

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music

フランス雑草音楽図鑑 番外編01 さよならAtomic City (文・写真・音楽:ショビレヌK)

皆さま、明けましておめでとうございます。どうぞ今年もよろしくお願いいたします。新年一発目はいきなり通常のインタビューから脱線して、最近閉鎖されたパリ市内にあるスクワットの写真レポートで始めようと思います。 昨年の12月初旬に私はデュオグループ・Wash Clubと3人でミニツアーを行った。フランス北西部ルーアンで開始し、二日後にパリ、その二日後にストラスブールで演奏をするというツーマン・ライブ3本立てだったが、結構な長距離移動となった。

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photography

ニュー・シャッター・パラダイス 36  マナーの由来を学ぶ (写真・文:オカダキサラ)

「犯人はお前だ!」 と、探偵が人差し指を真っ直ぐ向けるポーズは、アニメや漫画では鉄板です。 小学生のころ友人同士でよく真似し合いました。イタズラがバレた時。持ち物を取り間違えていた時。ちょっとしたミスが露見した時。 今だ!と、一本の指を相手に向かって突きつけ、先のセリフを高らかに発します。指された方は「人に指を指したらいけないんだぞ!」と返す…ここまでがお約束な流れでした。 なぜ人に指を指すのがマナー違反なのか、と幼い頃は不思議に思っていました。

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book

歓楽街の生存者たち

2018年8月10日号に始まった連載「赤線酒場×ヤミ市酒場 ~盛り場のROADSIDERS~」を、吉原のカストリ書房店主・渡辺豪さんとともに続けてくれている文筆家のフリート横田さん。「街や都市、東京、酒」がおもなテーマという横田さんの新刊が『盛り場で生きる 歓楽街の生存者たち』だ。 盛り場も歓楽街もなじみだけど「生存者」という言葉にドキッとするのは、これがまさしく生き残ってきたとしか言いようのないほど長いあいだ、ネオンの海の荒波を乗り越えてきたひとたちの証言集だから。

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韓国、うっかり美味しいもの紀行 前編 (写真・文:アーバンのママ)

ヨロブン、アンニョンハセヨ~! アーバンのママです。 先週の「タイ、ついでの美味しいもの紀行」が意外にも好評だったので(ありがとうございます!)、調子に乗って去年の11月、うっかり遊びに行った韓国の美味しいもの紀行をお届けいたします~。 ちなみにわたしが韓国に行きだして10年すこし。最初はちょうどLCCが日本に参入してきたころで、キャンペーンとして韓国便がめちゃ安、それこそ980円とかの投げ売りセールをしていました。燃油・諸経費は発生するけど、それでも合わせて1万円ちょっと&2時間で外国に到着! 国内旅行よりも安く知らない場所に行けることが楽しくて、あの頃はほぼ毎月渡航してたんです。

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Tシャツをめくるシティボーイ 第11回  電車男とは何だったのか 前編 / 文:高畑鍬名(QTV)

Tシャツをめくるシティボーイ。 第11回は「電車男とは何だったのか」。 1990年代にはジーンズの外に出していたTシャツの裾を、 2020年代にはジーンズの中へ「イン」するようになった。 30年間で起きた若者たちのTシャツの裾の変化の真ん中に『電車男』の2005年があること。 この重要性を繰り返してきましたが、肝心の『電車男』の内容、 登場するオタクファッションそのものに触れておりませんでした。 2005年に社会現象を巻き起こしたTシャツの裾の表現を、しっかりと見ていければ。 今回は『電車男』を軸に、オタクファッションとは何か、 さらにいえばTシャツの裾にとってオタクファッションとは何だったのか考えていきます。

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2023年01月18日 Vol.533

travel

極楽ってこんなに派手なの…… アユタヤのウルトラデコラティブ寺院参拝記

バンコクから北に約80キロ。アユタヤは1350年から1767年まで417年間にわたって、アユタヤ王朝の都として栄えてきた古都。壮大な遺跡群が並ぶ歴史公園はユネスコ世界遺産にも登録されている。東京から箱根ぐらいの距離なので、バスやタクシー・チャーター、列車、チャオプラヤ川を遡るクルーズなどさまざまな交通手段があり、日帰り観光で訪れたひとも多いだろう。16世紀初めから西洋諸国やアジアの国々から商人たちが交易で訪れ、日本人商人も最盛期には1000~1500人が日本人町で生活。その統領格が山田長政だった。

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タイ、ついでの美味いもの紀行 (写真・文:アーバンのママ)

みなさん、あけましておめでとうございます! アーバンのママです。 コロナ渦で予約とキャンセルを繰り返してきたタイへの航空券ですが、ようやく1年越しで渡航することができました、めっちゃ嬉しい~。 今回の取材先もいつもどおり、たどり着くのにまあまあ労力を使いますが、なにがあっても美味しいものを食べたい星のもとに生まれたため、取材のアテンドより時間をかけ取材地周辺の美味しい店を探し出してしまいました(宿命)。 普通の旅では物足りない読者の皆様がいつか訪れる際に、すこしでもお役に立てば幸いです♡

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地獄よいとこいちどはおいで――タイ地獄寺巡礼記  #休獄日~バンコク กรุงเทพมหานคร (写真・文:椋橋彩香)

2016年8月30日  この日は休獄日(地獄寺へ行かない日)。 先日会ったシラパコーン大学の友達が「今度、地獄の授業があるからおいでよ!」と誘ってくれたので、バンコクにあるキャンパスへ向かった。 おそるおそる教室に入り、初めて大学の授業にもぐる。 シラパコーン大学は美術大学なので、地獄の授業とは主に地獄絵やその典拠となる『三界経(さんがいきょう)』についての内容だった。

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妄想ホテル room:022  人との出会いは不思議 ホテルの部屋でお菓子のような甘い夜 (写真・文:フクサコアヤコ)

とある夜。ここは渋谷のラブホテル。 いつものように連載用の撮影のはずだった。 なのになぜ、私は今シャンパングラスを片手に、全身生クリームまみれで笑っているのだろう。 しかも私はいつの間にか見覚えのないTシャツ一枚という姿になっていた。下着はつけていない。 Tシャツと皮膚との間で人肌に温められた生クリームが行き場を失ってさまよっている。 そして私の目の前には同じく色とりどりの生クリームを身にまとい、私の肌に生クリーム越しに触れている女性。いったい彼女は誰なのだろう。目が合うと彼女はにっこりと笑って「キモチイイデショ?」と言った。 バスルームの赤いタイルに照明が反射して、視界がとろりと溶けた。

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fashion

Tシャツをめくるシティボーイ 第10回  同調圧力の時刻表・その2 / 文:高畑鍬名(QTV)

Tシャツをめくるシティボーイ。 第10回は前回に引き続き、「同調圧力の時刻表」について。 前回は、同調圧力の「発信源」について見ていきました。 『Men's Non-no』のストリートスナップで2018年に「いなたい」感覚が流行していく、 つまりタックインの同調圧力が「始まっていく」様子を確認しました。 今回は同調圧力の「対岸」について考えます。 1990年代にはTシャツの裾出しの同調圧力が、若者だけではなく老若男女すべての人へ押し寄せていきました。 ファッションに興味のあまりない「対岸」にも同調圧力は届くのです。

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.006
BED SIDE MUSIC――めくるめくお色気レコジャケ宇宙(PDFフォーマット)

稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。

1960年代から70年代初期にかけて各レコード会社から無数にリリースされ、いつのまにか跡形もなく消えてしまった、「夜のムードを高める」ためのインスト・レコードという音楽ジャンルがあった。アルバム、シングル盤あわせて855枚! その表ジャケットはもちろん、裏ジャケ、表裏見開き(けっこうダブルジャケット仕様が多かった)、さらには歌詞・解説カードにオマケポスターまで、とにかくあるものすべてを撮影。画像数2660カットという、印刷本ではぜったいに不可能なコンプリート・アーカイブです!

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ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)

プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。

これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。

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ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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