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2020年07月01日 Vol.411

food & drink

Neverland Diner 二度と行けないあの店で 96 『見えない餅』 工藤玲音(くどう・れいん 俳人・歌人・作家)

餅は餅屋と言うが、岩手に住んでいて祖父母が米農家のわたしは餅屋に行ったことがなかった。「家で食べられるものをわざわざお金払って食べるなんて」というのが工藤家の信条で、だとすると余るほど祖母から貰える餅を外食で食べるという選択肢はないのだった。しかし、ある日待ち合わせた友人がどうしてもくるみ餅を食べたい気分だと言った。餅を食べられる場所……と調べたのが、盛岡市上ノ橋町の「丸竹餅店」だった。和菓子屋だろうか、といつも通り過ぎていたところは餅屋だった。入り口には盛岡名物丸竹茶屋、と書いてあった。紫色の暖簾を潜り店内に入ると、狭いと思っていた店内は思いのほか奥行きがあり、席もたくさんあった。既に先客がたくさんいる。何年も使い古されて黒々と光る木の椅子に腰かけ手渡されたメニューを開く。

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book

圏外雑誌 GON! 回想録 第2回 GON!創刊号 大方の予想を裏切り創刊号は売れに売れ、TVや大手メディアが食いついてきた――最底辺雑誌が出版界に風穴を開けた! (文:初代編集長・比嘉健二)

バイク事故、発売延期の陰にライバルあり――人は死ぬ間際に走馬灯のように様々な思い出が脳を駆け巡るというが、俺は「やばい! 死ぬかも!」これだけだった。通勤途中の青梅街道をいつものように400ccのバイクで走っていたら、チャリンコが急に歩道から車道に蛇行してきた。このままだと確実にチャリンコを跳ねる。俺は急ブレーキをかけたが、当然スリップして転倒。ただ、死んでいないことだけはわかった。沿道のヤジ馬がなにやら騒いでいる。それに気がついたと同時に、左足首に強烈な激痛が走った。ほどなくして救急車のサイレンが近づいてきた。この救急車は俺のため? チャリンコの運転手はどうなった? 救急車は俺のためだった。チャリンコを運転していたのは大学生風の青年で、かすり傷ひとつ負っていなかった。生まれて初めての救急車であり、バイク事故だった。この時点で20年以上運転していて、ただの一度も事故ったことがなった。命が助かったと安堵したのだろう、救急車の中で今度は現実問題に直面した。『GON!』の発売日まで2ヶ月もない。それに来週は創刊号の目玉企画の撮影がある。これは這いつくばってでも行かなければ。

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music

音楽はいまどこにあるのか――四谷アウトブレイクの「無観客住み込みギグ」

東京都心、千代田区と新宿区の境にある四谷駅から徒歩5分ほど、四谷アウトブレイクというライブハウスがある。大きくもなく、小さすぎもせず、どこの街にもあるライブハウスという感じだ。アウトブレイクはロックだけでなく、妙なイベントにもけっこう門戸を開いていて、僕もこのメルマガで取り上げたミャンマー音楽ナイトや、月亭可朝さんのイベントに参加したこともあるし、「起き上がり赤ちゃん」の取材では「人見知りが激しいので」と、店長が千葉まで取材に同行してくれもした。なんといってもうちからいちばん近いライブハウスだし。そして今回の新型コロナウィルス・アウトブレイク……。このライブハウスは2004年オープンなので当然ウィルスとはなんの関係もないのだが、全国のライブハウスと同様、非常事態宣言とともに休業させられたうえに、名前もワル目立ち。しかしそこで営業ストップのかわりに、店長がいきなり始めたのが「無観客2週間住み込みギグ on YouTube」という無謀な企画だった。

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lifestyle

タキシードサムライ 5(最終回) 飲食事業の展開

昭和41年、銀座ソニービル内にベルベデーレ、パブカーディナル、そしてマキシムを開店したあたりから、三好三郎の関心はクラブ経営からもっと幅広い飲食ビジネスへと移行していくことになった。ソニービル開館の翌年、昭和42年には大阪に「青冥(チンミン)堂島店」をオープン。まだ中華と言えばラーメン、チャーハン、シュウマイに餃子という発想が一般的だった時代に開業した、本格的な中華料理レストランだった。「ブルーヘヴン」を意味する店名は、中国文明に造詣の深かった作家・井上靖氏による命名。同年12月には前述の「エル・フラメンコ」を新宿に開いているし、昭和46年には銀座に続いて六本木にパブ・カーディナル六本木店を開く。当時の六本木はキャンティ、ベビードール、ドンク、シシリア、ハンバーガーインといった限られた店に「六本木族」「キャンティ族」が集まる先端的な街だったが、大箱ディスコが入るスクエアビルや、瀬里奈などの店が並ぶエリアの入口に開業したパブ・カーディナルは、六本木の夜のベースキャンプのような役割を担うことになって、夜ごとファッショナブルな男女で賑わい、『anan』など新しいファッション雑誌の撮影場所としても頻繁に登場するようになった。

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art

波磨茜也香のおんなのこ散歩 第13回  夜の手紙は今もなお続く

「生きている内にこんな事が起こるなんてねえ」と横で90年以上生きている祖母が言っているのだからこりゃすごいことが起きてるんだ、と「首相が緊急事態宣言を発令」「私たちの暮らしはどう変わるのか」というテレビのテロップを空っぽの脳味噌でただ見つめていた日からもうすぐふた月が経ちます。皆さんはどうお過ごしでしょうか。日々情報が更新されていってなにがなんだかな毎日ですが、私はひたすら実家にて引きこもっています。両親は医療系の仕事なので基本夜までおらず、祖母とこの連載で毎度お馴染みの愛猫ペコちゃんと私で元気に生きています。

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2020年06月24日 Vol.410

food & drink

Neverland Diner 二度と行けないあの店で 95 『幻の本場インドカレー』 高野秀行(ノンフィクション作家)

本場のインドカレーは美味い──。昔から今に至るまでそう聞いているが、いまだに真実がわからないでいる。インドには四度も行っているのに。最初にインドへ行ったのは三十数年前、大学一年生の春休みだった。私にとって初めての海外旅行で、一人で一カ月ほど北部をまわった。当然毎日インドカレーを食べた。なにしろインドでおかずと言えば、すべてスパイスで味付けされた料理なのだ。カレーとは何か特別な料理でなく、日本で言うならしょう油みたいな、基本的な味つけのことなのだと知った。なのに、それが美味いかどうかはわからなかった。辛すぎたからだ。昭和の日本にはトウガラシが普及しておらず、今の若い人は驚くだろうが私は日本でピリ辛の食べ物を一度も経験したことがなかった。

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book

新連載! 圏外雑誌 GON! 回想録 第1回 創刊前夜・幻の創刊準備号 一般流通させなかった超レア・タブロイド版制作裏話 (文:初代編集長・比嘉健二)

日本最強のストリート・エディター比嘉健二編集長による、伝説の雑誌創刊回想録。本メルマガで2018年にお送りした「ティーンズロード回想録 よろしく流星」に続く新連載のテーマは『GON!』。1994年に創刊され、2000年代に『実話ナックルズ』に後継されるまで、『ティーンズロード』『egg』など同じミリオン出版からの雑誌とともに、日本の90年代アンダーグラウンド・シーンの公式メディアとして熱い支持を得てきた。あの時代のコンビニ雑誌棚を懐かしく思い出すひとも多いはず。 振り返ればインターネット登場以前における印刷版のSNSとも言える、希有な雑誌の誕生秘話がいま、創刊編集者によって明かされる!

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photography

我的香港 Vol.004 香港空撮 (写真・文:ERIC)

空から香港を撮影してみたい、という僕に、香港でヘリコプターの操縦を学んでいるWさんが紹介してくれたのは、Jさんという男性だった。Jさんは既にパイロットライセンスを持っていて、ヘリさえあれば空を飛ぶことができる。Wさんは、操縦士免許を取得するための教習を受けている香港ヘリ協会で、彼と知り合ったらしい。Jさんは、某有名ファストファッションブランドのベビー商品を生産する会社を経営する社長。僕と同じ年齢だけれど、香港の富裕層に属するセレブな人である。

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lifestyle

タキシードサムライ 4 「砂の女」とソニービル

銀座マキシムを語るには、まず映画『砂の女』から始めなくてはならない。安部公房の原作を、草月流十二代目家元でありながら幅広い分野の芸術活動でも知られる勅使河原宏(昭和2 ~平成13年)が監督した特異な名作である。昭和37(1962)年にやはり安部公房原作のテレビドラマを映画化した『おとし穴』(自身初の長編劇映画であり、旧来の商業映画から一線を画す新たな映画表現を目指して設立されたATG初の日本映画でもある)が第15回カンヌ国際映画祭に出品されたが、それに続いて昭和39(1964)年につくられた『砂の女』はキネマ旬報ベストワン作品賞、同監督賞、毎日映画コンクール作品賞、同監督賞、優秀映画鑑賞会ベスト1位、NHK (映画賞)作品賞、同監督賞など国内の映画賞を総なめにしたあと、第17回カンヌ映画祭に出品されて審査員特別賞を受賞。そのほかサンフランシスコ映画祭外国映画部門銀賞、ベルギー批評家協会グランプリ、メキシコ映画雑誌協会賞といった栄誉に輝き、昭和41(1966)年の第37回アカデミー賞では外国語映画賞にノミネート、第38回では監督賞にもノミネートされている(この年の監督賞を取ったのは『サウンド・オブ・ミュージック』だった)。戦後日本映画史に輝くこの作品の企画製作にあたったのが、三好三郎が設立したワールドフィルム社だったのである。

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2020年06月17日 Vol.409

food & drink

Neverland Diner 二度と行けないあの店で 94 『丸福(仮名)の醤油らーめん』 村田沙耶香(小説家)

子供の頃、私は千葉にあるニュータウンに住んでいた。私たち家族が引っ越したばかりのころ、そこは、工事現場と、空き地と、まっさらな家しかない世界だった。飲食店などもちろんほとんどなかった。徒歩で行くことができる飲食店はデニーズだけだった。駅前にはまだスーパーもできていなかった。私たち家族は、週末になると車に乗って遠くのスーパーまで買い物に行った。その帰り道に寄ることがあるのが、「丸福(仮名)」というラーメン屋だった。

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art

SYSTEM K ―― ゲットーの未来派たち

「神は局部に宿る エロトピア・ジャパン」(2016年)や「渋谷残酷劇場」(2018年)を開催したアツコ・バルーを主宰し、現在はロンドンを拠点に活動するアツコさんから「これ、知ってる?」という短いメッセージと一緒に、映画の予告編のリンクが送られてきた。『SYSTEM K』というそのドキュメンタリーは、今年1月にパリでワールドプレミアを迎えたばかりの新作。それはコンゴ民主共和国の首都キンシャサのゲットーで活動するストリート・アーティストやパフォーマーを記録した、刺激でひりつくドキュメンタリーだった。 監督はフランス人のルノー・バレ(Renaud Barret)。2010年にはやはりコンゴの路上で活動する、ポリオ(小児麻痺)障害者たちのバンドとストリート・チルドレンによるプロジェクトの記録『ベンダ・ビリリ もう一つのキンシャサの奇跡』が公開され、日本でもかなり話題になった(フローラン・ド・ラ・テュライとの共同監督)。

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photography

我的香港 Vol.003 Wさんの肖像画 (写真・文:ERIC)

雨傘革命の撮影に一旦区切りをつけ、僕は一度、香港から東京に戻った。その3週間後の2014年11月、再びそのデモを撮影するために香港を訪れた僕は、友人であるジョン君の家に、また泊まらせてもらうことになった。 彼の家に行くと、前回訪れた時に彼が描いていた、Wさんの絵が完成していた。ジョン君がWさんを描いたその作品は、僕が知るいわゆる肖像画とはまるで違っていた。 「わっ! 何これ 笑」 青い空に光る無数の星と、宙に浮かぶ3つの惑星。輪がかかったその惑星の上には、それぞれ、ランボルギーニ、ネコ、チーターが乗っている。そして、真ん中に大きく描かれるのは、赤い水着とハイヒール姿で、プロペラ機に微笑みながら寝そべる、長い黒髪の女性。そう、Wさんだ。下には、チャイナドレスやスリッパの柄に描かれるなど、昔から香港の人たちに愛されてきた紅色の牡丹の花が咲き乱れている。

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lifestyle

タキシードサムライ 3

徳山という地方都市から北新地、そしてついに夜の商売の頂点である銀座へと、わずか7年で駆け上がった三好三郎のラモール。 終戦後すぐに復活した銀座では昭和30年代、すでに大小さまざまのクラブがしのぎを削っていたが、その中心は有名なエスポワールのるみ子ママ、京都と銀座を飛行機で往復した 「空飛ぶマダム」おそめママなど、傑出したママたちのキャラクターがなにより売りの、小規模な店だった。 そういうなかに出店したラモールは 「銀座一高い店」 を最初から謳い、花田美奈子という魅力溢れるママを表に出しながらも、主役は豪華な調度と徹底したサービス、そしてなにより美しいホステスたちという、それまでになかったビジネス戦略による大型クラブ経営を目指していた。他店できれいな子を見つけたら積極的に引き抜く。「指名料」システムをいち早く取り入れて、ホステスという「夜の蝶」同士をいわばいわばライバルとして競わせる。有名作家や文化人は料金面で優遇して、広報に役立ってもらう。お金はその取り巻きたちから払ってもらえばいい。 昭和30 年代の銀座はラモールのような大型店の出現によって、それまでのカリスマ・マダムたちを核とする小さなソサエティから一変、その全盛期を迎えることになるのだった。

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fashion

ドレス・コード?東京展、開幕前の会場から

昨年8月に京都国立近代美術館でスタート、秋に熊本市現代美術館に巡回したまではよかったけれど、4月から初台オペラシティ・アートギャラリーで開催されるはずだった東京展は、新型コロナウィルス直撃であえなく延期……しかしめでたく7月4日からのスタートが決定しました。中止じゃなくてよかった! オープンまではまだ2週間以上あるのですが、「これからなんかあったら大変なので!」という担当学芸員の切ない気合いで、先日早々と設置作業に立ち会ってきました。京都では展示室の左右の壁にわけて、熊本ではL字型にプリントを並べましたが、オペラシティでは最終コーナーというか、主展示室から出口に向かう廊下をまるごと使えることになって、高さ2.4メートル、長さがなんと約26メートルという、巨大な壁面写真が登場します!

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.006
BED SIDE MUSIC――めくるめくお色気レコジャケ宇宙(PDFフォーマット)

稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。

1960年代から70年代初期にかけて各レコード会社から無数にリリースされ、いつのまにか跡形もなく消えてしまった、「夜のムードを高める」ためのインスト・レコードという音楽ジャンルがあった。アルバム、シングル盤あわせて855枚! その表ジャケットはもちろん、裏ジャケ、表裏見開き(けっこうダブルジャケット仕様が多かった)、さらには歌詞・解説カードにオマケポスターまで、とにかくあるものすべてを撮影。画像数2660カットという、印刷本ではぜったいに不可能なコンプリート・アーカイブです!

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ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)

プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。

これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。

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ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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