review

コラアゲンはいごうまん、ついに初DVD発売!

本メルマガ読者にはすでにおなじみ、旅するドキュメンタリー漫談芸人「コラアゲンはいごうまん」が、このほど初めてのDVDをリリースしました。コラアゲンはいごうまんについては、すでに5月2日号で『コラアゲンはいごうまんの夜』という長編インタビューを掲載していますし、購読者特典として5月11日に開催された『コラアゲンはいごうまんx都築響一 トーク&ライブ』から、特選ネタ『走れ、ピンクランナー!』がご覧いた...

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LATEST ISSUE
最新号 2018年08月08日 Vol.319

food & drink

Neverland Diner 二度と行けないあの店で 33『カレーの藤』松永良平(リズム&ペンシル)

ああ、ここも違ったか、と思う。いつもいつも考えているわけでもない。だけど、たまにメニューに見つけると、もしかしてあの味に近いものがあるんじゃないかとオーダーしてしまう。カレースパゲティ。早稲田大学の周囲にはご多聞に漏れず、学生向けの価格やボリュームを誇る飲食店が居並んでいる。中でも、本部キャンパスの西門を抜けて早稲田通りに向かう路地には、とんでもない名物メニューを持つ店が3軒あった。「三品」の「ミックス」は、皿に持ったご飯の上にカツカレーと牛丼を合体させた超絶アブラギッシュな特別メニュー。「フクちゃん」の「チョコとん」は、その名の通り、豚肉とチョコレートを衣にくるんで揚げていた。そして、「カレーの藤」の「スペドラ」。超大盛りのドライカレーの中央を土手状に固め、そこにカレールーと生卵を落とし込んだものだった。

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photography

ふりかえれば台湾

いろんな国に行くけれど、台湾だけは空港に降り立つたびに「帰ってきた」感覚に襲われる、とどこかに書いたことがある。同じような気持ちになる台湾ファンが、けっこういるのではないか。清里フォトアートミュージアムではいま『島の記憶――1970~90年代の台湾写真』という展覧会が開かれている。おもに1950年代から60年代前半に生まれた、つまりいま60代から70代のベテラン写真家たち11人の、若き日の作品152点が並ぶこの展覧会は、作品のほぼすべてが日本、そして台湾でも初公開であり、そもそも台湾の写真がこんなふうに日本の美術館でまとまって紹介されることが初めてだという。1970年代から90年代という時期は、中国本土では文化大革命が終息し、周恩来・毛沢東が死去、米中・日中国交正常化、開放化政策の推進、そして天安門事件、香港返還と中国現代史のターニングポイントとなる出来事が連続するが、台湾でも国連脱退、蒋介石死去、38年間続いてきた戒厳令の解除と国民党独裁の終焉、そして進展する民主化という急流の中にあった。「島の記憶」という展覧会タイトルは、そのように激変する島のありようを見つめ、歩き、記録せずにいられなかった若き写真家たちの熱情や興奮、怒り、苛立ち、悲しみといった心情が、「記憶」という言葉のなかに包み込まれている。

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book

日本エロ雑誌創刊号コレクション 第四回 1987~1995年編(文・資料提供:安田理央)

アイドル雑誌『BOO!』の編集に明け暮れていた1987年の終わり頃。それまで編集のメインであった副編集長のIさんが、突然退社してしまい、僕が誌面の三分の一以上を担当しなければならなくなった。編集部に泊まり込む日々が続く。風呂なしアパートなので徹夜明けで帰っても銭湯に入れない。仕方なく早朝ソープに行くことを覚えてしまった。あとで考えてみれば、その料金で風呂付きアパートに引っ越しすればよかったような気もするが。そして、編集部に出入りしていたライターさんに紹介してもらい、他の雑誌でこっそりとバイトで原稿を書くようになった。最初に書いたのは、確か東京三世社の『台風クラブ』の創刊号。池袋のマットヘルスの体験ルポだった。これが僕がエロ本に書いて、初めて原稿料をもらった原稿となる。その後は、同じく東京三世社の『ビデオアクティブ』でもAVレビューを書かせてもらったりした。ちなみにこの頃は会社に内緒ということもあって、別のペンネームを使っていた。奮闘も虚しく、『BOO!』はちょうど一年で休刊。僕はその編プロを辞めて、いくつかの編プロを渡り歩くことになる。辞めてもすぐに働き口は見つかった。そんな時代だった。

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movie

『ゾンからのメッセージ』公開記念! 古澤監督、なんで映画、撮ってるの?(文:アーバンのママ)

こんにちわ、アーバンのママです! 今日はアーバンの常連さんでもある映画監督・古澤健さんに、8月11日から公開される『ゾンからのメッセージ』(ポレポレ東中野にて)についてじっくりお話を聞いてきました。思い起こせば古澤さんとは14年来の付き合い・・・、わたしがかつて追っかけしていたバンドのボーカルでもあります。いつのまにか『今日、恋をはじめました』『一礼して、キス』など青春ラブコメ映画の第一人者となってしまった古澤さんですが、今回は低予算自主制作となるSF映画。しかも同時公開には自ら監督した『青夏 きみに恋した30日』(全国公開!)も。いったいなんで、ここにきてSF? そもそも、なんで古澤さんって映画撮ってるの? いろいろしつこく聞いたら、人生考えさせるいい話になってしまいました。

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movie

桃色の罠――日本成人映画再考 05 桃色監督本木荘二郎と世界のクロサワ没後20年(文:鈴木義昭)

国立近代美術館フィルムセンターは春から装いも新たに機構を再編成、国立映画アーカイブと名も改め再スタートした。記念イベントとして7階の展示室では、槙田寿文ポスター・コレクションによる「没後20年 旅する黒澤明」展が開催中だ。世界中で上映された黒澤明作品のポスターが集められ壮観である。戦後日本映画を代表する巨匠黒澤明のフィルムが、世界中の国々で上映されてきた証として言語の違ういくつものポスターが遺った。それらを一堂に集めて展示すると、黒澤明の映画が世界の国々にどのように受容されてきたかが見えてくる。国籍の違うポスターを眺めていると、「世界のクロサワ」と呼ばれた男のフィルムが、世界中をどのように駆け巡ったか足跡が浮かび上がってくる。黒澤フィルムの旅が、まるで自分自身が旅をしているように感じられたのは楽しかった。黒澤明が亡くなり、20年の歳月が流れた。最近は関連のイベントも少なくないが、「世界のクロサワ」の意味を捉える異色の展覧会は想像力を掻き立てた。瞬時に映像が国境を超える現代だが、デジタル映像以前のフィルムは、作家や俳優、スタッフらの思いが焼き付けられ、まさに人が旅をするように国境を越えて行った。

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AFTER HOURS
編集後記 : 今週も最後までお付き合いありがとうございました。

ほんとに硬軟いろいろでしたが、気に入ってもらえた記事、あったでしょうか。先週お休みいただいた安田理央さんの「日本エロ雑誌創刊号」も再開。いよいよ1990年代の佳境に突入です! そして今週はあまりのボリュームのため、ロードサイドUSAはお休みさせていただきました。来週はまた、とびきりビザールな場末の名所にご案内します!

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BACK NUMBERS
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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)

プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。

これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。

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ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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