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2018年01月10日 Vol.291

food & drink

Neverland Diner 二度と行けないあの店で 06 『あってなくなる』俵万智(歌人)

 歌集『サラダ記念日』の見本が出来た日、編集者が食事の後に連れて行ってくれた。新宿の厚生年金会館の裏側にある小ぢんまりしたバー。「英(ひで)」を一人で切り盛りしているのは、ママの英子さんだ。カウンターから見える位置に神棚のようなものがあって、そこに本を飾ってもらうと売れるという言い伝えがある。出来たてほやほやの一冊を、置いてもらった。

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art

日常版画家・重野克明

中学のころに初めてアンディ・ウォーホル展を観たのは東京駅の大丸だった。アレン・ジョーンズ展を観たのは新宿伊勢丹だったし、美術書や写真集コレクションの泥沼に引き込んでくれたのは池袋西武にあったアールヴィヴァン(現・ナディッフ)だった。いま、「デパート画廊」というものは現代美術の一線から退いてしまった感があるけれど、それでも興味深い展覧会はずいぶん開かれている。ときどき気になるのが日本橋と新宿のタカシマヤで、日本橋店の6階美術画廊Xではきょう(10日)から『ザ・テレビジョン 重野克明展』を開催中だ。

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photography

女装の目線

先日、新宿PLACE Mの写真展で、ひとりの女性に声をかけられた。ワークショップに通うアマチュア写真家で、日本三大寄せ場のひとつ、横浜寿町で炊き出しを手伝ううちに帽子おじさん=宮間英次郎とも仲良くなったという。どんな写真を撮ってるんですかと聞くと、「横浜の女装おじさんたち・・」と小さな声で話してくれて、がぜん興味が湧いてきた。ポートフォリオを見せてもらったら、すごくいい。いまどきの女装子のような可愛さはないけれど、そのぶん愛嬌があるし、それをファインダー越しに見る視線のあたたかみがじんわりと伝わってくる。矢崎とも子さんは1960(昭和35)年東京生まれの横浜育ち。多摩美大の油絵科を卒業し、ギャラリーで働いたあと、いまは専業主婦。その矢崎さんは今月15日からPLACE Mで『女装放浪記』と題した写真展を開く。

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lifestyle

肉筆――ゆきこの日々これ風俗 02 フードルという女神たち(文:ウズメゆきこ)

いまから15年ほど前にフードルが誕生した。文字どおり風俗業界のアイドルである。元祖フードルと言われたのが「可愛手翔(かわいでしょう)」。人気が頂点に達したころは、在籍していた風俗店で彼女目当てのお客たちが連日、開店前から長蛇の列をつくったほど。現役風俗嬢の私としては羨ましいかぎりである。可愛手翔の人気はテレビ業界にまで波及、『ボキャブラ天国』にも出演して脚光を浴びた。彼女以外でも、当時のフードルにはCDを出した子もいたそうだし、風俗情報誌『ナイタイ』は日本一のフードルを決める!というスローガンで「ミスシンデレラコンテスト」を毎年開催していた。

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travel

Back in the ROADSIDE USA 64 Loony Lagoon, Bath, ME

アメリカ最大の造船基地として名を馳せたメイン州バース。ヨーロッパのような古い町並みを訪れる観光客でにぎわっているが、高速道路の裏手にひっそり花咲く、通称ルーニー・ラグーンまで足を伸ばす人は少ない。道路脇の窪地にある池の周囲に、あたかも路傍の花のように点々と配された立体作品。メイン州名物のロブスター、ヘラジカ、木の枝に吊された飛行機。池に釣り糸を垂れる男。すべてがフィリップ・デイという老人ひとりの手によって生み出されたものだ。

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2018年01月03日 Vol.290

food & drink

Neverland Diner 二度と行けないあの店で 05『まちがいなく生きものがいた』いしいしんじ(小説家)

二十代から三十代にかけて、浅草から、隅田川にかかる赤い橋をわたった東側の、本所吾妻橋に住んでいた。年号は平成に変わっていたが、いまだ昭和、東京の匂いが、色濃く残っているように思った。当時まだ珍しかった、高層公団マンションの十七階。日が暮れて帰り着くと、ドアの前にホームレスのおっさんが座って待っていたり、あるいは、勝手に部屋にはいりこんだイラン人四人が、ペルシア語のビデオを見たりしていた。鍵をかけると絶対外でなくすのでかけたことがなかったのだ。食事はほぼ百パーセント外食だった。武闘派のオヤジがやっている鰻屋、夏は冷やし中華しか出さない中華屋、鉄板で唾を焼きつつ喋りまくる店主のもんじゃ屋。吾妻橋界隈はいろんな意味で濃厚な料理屋が多かった。

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book

健全な本づくりとは――インド・タラブックスの挑戦

先週、告知で小さくお知らせしたが、いま東京・板橋区立美術館でインドの出版社タラブックスの展覧会が開かれている。『世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦』と題されたこの展覧会は、12月22日には皇后さまが訪れたこともニュースになった。このメルマガで、皇族が観賞するような展覧会を扱うのは、もしかしたら初めてかも・・・。タラブックス展は開幕前から気になっていたが、正直言って行くのを迷ってもいた。見てしまったら、あんなふうに手作り本をつくりたくてたまらなくなるだろうし、それはいま僕が進もうとしている本づくりとはずいぶんちがう方向だと思ったから。でも、もちろんこの展覧会は、どんなかたちでも本づくりに、いや物づくりに興味ある人間にとって、最高度に刺激的な体験になってくれる。

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travel

地図にない街 釜ヶ崎 Vol.2 釜ヶ崎の食(文章:水野阿修羅 写真:ケイタタ)

今回のテーマは「釜ヶ崎の食」。もう、精神的にも物理的にもお腹いっぱいになりすぎて吐きそうになるかもしれません。体調がよろしい時にお読みください。それでは行ってみましょう。Google Mapのおまけつきです。

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travel

ROADSIDE CHINA 中国珍奇遊園地紀行 02 海南省(写真・文:関上武司)

大家好!(中国語で皆さん、こんにちは!) 軟体トラベラーの関上武司です。寒い日が続きますので、今回は冬でも暖かい海南省のお話をしたいと思います。海南省はもともと広東省に属していた島でしたが、1988年に省に格上げされました。中国の最南部の省でもあり、ベトナムとも近く、省内の三亜市は『中国のハワイ』といわれるほど冬でも温暖です。昔は流刑地でしたが、最近は中国の大気汚染もひどくなってきている影響で「肺をきれいにする旅(洗肺游)」の旅行先として、新鮮な空気を求める中国人旅行客が大勢訪問します。

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travel

Back in the ROADSIDE USA 63 Hobo Museum, Britt, IA

2017年7月5日号で紹介した驚異の宗教空間『グロット・オブ・リデンプション』があるアイオワ州ウェストベンドから30分足らず、ハイウェイ18号線沿いに現れ消える小さな町のひとつがブリット。2、3分で走りすぎてしまうようなサイズだが、年にいちど開かれる『ナショナル・ホーボー・コンベンション』の開催地として知られている。なにしろはじめて開催されたのが1974年というから、かなりの歴史を誇るイベントだ。貨物列車に只乗りしてアメリカを北に南に、東へ西へと流れつづけたホーボーは、アメリカ人にとってある種のロマンチシズムを喚起させる存在だった。

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2017年12月27日 Vol.289

travel

動物王国の「時間よ止まれ!」

薄暗い研究室の棚に並ぶホルマリン漬けの生きものや骨格標本・・・というのがかつての生物学のイメージだったかもしれないが、21世紀のいまはバイオテクノロジーの時代。19世紀的な博物学の香気はもはや過去の遺物となって久しい。各地の大学や病院では時代遅れになった標本類の処分に困って、廃棄処分されてしまうこともあるという。そうした標本類を引き取って展示している博物館があると聞いて、さっそく足を運んでみた。グラント博物館――正式名称をThe Grant Museum of Zoology and Comparative Anatomy=グラント動物学・比較解剖学博物館という、ロンドン大学に付属する研究施設である。

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food & drink

Neverland Diner 二度と行けないあの店で 04『もう二度と味わえない、思い出の「1セット」』パリッコ(ライター)

「酒場ライター」なんて肩書きで、お酒や酒場についての原稿を書いて生活させてもらえるようになった現在の状況、そうなるまで、目指したことも、考えたことも、一度もありませんでした。全てはなりゆき。が、酒を飲むことが人一倍好きだという自負は、酒の味と楽しさを覚えて以来全く変わりません。一風変わった音楽を作ったり、漫画を描いたりといった活動をもう20年近くも続けているので、そういう分野から知ってくれた人は当然、僕のことをいわゆる「サブカル」に属する人間だと判断するでしょうが、自分には何かのジャンルに対する深い造詣もなければ、リスナーや読者としての人並み以上の情熱があるわけでもない。しかし、こと「飲酒」に関してだけは、心の底から好きだと断言できる。未知の酒場に入る前の無上のワクワク感。新しい飲み方を思いついた時の異常な興奮。まさに、人生を捧げて惜しくないと思える唯一のジャンルが、自分にとっての酒なのです。

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ディープ・コリアふたたび 11 ソウル~清州(画・写真・文:幻の名盤解放同盟)

日本で大韓民国の話をするとき全羅南道から入る人はほとんどいない。一極集中しているのは日本人の認識も同様であると、ずいぶん長い間感じてきたが、21世紀に入ってそれはより強くなったんちゃう? と思うのだがそもそも他の国に対する場合も似たりよったりなのだろうとは思えるくらいに我々も年をとってはいる。しかしまあそのなんだなあ、この『ディープ・コリア』観光30周年記念再訪の旅(以下デコ30)も3回目にしてソウルに足を踏み入れることになった。

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案山子X 43:かかし制作記、第45回上下かかし祭(広島)(写真・文 ai7n)

日本で大韓民国の話をするとき全羅南道から入る人はほとんどいない。一極集中しているのは日本人の認識も同様であると、ずいぶん長い間感じてきたが、21世紀に入ってそれはより強くなったんちゃう? と思うのだがそもそも他の国に対する場合も似たりよったりなのだろうとは思えるくらいに我々も年をとってはいる。しかしまあそのなんだなあ、この『ディープ・コリア』観光30周年記念再訪の旅(以下デコ30)も3回目にしてソウルに足を踏み入れることになった。

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travel

Back in the ROADSIDE USA 62 Mueseum of Religious Arts, Logan IA

ミズーリ河を挟んだ2大都市カウンシルブラフスとネブラスカ州オマハに近い、アイオワ州ローガンの町はずれ(人口1454人/2016年)。見渡すかぎりのトウモロコシ畑の中に、真新しい倉庫風の建物がある。これが1995年にオープンしたミュージアム・オヴ・レリジャス・アーツ。その名のとおり、キリスト教にまつわるさまざまな収集品を展示する、私設の宗教美術館だ。ミュージアムを設立したのはローガンの住人、ポール・ローヴェル。敬虔なカトリックだったローヴェルは、アイオワやネブラスカの古いカトリック教会が次々と姿を消していくのを惜しみ、私財を投じてこのミュージアムを設立した。

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travel

幼児に還るお正月@八潮秘宝館

秘宝館の絶滅を嘆くひとは多いけれど、「なら自分でつくればいいじゃん!」という単純明快な真理に則って、自宅を秘宝館にしてしまった兵頭喜貴の『八潮秘宝館』。すでに本メルマガではおなじみだが、その「第5回一般公開」が年明け1月1日元旦!より約1ヶ月間(仕事が休みの日のみ)、にわたって開催されることが決定した。今回のテーマは『幼児プレイルーム・未熟園再稼働』・・・かつて高円寺でひっそり営業していた伝説の幼児プレイルームを、「独自解釈で再現し、再稼働させる」という、これまでに増してビザールな試みとなる。ロードサイダーズ読者に「幼児プレイ」をどう説明したらいいのか・・・僕自身よくわかってないので、プレイルーム「未熟園」営業時に見学の経験を持ち、その閉店にも立ち会った兵頭館長に、僕ら初心者のための解説をお願いした――。

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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