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2019年03月13日 Vol.347

food & drink

Neverland Diner 二度と行けないあの店で 特別編 スナックの灯よ 闇夜を照らせ ―― 被災地スナックめぐり

2011年3月11日の東日本大震災から8年経って、いまだに5万人以上のひとが故郷を離れて避難生活を送っている。震災はまだぜんぜん、歴史上の出来事じゃない。 あの日、揺れが収まって被害のすさまじさがだんだん明らかになってきたときから、こういう仕事をしているものとして、被災地に行くことを考えない日はなかった。でも、マスコミのあとを追っかけて嘆き悲しみ怒りに震えている人々のただなかに土足で踏み込んでいくのも、異様に美しく見えてしまうに決まっている破壊された風景を撮影するのも嫌だった。ようやく重い腰を上げて被災地に初めて足を踏み入れたのは6月になってから。週刊朝日の記者と連れ立って、「被災地のスナックをめぐってみよう」という企画を立てたのだった。またそんなことを・・と笑われもしたけれど、それは僕なりに真剣に向き合った取材だった。 今週の「二度と行けないあの店で」は特別編として、あのとき通って取材した記事を、写真も増やして再録させていただく。訪れた店がいまも営業中なのかは、調べていないのでわからない。なくなってしまった店も、いまも元気に盛り上がっている店もあるだろう。でも、あのとき飛び込みの、それも東京からちょこっと訪れただけの取材記者にうんざりしていたにちがいないのに、あたたかく迎えてくれたママさんや常連さんと過ごした時間は、僕にとってかけがえのない記憶だ。その思いのカケラだけでも伝わってくれたらうれしい。

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book

圏外でつながった地下台湾

「旅」と言うのがおこがましくて「出張」と言ってしまうのは、たいてい取材したい場所やひとがいくつか事前に決まっているからだけど、今月初め台北にいたのは「Perfumeのライブに誘われたから」というぜんぜん取材じゃない目的だった。たまには事前になにも調べずぶらついてみようと、ちょっと長めに台北のホテルを取って出かける少し前に、出版社の担当編集者から「なんか『圏外編集者』が誠品書店の書店員大賞みたいなのに内定したらしいですよ」と聞かされたが、まさかねと思って確かめもしなかった。本好きのひとならご存じだろうが、誠品書店は台湾の大手書店チェーン。書籍のほかにセレクトショップ的な機能があって、超高層ビル台北101のそばにある本店は24時間営業ということもあり、観光客にもおなじみ。代官山をはじめとする蔦屋書店の展開も、かなり誠品の影響を受けているはずだ。今年秋には東京日本橋にも初出店するらしいが、僕も台湾に通い始めたころから大好きだった書店に選んでもらうなんて、もしほんとうだったらうれしいけど・・と半信半疑で本店に行ってみたら、レジ脇に小さなコーナーができていた!

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travel

パーフェクト・セレクトショップ・イン・台湾(写真・文:スナック・アーバンのママ)

暇さえあればどこかに行きたいと思っているのだけど、じゃあ、旅先で何をするかというと、ここ数年は東南アジアに多いアルミのベコベコの食器、ホーローやメラミンで作られた屋台食器、特に最近はメイドインチャイナと書かれた古い家庭用食器を探しあるいている。なんだそれは・・・、というわけで写真に撮ってみました、こういうやつです! たまんないなあ。しかし大問題。そもそもアルミ・ホーロー・メラミンは永遠に壊れない(割れない)エターナル素材なんだということに業者がようやく気づき(遅い笑!)、「だからみんな買い換えないんだ!」と最近では生産も減少してガラス製品に変わっているそう・・・シクシク。そして世の中からどんどん必要されなくなった愛しい食器たちは、都市部のスーパーではなかなか見つからない孤高の存在に・・・シクシク。だからわたしは、わざわざ数時間をかけて郊外の超ローカルな日用品店まで出かけ、奇跡的に品揃えがよかったら爆買いするしかないという状況におかれております(涙)。もし同好の士がいたら情報交換したいです、連絡ください!!

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travel

Back in the ROADSIDE USA 100 Devil's Rope Museum, McLean, TX

いにしえのルート66沿いに残る、ロードムーヴィーそのままのように美しく寂れた町、テキサス州マクリーン。5分も走らないうちに通りすぎてしまうようなサイズだが、町の中央に小さいながらユニークな博物館がある。『デヴィルズロープ・ミュージアム』は、入口にモニュメントのように飾られた巨大な「鉄条網の球」が目印。デヴィルズロープとは、鉄条網の別名なのだ。開拓時代、牧場主とカウボーイたちにとって、鉄条網は非常に大事なものだった。この博物館には、アメリカ南部、西部の開拓と運命をともに歩んできた鉄条網が、およそ2,000種類も展示されていて、鉄条網ファンにはたまらない〈そんなひと、いるのだろうか)。

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music

旅する少女歌劇団を探して

「日本少女歌劇団」あるいは「日本少女歌劇座」と銘打たれた謎の元祖アイドルに魅せられた鵜飼さんの長い探索は、2016年2月に奈良県大和郡山で開催された『日本少女歌劇座展』に結実し、そのいきさつは本メルマガの同年2月24日号「旅する少女歌劇団」に寄稿していただいた。 見世物小屋や大衆演劇の研究家である鵜飼さんの少女歌劇団調査はその後も続けられて、今月19日から宮崎市で新たな展覧会『旅する少女歌劇団 日本少女歌劇座展』が開催される。なぜ宮崎かといえば、大正10年に生まれた「日本少女歌劇(団)」が昭和11年に宮崎市内に劇場を開場し、戦前から戦後の昭和30年代初めまで、宮崎ではお正月の風物詩としておなじみの存在であったからだ。 少女歌劇(団)が誕生した大正10年から、全国巡演の時代とトップスターの出現、さらに少女歌劇の生みの親にして、戦前戦後の政治裏面史にも顔を出す謎多き人物・島幹雄のプロフィールまで、これまでほとんど知られることのないままでいた「旅する少女歌劇団」を振り返る、本展は貴重な機会になるはずである。

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2019年03月06日 Vol.346

food & drink

Neverland Diner 二度と行けないあの店で 57『ハマーの味』大井由紀子(編集業)

初めての台湾行きは「牯嶺街少年殺人事件」のリバイバル上映を観たあとだから、確か1998年。隣町に行くくらいの気軽さで台湾に通い始めてからは12年ほどになる(ここ数年は手元不如意と円安も手伝ってそうもいっていられないが)。もっと頻繁に台湾に渡り、より深くかかわっている人は身近にもたくさんいる。私はこの間、一貫して旅行者だった。中国語も情けないほどに上達していない。

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travel

香港団地宇宙

ニューヨーク以上に「窓からいろんな人生が覗ける場所」があるとしたら、それは香港だろう。異常なまでの高層ビルや住宅が、異常なまでに肩を寄せ合いひしめくさまを、他人はどう思うか分からないが、僕にとってそれはなにより楽しく興奮させられる光景だ。窓の外に美しい自然が広がる場所よりも、はるかに。世界で1、2を争う人口過密な都市である香港は、ありとあらゆる生態の世界有数に過密なコレクションでもあるのだし。『TOKYO STYLE』みたいな『HONG KONG STYLE』ができたらなあと思ったこともあったけれど、それは僕の役割ではないだろう。街をぶらぶら、ホテルの部屋でだらだらしながら向かいのビルの窓の中を覗いているだけで僕は楽しいが、香港のふつうの暮らしって、いったいどんな感じだろう。そう思っていたら、『メイホーハウス生活館』(Heritage of Mei Ho House)という「香港の団地の暮らし博物館」があるのを知った。

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art

波磨茜也香のおんなのこ散歩 第2回 モーニング娘。と性癖の扉

小さい頃、私は自分の好きなモノやコトを人に話すことが恥ずかしくて恥ずかしくて、モジモジしてしまう女児でした。家族や親戚にも。テレビでサザンオールスターズを見た両親が「良い曲だねえ」と言ったのに、全身全霊の勇気を振り絞って「うん」と頷いたのを今でも鮮明に覚えています。多分、自分自身がガキという自覚があったのでしょう。「小学生の自分がサザン良いなんて、HOTEL PACIFICの良さわかりますなんて、恥ずかしくて言えません(でも素敵だと思います)」という気持ちで。しかし今はどうでしょうか、股を開いてる女子をみずから進んで絵に描き、初対面の方にニコニコ説明しているではありませんか! 時の流れって残酷! モジモジ女児がどうして下ネタニコニコ女になったのか。その原因は「モーニング娘。」です。「モーニング娘。'19」では無く「モーニング娘。」。

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travel

Back in the ROADSIDE USA 99 The Nelson Museum of the West, Cheyenne / Stagecoach Museum, Lusk, WY

先週に続いてワイオミング州のオールドウェスト・スポットをご紹介。シャイアンといえば自動的に思い出すのが西部劇だ。開拓時代のカウボーイ・タウンの賑わいと、牛成金たちの華麗なライフスタイルの余韻が、いまだ町のあちこちに残っている。歴史的建築物が並ぶダウンタウンの一角にあるのがネルソン・ミュージアム・オヴ・ザ・ウェスト。弁護士であり、熱心な狩猟家でもあったロバート・ネルソンのコレクションを一同に展示した、その名のとおり西部劇の世界を実物で味わえる、ウェスタン・ファンにはたまらないミュージアムだ。

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2019年02月27日 Vol.345

food & drink

Neverland Diner 二度と行けないあの店で 56『再築される愛憎』理姫(歌手 アカシック/ボーカル)

帰ればいいのに、私達にも一応明日があるんだから。って、明日っていうかもうこの後だよ。あ、やばい、ちょっとメンバーに電話するから待って。もしもし?いぇーい!ごめん、ちょっとマジ飲みすぎちゃったわ! このように私は自らがボーカルを務めるバンド、アカシックのリハーサルをお酒のせいにしてよくサボっていました。サボったっていうか、気がついたら行けなかったのです。

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photography

ラブドールが見た夢

「人間ラブドール製造所」という奇妙な写真撮影サービスがあると知ったのは半年ぐらい前のこと。すでにいくつものメディアが取材しているが、そのサービスを運営しているのが女性2名ということを知って、男である僕はよけいこころ乱された。ラブドールとはそもそも男の性欲に奉仕する機械なのに、そういう「もの」になりたい女たちがいて、それを生み出すのもまた女であるという、考えようによっては観念的淫蕩の極致(三島いわく)でありながら、その退廃の香りと、報道やwebサイトで見る「作例」の明るさが、なんだかしっくりこない。エロだけどいやらしくはなくて、でも健全とも言いがたい・・・そういう世界観がどのように生まれるのかと思っていたときに、縁があって運営のおふたりと会うことができた。「では製造所にいらっしゃい」と許されて向かった先は、東大阪・河内花園という「なにしてけつかんじゃい!」的濃厚河内文化の中心地。住宅街の片隅にその「人間ラブドール製造所」はあるのだった。

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travel

案山子X 53:やぶ塚かかし祭り(群馬)(写真・文 上迫愛)

こんにちは。上迫愛です。今回は群馬県太田市藪塚町のやぶ塚かかし祭りを紹介します。太田市は群馬県の南東部に位置する、自動車製造を中心とした工業都市です。人口約22万人で、群馬県内で高崎市、前橋市についで3番目に多い人口です。かかし祭りが開催される藪塚は太田市の北部にあり、豊かな自然や広大な田畑が残る町です。肝臓の働きを活発にさせるという藪塚温泉があり、祭の会場である三島神社公園の近くには「やぶ塚温泉郷」という小さな温泉街があります。2016年10月に「第33回 やぶ塚かかし祭り」を訪れました。

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travel

Back in the ROADSIDE USA 98 Old West Wax Museum / Safari Club Restaurant, Thermopolis, WY

ワイオミング中部のサーモポリスは、「テルメ」(温泉)と「ポリス」(市)が合わさってできた名前が示すとおり、温泉で成り立っている町。熱海みたいなもんでしょうか。摂氏50度以上の温泉が毎分9700リットルも湧き出す巨大な湯池を囲むように公園が整備されていて、州営の無料公衆浴場(露天風呂つき)も一年を通して開いている。ちなみにワイオミングにはもう一ヶ所、サラトガに公営無料温泉があって、こちらは無料の上に24時間オープンなので、温泉マニアはチェックしておきたい州かもしれない。

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art

藤倉麻子@PHENOMENON: RGB

2018年8月22日号「デジタルな虹の彼方に」で紹介した映像作家・藤倉麻子。彼女が参加するグループ展『PHENOMENON: RGB』が3月11日までラフォーレ原宿で開催中だ。ファッションやグラフィック・デザインなど、現代美術の枠組みの外側を活動場所にする表現者も含め、「RGB」をテーマに作品を展開する。藤倉さんは「旧作と新作をつないだ作品」だそう。

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)

プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。

これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。

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ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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