全777ページ驚異の電子画像集『秘宝館』好評販売中!


「秘宝館」表紙


サンプル版PDF(67.6MB)


ROADSIDE LIBRARY vol.001 秘宝館:

PDFフォーマット 全777ページ 1.8GB
ダウンロード版 2,000円(税別)
特製USBメモリ版 3,500円(税別)+送料360円 ※売り切れ

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『ROADSIDE LIBRARY』は週刊メールマガジン『ROADSIDERS’ weekly』から生まれた新しいプロジェクトです。2012年から続いているメールマガジンの記事や、その編集を手がける都築響一の過去の著作など、「本になるべきなのに、だれもしようとしなかったもの」や、品切れのまま古書で不当に高い値段がついているものを中心に、電子書籍化を進めていきます。

電子書籍といってもROADSIDE LIBRARYは、Kindle、kobo、iBooksなどの電子書籍用の専用デバイスや読書用アプリケーションに縛られない、PDF形式でのダウンロード提供になります。なのでパソコン、タブレット、スマートフォン、どんなデバイスでも特別なアプリを必要とせずに読んでいただけます。コピープロテクトもかけないので、お手持ちのデバイス間で自由にコピーしていただくことも可能です。

いまだに発展途上にある電子書籍では、さまざまなデバイスやフォーマットが乱立しています。本を読む前に、まずアプリをダウンロードしなくてはならなかったり、「印刷本のようにページがめくれる」というような無用の仕掛けのためにデータが重くなったり、プロテクトをかけることによって友人にプレゼントすることもできなかったり。ある意味では読者を自分たちのシステム内に囲い込もうとする、電子書籍業界のやりかたに深い疑問を抱いたことが、「PDFでのダウンロード販売」というかたちの選択に結びつきました。

これまでずっと本を作ることを仕事としてきたのですから、「印刷本の存在感」に愛着がないわけはありません。精緻な印刷で豪華大判作品集にできたらという思いが消えることはありませんが、経済的な問題はもちろん、そのような「願望」よりも、「いま出さねば!」という切羽詰まった思いのほうがはるかに強くなったことが、電子書籍の自費出版に踏み切ることになった最大の動機です。それだけ、いまの出版業界で「好きな本を好きなようにつくる」ことが困難になった、ということでもあります。

いま、写真家のほとんどはフィルムでなくデジカメで撮影しているはずです。カメラのディスプレーで画像を確認し、そのデータをパソコンにコピーして調整して仕上げる。言ってみればモニター上の画像が、作家にとってのオリジナルであり、それを四色分解して紙に印刷するのは、どれほど高精度なオフセットであっても、劣化コピーにすぎません。文章も同じこと。文筆業にたずさわるほとんどの人間が、もはや原稿用紙に手書きではなく、パソコンのワープロやテキストエディターで文章を書いているでしょう。ですから撮影者であれ、書き手であれ、もっとも作者に近づけるのは印刷というプロセスを経た紙上ではなく、ディスプレー上であるとも言えます。

メールというかたちで直接お届けするROADSIDERS’ weeklyとまったく同様に、ROADSIDE LIBRARYは出版社も印刷所も、取り次ぎも書店も、電子書店すら介さずに、作り手と読み手を直接に結びつける試みです。印刷することもなく、中間業者もなく、配送費すら必要ない――それが、できるかぎり制作費を安く抑え、世界のどこでも同じ値段で購入できることにつながります。

すでに創刊5年目に入り、200号を越えたいまも毎週ぎりぎりで発行し続けているROADSIDERS’ weeklyのように、ROADSIDE LIBRARYも完全な「手作りデジタル本」として、なんとか冊数を重ねていきたいと願っています。どんなペースで発行していけるのか、まだまったくの未知数ですが、メールマガジンと同様、とうてい一冊の印刷本には収まらない「データの大海」を楽しんでいただけたら幸いです。
(『秘宝館』巻末より)


『秘宝館』全ページ、超高速プレビュー!

1993年頃から去年あたりまで、もう20年間以上も秘宝館の取材を続けてきて、これまでに撮影した秘宝館は北海道から九州嬉野まで11館になります。そのうち、いまも残っているのは熱海秘宝館と、伊香保女神館の2館にすぎません。

書籍としての写真集では、当然のことながら膨大なカットのうち、ほんの一部しか掲載できませんでしたが、今回は電子版ということで、これまで断腸の思いで落としていたカットも一挙収録。『秘宝館』は全777ページという、印刷ではとても望めないボリュームのデジタル写真集になりました。もちろんオールカラー。しかも! そのすべてのカットがかなりの拡大に耐えられるような、通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータなので、気になるディテールがあればクローズアップしてご覧いただけます。

秘宝館の取材に通ったのは1990年代が多く、つまりその多くはフィルムでの撮影でした。なので今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した、音楽でいえば「オリジナル音源からのリマスター」。すでにある書籍をデジタル・フォーマットに流し込む、通常の電子書籍とはまったく異なるプロセスで制作されています。

僕自身の単行本でも、最近は『ヒップホップの詩人たち』から『圏外編集者』まで、出版社ごとに電子書籍版が販売されるようになってきましたが、そのすべてはテキスト中心の書籍でした。ロードサイド・ライブラリーはあくまでも画像中心で、それも現在の電子書籍の常識をはるかに超える高解像度。なので必然的に一冊のデータサイズも巨大になっています。

いま、僕らが読んでいるふつうの電子書籍は、小説だと1.5MBかそこら、長い漫画でも100~200MBほどです。今回の『秘宝館』は777ページで約1.8GB! メガじゃなくてギガ! つまりふつうの電子書籍の百~千倍くらいのボリューム! 当然ながら、こんな常識外れの「電書」を扱ってくれるオンラインブックストアは世界中どこを探してもありえないので、ロードサイド・ライブラリーは特設ウェブショップからの直販だけで、当面スタートします。また、今回は特に第1号記念として、特製のかわいいUSBメモリもご用意しました。



キーホルダーとしても利用可能! 真ん中を押すとライトが光ります。

ROADSIDE LIBRARY vol.001 秘宝館:

PDFフォーマット 全777ページ 1.8GB
ダウンロード版 2,000円(税別)
特製USBメモリ版 3,500円(税別)+送料360円 [ISBN:978-4-9910880-0-1]

目次:
イントロダクション『秘宝館の記憶』
北海道秘宝館
野生の王国・東北サファリパーク
HIHOKAN 夢
伊香保 命と性ミュージアム 女神館
鬼怒川秘宝殿
熱海秘宝館
元祖国際秘宝館
元祖国際秘宝館鳥羽館・SF未来館
お山公園
別府秘宝館
嬉野武雄観光秘宝館
ROADSIDE LIBRARY 発刊にあたって

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY
天野裕氏 写真集『わたしたちがいたところ』
(PDFフォーマット)

ロードサイダーズではおなじみの写真家・天野裕氏による初の電子書籍。というか印刷版を含めて初めて一般に販売される作品集です。

本書は、定価10万円(税込み11万円)というかなり高価な一冊です。そして『わたしたちがいたところ』は完成された書籍ではなく、開かれた電子書籍です。購入していただいたあと、いまも旅を続けながら写真を撮り続ける天野裕氏のもとに新作が貯まった時点で、それを「2024年度の追加作品集」のようなかたちで、ご指定のメールアドレスまで送らせていただきます。

旅するごとに、だれかと出会いシャッターを押すごとに、読者のみなさんと一緒に拡がりつづける時間と空間の痕跡、残香、傷痕……そんなふうに『わたしたちがいたところ』とお付き合いいただけたらと願っています。

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ROADSIDE LIBRARY vol.006
BED SIDE MUSIC――めくるめくお色気レコジャケ宇宙(PDFフォーマット)

稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。

1960年代から70年代初期にかけて各レコード会社から無数にリリースされ、いつのまにか跡形もなく消えてしまった、「夜のムードを高める」ためのインスト・レコードという音楽ジャンルがあった。アルバム、シングル盤あわせて855枚! その表ジャケットはもちろん、裏ジャケ、表裏見開き(けっこうダブルジャケット仕様が多かった)、さらには歌詞・解説カードにオマケポスターまで、とにかくあるものすべてを撮影。画像数2660カットという、印刷本ではぜったいに不可能なコンプリート・アーカイブです!

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ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)

プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。

これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。

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ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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