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2017年01月25日 Vol.245

travel

君よ知るや北の国――ラトヴィア・リーガ紀行1

イスタンブールを南の「アジアとヨーロッパの結節点」とするならば、東と南にロシア、北に北欧、西に西欧と隣接するバルト3国は「ロシアとヨーロッパの結節点」と表現できる。この正月はラトヴィアのリーガに行ってきた。北からエストニア、ラトヴィア、リトアニアと並ぶバルト3国のうち、ラトヴィアの首都であるリーガは3国で最大の都市。旧市街はまるごとがユネスコの世界遺産に指定されている観光地としても名高い・・・昼でも零下20度ぐらいになる厳冬期に、わざわざ観光に行くもの好きは多くないけれど。

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design

絶滅サイト 12「カイトと散歩」~「日本女子の髪型の歴史」(文:ハマザキカク)

いつどこで何発の花火が打たれてるのかを網羅――『花火大会データベース』(2005年~2009年 運営期間4年 絶滅期間10年)/日本全国のいつどこで花火大会が開催されているかを紹介したサイト。しかしこれは一見、何か人間の手で構築されたものではなく、機械的なbotの様なもので収集されたのかと勘ぐってしまうほど、無味無臭のサイト。トップページには各地域の花火大会の「名称」「時刻」そして「詳細が載っているだけ。また頭には日本全国の簡易地図が掲載されていて、そこからも飛べる様になっていた様だ。各花火大会の「詳細」に飛ぶと「開催日」や「玉数」「会場名」「交通」といった細かい項目も。「玉数」は門外漢からすると全く目安が検討も付かないが、ざっと見た限り少ないのは1000発で多いのになると2万だった。

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lifestyle

圏外芸能人 vol.02 ナンセンスフォークの王様は今~南雲修治という生き方~(写真・文:菅原養史)

「♪ホンジャマ ホンジャマ ・・・・ わが身に春が 訪れてから やたらと行きたい女風呂 とにかく行きたい女風呂 粋な芸者の姉さんの 背中流してあげたいの」――軽快かつ軽薄なリズムに合わせてまるで銭湯の湯船に浸かっているようなイイ~湯加減の歌詞で始まるこの歌は昭和45(1970)年、デビュー間もない無名歌手が作詞作曲歌唱をして、何かの間違いでスマッシュヒットをしてしまった。オリコンチャート初登場76位、売り上げは公称45000枚。翌年にはこの歌を元に、『いちどは行きたい女風呂』という映画が日活で作られることになる。このシンデレラボーイは当時23歳の大学1年生(!)。その頃のフォーク歌手といえばベルボトムのジーンズを履き、汚いTシャツを着て長髪姿で反戦やら愛だの恋だのをギター片手に歌うのが主流だった。そこへ突如として現れた黒縁眼鏡に角刈り頭、スラックスを履いた野暮ったい姿のこの男。歌っている内容ときたら、便所やらウンコやらバキュームカーやら女風呂やらと、スカした若者なら鼻をつまんで逃げそうな下ネタソング。三上寛や友川カズキとは一味違う、まさにアウトサイダーフォーク歌手・・・その男の名は南雲修治。かつてナンセンスフォークの帝王と呼ばれた男だ。

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travel

Back in the ROADSIDE USA 20 Porter Sculpture Park, Montrose, SD

メディカル・ミュージアムがあるスーフォールズから西へ40キロほど、見渡すかぎり牧草地が広がる州間高速90号線を走っていると、突然あらわれる巨大な獣の頭部。高さ20mあまり、鉄板を溶接したその作品の重量は25トンにおよぶという。急いで次の出口で高速を降り、空に伸びた角を目印に砂利道を走っていくと、ポーター・スカルプチャー・パークの入口が見えてきた。「美術を習ったことはない」という独学の彫刻家ウェイン・ポーターが、独力で築き上げたこのユニークな彫刻公園。入場料を徴収する小屋から出てきた作家本人が、広い野原をいっしょに歩きながら、緑の上に点々と散らばる作品をひとつずつ解説してくれる。

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2017年01月18日 Vol.244

photography

菊地智子が歩くチャイニーズ・ワイルドサイド vol.1 重慶と夜のクイーンたち(写真:菊地智子 インタビュー:茅野裕城子)

菊地智子さんは1973年生まれ、武蔵野美術大学空間デザインかを卒業したあと、香港を経て1999年から北京に在住というから、もう17年間も北京をベースに写真を撮っていることになる。2006年からドラァグクイーンの撮影を始め、そのシリーズ『I and I』で2013年には第38回・木村伊兵衛写真賞も受賞した。年末から今月にかけて一時帰国した菊地さんにお願いして、ロードサイダーズ・ウィークリーではこれから数回にわたって、菊地智子によるドキュメンタリー・シリーズをお届けする。掲載は不定期になってしまうが、とりわけ隣国であるこの国では、予断と偏見に満ちたイメージばかりが先行する、中国という巨大な国家の「もうひとつのリアリティ」を知っていただけたらうれしい。その第一弾となる今回は、『I and I』のテーマとなった、重慶を中心とする中国全土のクイーンたちをめぐるドキュメンタリーをお見せする。聞き手は、かつて僕自身の中国珍スポット取材を手伝って、重慶にも同行してくれた小説家・茅野裕城子さんにお願いした。写真作品とインタビューが織りなす物語を、じっくりご覧いただきたい。

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art

「媚び」の構造

異常な絵を見た。『萬婆羅漢図』と題されたその絵は、一見よくある羅漢図なのだが、よく見ると羅漢さまたちの足下には5人ほどのマンバギャルが群れている。マンバだから「萬婆」。マンバたちはガラケーの画面を羅漢さんに見せたり、脱色した髪にコテを当てたり、マックシェイクを地面に置いてタバコを吸ったりしていて、仙境と渋谷センター街が合体した趣でもある。そして不思議に違和感がない。日本的な羅漢図の持つデコラティブな画面と、マンバのデコラティブな存在感が、ひとつのイメージに統合されているからだろうか。作者の近藤智美(こんどう・さとみ)さんは自身がもともとマンバで、引退後はキャバ嬢から「軟禁経験」などを経て、独学で展覧会を開くようになったアーティストと聞いて、ますます興味をひかれ、新宿歌舞伎町そばのアトリエにうかがわせてもらった。

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travel

案山子X 35:青木地区かかし祭(鹿児島)(写真・文 ai7n)

こんにちは。ai7n(アイン)です。今回は鹿児島県出水市野田町青木地区のかかし祭を紹介します。出水市ツル観察センターから7キロ程の場所にある野田町青木地区では、毎年9月に地元の方によるかかし祭が開催されています。青木地区は水田農業地帯であり、平成10年に大型農業機械を地域で共同購入した記念事業としてかかし祭が始まりました。水田にかかしを復活させる目的と、地域住民の交流活動の一環として毎年開催されています。地元の新鮮な野菜や果物等を販売する「青木の茶屋」近くの田んぼの中に農道があり、約700メートルにわたりかかしが展示されていました。100戸程の住民の方が廃材等を利用してかかしを作り、2015年は48体のかかしが立ち並びました。

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art

上野と木場で展覧会めぐり

派手に宣伝されているわけではないけれど、見逃しておきたくない展覧会をふたつ、急いで紹介しておきたい。まずは来週27日から29日にかけての週末3日間だけ、上野の東京藝大キャンパスで開催される『LANDSCAPE』展。ランドスケープ=風景をテーマに、今日的なランドスケープのありようを探るグループ展として2016年から北九州のギャラリーSOAPを皮切りに、中国の合肥、上海、バンコクと巡回して開催された『ホテルアジアプロジェクト:ランドスケープ』展と連動した企画。もうひとつご案内したい展覧会は、東京都現代美術館に近い木場のアース+ギャラリーで開催中の『尾角典子展 The interpreter』。尾角典子(おかく・のりこ)は長くロンドンを拠点に活動するアーティスト。2015年にイギリス中部の都市ダービーに招待されて制作したシリーズが、今回展示されている『The interpreter』だ。

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Back in the ROADSIDE USA 19 George S. Eccles Dinosaur Garden, Ogden, UT

迫害を受けたモルモン教徒たちが苦難の道程を経て、ユタ州に移民してきたのは1847年のこと。日本では江戸末期、黒船が現れる直前という時代で、それから現在まで、たった170年ほどしか経っていない。純白の大地が見渡すかぎり広がるグレート・ソルトレイクの奇観から、パークシティに代表される全米最良のスキーリゾート、南部の広大な国立公園群まで、これほどバラエティに富んだ自然を抱く州は、他に例を見ないだろう。農業、鉱業、それに航空・軍需産業が伝統的に盛んだったユタ州だが、いまや観光ビジネスがトップに躍り出る勢い。アメリカ屈指の人気観光スポットなのだ。

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2017年01月11日 Vol.243

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シーガイアと高鍋大師の宮崎を訪ねて

先週号でお伝えした、みやざきアートセンターでの生頼範義展を見た翌日、夕方の飛行機までの数時間、宮崎県内を少しだけ回ってみた。展覧会場で出会った地元新聞の記者さんに「シーガイアのオーシャンドームもいよいよ取り壊しです」と教えられて、それまで思い出すこともほとんどなかったのに、急に見ておきたくなって、レンタカーを探して走り回ってみたのだった。もう忘れてしまったひとも多いだろうか、シーガイアはバブル期の日本で生まれた数々の巨大開発のうちでも、最大級のプロジェクトである。宮崎市のビーチフロントに高層ホテル、国際会議場、ゴルフコースなどを備えた総合リゾートとして1994年に開業。なかでも、すぐ目の前が海なのに全天候型ドームに覆われた人工ビーチで一年中遊べるという「オーシャンドーム」は、ギネスブックにも認定された巨大インドア・アミューズメント施設だった。

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travel

『中国遊園地大図鑑』発刊を祝して!

元旦に送らせていただいた購読者限定プレゼント『DOMMUNE スナック芸術丸・ゆきゆきてユーロビート』、ご覧いただけたろうか。12月19日の21時から24時過ぎまで生配信した番組の直前、19時から2時間にわたって配信されたのが『中国遊園地大図鑑』。ユーロビート特集と一緒に再配信されたので、こちらも見た、というひとが少なからずいらっしゃるのでは。本来、こっちのほうが「スナック芸術丸」向きだったかもですが・・・。『中国遊園地大図鑑』は日本各地と中国の珍スポット・ハンターである関上武司(せきがみ・たけし)さんによる新刊。

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book

呉ジンカンと『キッチュ』の挑戦

呉塵罡(ゴ・ジンカン)と最初に会ったのはいつだったろう。たぶんどこかのトーク会場で声をかけられたのだったが、カジュアルな服装の参加者ばかりの会場で、ひとりだけ古風なオーバーにハット姿の長身がちょっと目立っていた。完璧な日本語を話す台湾人で、自費出版の漫画雑誌を作っていると紹介され、ふ~んと思いながら手渡された『キッチュ』というその雑誌は、「自費出版漫画」というイメージをはるかに超えた、まるで一般の商業漫画誌そのものの体裁で、こんなのをひとりで作ってるのかと、その内容よりもまずボリューム感に驚かされたのだった。

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art

アウトサイダー・キュレーター日記 24 唐崎歩美(写真・文:櫛野展正)

福岡のギャラリールーモで開催され、今年の夏に大きな話題を呼んだ展覧会『悶絶!! 桃色秘宝展』。入場無料ということもあって、SNSで評判となり、会期延長にもなったこの展覧会で展示されていたのは、エロ雑誌やエロ雑貨にピンク映画のポスターなど「昭和のエロス」だった。そうしたエログッズを収集・展示していたのが、奇書ハンターとして知られる唐崎歩美さんだ。唐崎さんは、昭和63年、北九州市小倉にある銀行員の両親の元で生まれた。

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Back in the ROADSIDE USA 18 Sioux Empire Medical Museum, Sioux Falls, SD

1803年ジェファーソン大統領は、欧州戦争での戦費調達に苦しんでいたナポレオンから、ミシシッピ河以西、ロッキー山脈にいたる134万平方キロの広大な植民地を、わずか1500万ドルで買い取った。世に名高い「ルイジアナ購入」である。これによってアメリカ合衆国の領土は一挙に倍増したわけだが、同時に「未知の地」だった内陸部を探査し、東と西海岸をつなぐルートを早急に確立する必要に迫られることになった。

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2017年01月04日 Vol.242

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ファンタジーの戦争と、現実の戦争のはざまで――生頼範義展に寄せて

年末のばたばたをやりくりして慌ただしく宮崎を訪れたのは、アートセンターで開催中の『生頼範義展III THE LAST ODYSSEY』を、どうしても観ておきたかったから。生頼範義(おおらい・のりよし)は書籍カバーや挿絵、映画ポスターなどの分野で活躍したイラストレーター。1935年兵庫県明石市に生まれ、2015年に宮崎で亡くなったばかりである。享年79歳だった。『宮本武蔵』をはじめとする吉川英治の多くの著作や、平井和正の『ウルフガイシリーズ』『幻魔大戦』、小松左京の『日本沈没』、創元SF文庫の『レンズマン・シリーズ』などの小説類がある。ジョージ・ルーカスから依頼を受けた『スターウォーズ 帝国の逆襲』の国際版ポスターや、1984年の復活以来の『ゴジラ』シリーズなど、多くの映画ポスターもある。

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築地魚河岸ブルース

いよいよ今年、もう待ったなしの築地魚河岸はどうなるのだろうか。本メルマガ2014年2月12日号『夜をスキャンせよ』で紹介した「白目写真」の沼田学による新作展が、1月6日から歌舞伎町の新宿眼科画廊で開催される。タイトルは『築地魚河岸ブルース』、築地に働く男たちを定点観測のように記録したシリーズだ。これまで築地をテーマにした写真は数えきれないほど発表されてきた。日本だけでなく、海外の写真家による写真集もたくさんある。先日も本橋成一による15年間の築地通いの成果をまとめた『築地魚河岸ひとの町』が日英バイリンガルで出版されたばかりだし(朝日新聞出版社)、いざ移転となればこれからもさまざまなメディアで、多くの作品が発表されていくのだろう。

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art

道との遭遇・仙台編

仙台国分町のはずれに『Holon』という小さなギャラリーがあるのをご存じだろうか。スケートボード・ショップ『gostraight』の端っこを区切ったような、廊下に見えなくもない狭小スペースだ。本メルマガでは2012年10月3日号で紹介したスケーター/グラフィティ・アーティスト「朱のべん Syunoven」が運営するこのマイクロ・ギャラリーは、2012年のオープン以来これまでさまざまに挑戦的な、非営利というより実に非営利的な企画展を開いてきた。そのholonが4年間の活動の集大成ともいうべき特別企画展『道との遭遇』を開催中だ(1月15日まで)。

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travel

Back in the ROADSIDE USA 17 Harold's New York Deli, Edison, NJ

クラブ文化が花盛りだったころ、ニューヨークでは「ブリッジ&トンネル・ピープル」なんて言葉が流行った。週末だけ、おめかししてトンネルや橋を渡ってニューヨークに遊びに来てる「お洒落を気取った田舎者」の意味で、そんな差別用語に長いこと苦しめられてきたのがニュージャージーだ。ニューヨークのとなりにありながら、東京人が言う「チバラキ」的なイモ扱いに耐えてきたニュージャージー。アメリカ全州の中で、面積が46番目なのに人口は9番目。つまり全米でいちばん人口密度が高いところだし、ニックネームは「ガーデンステート」なのに、どこへ行っても目につくのは工場と安普請の建て売り住宅と高速道路ばかり(ほんとはけっこう自然にも恵まれてるんですが)。

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ジワジワ来る関西奇行 10 奈良県吉野へ。尼僧アイドル「愛$菩薩」(あいどるぼさつ)に会いに行く(写真・文 吉村智樹)

今回は関西を拠点に活躍する、ひとりの異色アイドルを紹介したい。異色アイドルといっても、昨今よく採りあげられる「地下アイドル」とは違う。地下アイドルという言葉になぞらえるなら、彼女はむしろ正反対な、極楽のありかを歌う“天上アイドル”と言えるだろう。緑豊かな奈良県吉野の山あいに二十三代に渡って受け継がれる由緒あるお寺「西迎院」。こちらの女性副住職である中村祐華さん(34歳)には、実はもうひとつの顔がある。彼女は25歳で「愛$菩薩」(あいどるぼさつ)の名でデビューし活躍する本邦唯一の“現役尼僧アイドル”なのだ。

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photography

ロック・スターズ・イン・ジャパン!

『ミュージックライフ』といえばオールド・ロック・ファンは涙なしに語れない、ロック創成期から続いてきた音楽誌。1951年にスタートして1998年の休刊にいたるまで、一時は日本最大の洋楽専門誌だった。そのミュージックライフ誌の専属カメラマンを長く勤めた長谷部宏さんによる、ロック史をいろどるアーティストたちの貴重な「来日ショット」ばかりを一同に展示した楽しい写真展、『ROCK STARS WILL ALWAYS LOVE JAPAN ~日本を愛したロックスター~』が開催中だ。本メルマガでは2015年1月14日号で新宿ビームスBギャラリーでの展覧会を紹介していて(偶然にも、そのとき一緒に取り上げたのが沼田学写真展『界面をなぞる』だった)、ちょうど2年ぶりの告知となる。

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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