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2019年07月24日 Vol.365

food & drink

Neverland Diner 二度と行けないあの店で 74『戦争オカマについて』茅野裕城子(作家)

海外から来ている友達から、どうしても行ってみたいというリクエストでもない限り、わたしは普段、新宿二丁目のゲイバーに飲みに行ったりすることはほとんどない。80年代、中上健次さんが元気だった頃は、二丁目の角にあった西武門(にしんじょう)という沖縄料理屋に時々呼び出されて、一時間二時間と大幅に遅れてやってくる中上さんを待ちながら、わたし以外誰も客のいない店内で、「日輪の翼」にでも出てきそうな従業員のおばあさんたちが、低い声で、問わず語りに身の上話などしているのを聞きながら、つき出しの豆腐の上に小魚が五つ並んでいるものを、これは一体どういう食べ物なんだろうか、とずっと眺めていたりした。が、二丁目の端っこにあったとはいえ、西武門はゲイバーではなかった。わたしが、今、二度と行けない店として思い出そうとしているのは、とある古臭いゲイバーなのだった。

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photography

わたしのからだは花の器

去年9月に東京藝術大学大学美術館で開かれた展覧会「台湾写真表現の今〈Inside / Outside〉」で出会った、台北の若い写真作家・許曉薇(シュウ・ショウウェイ)の『花之器』に衝撃を受けてから、まだ1年も経っていない。今年2月6日号では本メルマガに「Freestyle China 即興中国」を連載中の吉井忍さんに、台北でシュウさんを取材してもらったばかり(「緊縛する私たち」)。そのシュウさんが台北の写真ギャラリーで、初の個展を開くという。来月には大阪で、そして来年には東京茅場町のギャラリーKKAGで僕が担当する連続企画「都築響一の眼」でも登場していただく予定なので、その前にどうしても見ておきたくて、2泊3日で慌ただしく台北に行ってきた。ちょうどそのころ吉井さんも台北を訪れる予定があるというので、またもお願いして、さらにじっくりお話を伺ってもらうことに。

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design

円盤の上のヴィーナス

和物セクシー・ジャケット・アルバムのコレクションを電子書籍にまとめたロードサイド・ブックス新刊『BED SIDE MUSIC めくるめくお色気レコジャケ宇宙』を先々週号で紹介したばかりだけれど、6月末には洋楽(おもにUS)アナログ盤の「美女ジャケ」をまとめた単行本『Venus On Vinyl 美女ジャケの誘惑』が、偶然にも時を同じくして発売された。旧知の編集者の担当書籍だったが、おたがいの企画をまったく知らず、ふたりでびっくりしたのがまだ1ヶ月かそこら前のこと。『美女ジャケの誘惑』はグラフィック・デザイナーの長澤均(ながさわ・ひとし)さんによる渾身の一冊。長澤さんと言えば本メルマガでは2016年9月7日号「ポルノ・ムービーの映像美学――長澤均の欲望博物学」で登場していただいた。

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food & drink

はばたけ!宴会芸! 第2回「カッパふみふみ」(文:御手洗太)

前回ご紹介した明治の文献『宴会お座敷芸(1911)』には、日本古来の「あはれ」の精神を感じさせる演目が数多くありました。当時、宴会芸とは「喝采」を得るためのものであり、大人にとって不可欠な教養だと考えられていたことを、皆さんはすでに学んでいます。今回はその続きとして、戦後日本の宴会芸を解説して参ります。

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travel

ROADSIDE CHINA 中国珍奇遊園地紀行 14 甘粛省後編(写真・文:関上武司)

大家好!(中国語で皆さん、こんにちは!)軟体トラベラーの関上武司です。今回は甘粛省蘭州市で寒さに震えながら撮影した野良犬や巨大すぎるトランスフォーマーの頭部についてのレポートになります。2018年1月2日。この日は陝西省宝鶏市で撮影し、夜になって高速鉄道で甘粛省蘭州市の蘭州西駅に到着。冬の蘭州市は気温が-10℃以下まで下がり、私が居住する愛知県の生活圏内は雪が年に2、3回くらいしか積もらないので、寒さがこたえます。蘭州西駅から蘭州駅まで移動して、ホテルで宿泊手続きをとっていると、宿泊客が「蘭州市民は朝から麺を食べるんだって」と言っていました。湖北省武漢市の住民も早朝からソウルフードの熱干麺を食べますが、中国全体では朝から麺を食べる地域は確かに少ないはずです。部屋に荷物を置いて寒い街中へ。遅い夕食は過橋米線(雲南省名物)のお店にしました。

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2019年07月17日 Vol.364

food & drink

Neverland Diner 二度と行けないあの店で 73『永遠の21秒』豊田道倫(シンガーソングライター)

30代前半のある時期、通った喫茶店がある。学芸大学の商店街からちょっと入ったところにあったお店。マスターひとりでやっていて、カウンターが6,7席、小さなテーブル席が2つあった。小洒落た白を基調としたお店だったが、マスターは初老だけど精悍で、鋭い目をしていた。かつては映画関係の仕事をしていたと聞いた。ふっとその店に入って、独特だけど店にケレン味や棘はなく、居心地は悪くなかった。濃いフレンチコーヒーが好きになった。いつも「うちのはぬるいぞ」と言って出していた。熱くない。熱いと味が逃げるのかどうか知らないけど、ぬるいけど美味かった。

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photography

博物学と写真の邂逅

タスマニアの本でもないかとシドニーの書店をネットで探し、ホテルのそばからバスに乗っていると、中心部のハイドパーク脇、古風な建物を通りすぎた。モノクロの動物写真のような展覧会ポスターが貼ってあるのが車窓から見えて、妙に気になったので帰りに寄ってみたら、それがオーストラリア博物館で開催中の『Capturing Nature』展だった。「1857-1895 オーストラリア博物館所蔵の初期科学写真」と副題のついたその展示は、19世紀後半から終わりにかけて、つまり写真技術がガラス乾板からフィルムに移行する直前の時期に、収蔵標本を撮影した最初期の科学記録写真展なのだった。

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lifestyle

西成ガギグゲゴ「七人の侍」2 伍(写真・文:くまがいはるき)

だいたい日曜日の昼ぐらいに 彼は、訪れる 四等身程のビジュアルで、まったく歯が無い ニカ―と笑うと、何とも言えない表情になる 「今日も持ってきましたよ」だいたいがこの入りである ドン・キホーテで買った、格安の卵をその場で料理しだす 特製のたまご焼きを作ってくれる ダブルソフトのパンも買ってきて、サンドにして その場に居合わせた人達に振る舞う 「はるきさん、いかがですか?」 美味しい 本当に美味しい まったく歯が無い彼の名は、伍 毎回、たまご焼きをつくりに来る たまに、ポテトサラダを大量に仕込み持って来てくれる

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travel

案山子X 57:里山&桃太郎かかしコンクール(愛知)(写真・文:上迫愛)

こんにちは。上迫愛です。今回は愛知県犬山市桃太郎公園の里山&桃太郎かかしコンクールを紹介します。 犬山市は愛知県の最北端に位置し、江戸時代には犬山城の城下町として発展しました。犬山城の天守は国宝指定されており、歴史的な建造物も多く「尾張の小京都」と呼ばれています。犬山市の木曽川沿いにある桃太郎公園では、毎年秋に「里山&桃太郎かかしコンクール」が開催されます。桜の名所としても知られる公園の敷地内には、子宝や子供の健康を願う桃太郎神社、昭和の雰囲気が残る土産物屋や飲食店があります。

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2019年07月10日 Vol.363

food & drink

Neverland Diner 二度と行けないあの店で 72『唐揚げ塾』ディスク百合おん(ミュージシャン)

2012年、「唐揚げ塾」という店がありました。その店は、中野のとあるイベント箱の近くに突如出来ました。私はミュージシャンをやっているのですが、ライブの音出しが早めに終わり「出番まで微妙に時間も出来たし、小腹でも雑に埋めちゃいますか!」とフラりと入塾したのでした。店内は塾に合わせてなのか、ロッカー、黒板、学習机・イスがあり、いわゆる小学校風。といっても当時を再現しているというよりは、コント番組やAVのセット寄りな安っぽさ。

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book

ロードサイド・ライブラリー新刊「めくるめくお色気レコジャケ宇宙」完成!

2016年の『秘宝館』から数えて6冊目になるロードサイダーズ版電子書籍『BED SIDE MUSIC ―― めくるめくお色気レコジャケ宇宙』が、ついにリリース! いよいよ今週末に迫ったロードサイド・ブックフェアでの初披露に向けて、最終作業が急ピッチで進行中です。本メルマガでもおなじみの「日本でいちばん展覧会を見る男」であり、稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。

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art

地獄の花園――セキンタニ・ラ・ノリヒロ『HELL曼華』

セキンタニ・ラ・ノリヒロという怪しげな名前の作家による、タイトルも怪しげな『HELL曼華』展が新御徒町mograg galleryで開催中だ。東大阪に生まれ育った、実はバリバリなにわっ子であるセキンタニさんと知り合ったのは、本メルマガでも特集した2014年、南仏マルセイユとセットで開催された「MANGARO」/「HETA-UMA」展でのこと。両会場に展示された、まあ全員不気味ななかでもひときわ怪奇風味の強烈な作品のつくりてがセキンタニさんだった。

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art

アンドロイドの子に宿る夢

今年4月から5月にかけて開催された『サーカス博覧会』に続いて、埼玉県東松山市の「原爆の図 丸木美術館」では『管実花 個展 人形の中の幽霊 The Ghost in the Doll』が開催中だ。このあいだまで見世物小屋の絵看板がずらりと架けられていた広い展示室には、大判のモノクローム・プリントが11点、静かに並んでいる。「人形の中の幽霊」という不穏なタイトルをつけられたこのシリーズは、不幸にして幼子を亡くした母親や、不妊治療に苦しんだ女性たちのために、子どもの代わりとしてつくられた「リボーンドール」を、19世紀に欧米で流行した「死後記念写真」の様式に則って、当時と同じ湿板写真の手法で撮影した作品群である。心地よさそうにタオルにくるまれたり、おもちゃで遊びながらこっちを見ているつぶらな瞳の赤ちゃんたちは、実は「失われた/授かることのかなわなかった」子どもたちにこころ寄せる、母の哀しみが詰まった「ひとがた」なのだ。

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travel

日本性祭紀行2 伊豆稲取の男根祭り・後編〈おめんさん〉(写真・文:深沢佳那子)

最後のどんつく祭りが幕を閉じた翌日、2018年6月4日。伊豆稲取の観光協会でどんつく祭りのことを聞いた帰り道、わたしは稲取のオシャレなカフェに立ち寄った。そのカフェの気さくな店員さんと話しているうちにどんつく祭りの話になり、ついでに先ほど聞いたばかりの「夏祭りに出る“本来のおめん”」のことを尋ねてみた。すると、店員さんの口から衝撃的な言葉が飛び出した。「あー、夏祭りのおめんさんね、あんなん今なら準強姦罪だよね」40代の彼女はあっけらかんとそう言う。

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2019年07月03日 Vol.362

food & drink

Neverland Diner 二度と行けないあの店で[特別編]『中野ぱじゃんかの思い出』

今年の初め、一枚の葉書を受け取った。中野のスナック「ぱじゃんか」のママさんだった稲垣政子さんのご家族からで、政子ママが介護施設に入居したお知らせだった。ぱじゃんかは『天国は水割りの味がする 東京スナック魅酒乱』の表紙にさせてもらった店だ。初めてうかがったのがちょうど10年前の2009年。当時すでに地上げでめちゃくちゃに荒廃していた中野ブロードウェー裏の一角に、一軒だけ電気が点いていた店で、おそるおそる覗いてみたのがぱじゃんかだった。

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art

MONA、あるいはルーレットのゼロに賭けた美術館

いまも昔も巨万の富を築いた大金持ちがつくりたくなるものの筆頭、それが美術館だ。ロサンジェルス、モスクワ、上海・・・・・・世界にはメジャーな公立美術館をしのぐ規模の個人美術館がいろいろあるが、そのほとんどすべては「ちゃんとしたコレクション」。高い教養と専門知識(と潤沢な資金)によって収集された、ごくまっとうなラインナップであって、個人だから公立美術館よりはるかに野心的な企画展が見られるかと思うと、意外にそうでもなかったりする。それは大金持ちが「カネ稼いでるだけじゃなくて、ちゃんと文化貢献してるんですよ」という大衆へのアピールでもあるからだろうか。でも、そういう芸術愛の奥に秘められた虚栄心や罪悪感とはまったく無縁の、やりたい放題やってるだけの巨大個人美術館がある。それがタスマニアのMONAだ。

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art

DARK MOFOとタスマニアの日々(文:サエボーグ)

先週特集したMONAの冬の祭「DARK MOFO」。日本から参加したSAEBORGが、3週間にわたる滞在の記録を書いてくれた。ステージの合間にはタスマニア観光も、動物たちとの触れあいもしっかり堪能。これからのタスマニア&MONA訪問の参考に、前記事とあわせてお楽しみください!

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art

アウトサイダー・キュレーター日記 vol.42 土屋 修(写真・文:櫛野展正)

日本列島のほぼ中央に位置し、「水の都」と呼ばれるほど、豊かな地下水に恵まれた土地として知られている岐阜県大垣市。市内の県道沿いには、カンガルーやキリン、孔雀などのオブジェが顔を並べる場所がある。この家に住む土屋修(つちや・おさむ)さんが、古いタイヤを利用して制作したもので、子どもたちに人気の名所となっている。

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.006
BED SIDE MUSIC――めくるめくお色気レコジャケ宇宙(PDFフォーマット)

稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。

1960年代から70年代初期にかけて各レコード会社から無数にリリースされ、いつのまにか跡形もなく消えてしまった、「夜のムードを高める」ためのインスト・レコードという音楽ジャンルがあった。アルバム、シングル盤あわせて855枚! その表ジャケットはもちろん、裏ジャケ、表裏見開き(けっこうダブルジャケット仕様が多かった)、さらには歌詞・解説カードにオマケポスターまで、とにかくあるものすべてを撮影。画像数2660カットという、印刷本ではぜったいに不可能なコンプリート・アーカイブです!

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ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)

プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。

これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。

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ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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