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2016年08月24日 Vol.225

photography

Campus Star ―― 制服から透けて見えるなにか

中田柾志の写真と出会ったのは2012年ごろ。最初に見たのは、パリ・ブローニュの森の奥で客を引く娼婦たちを撮影したポートレートだった。木立の陰に潜んだ獣のように生命力に満ちた、ときに高貴にすら見えるその姿に魅了され、本人に会ってみると、ほかにもさまざまなシリーズを手がけていることが分かり、本メルマガでは2013年の1月に、3週連続で紹介させてもらった。その中にはフランクフルトの娼館街「エロスセンター」の、娼婦たちの部屋を撮ったシリーズがあったし、素人女性が応募してくるモデル募集サイトで探した女性たちを撮影した「モデルします」、世界でいちばんセクシーな学生服といわれるタイの女子大生のぴちぴち制服シリーズなど、エロと社会性が絶妙の割合で配合された膨大な作品がたくさんあって、どうしてこれほど興味深い写真が一冊の写真集にも、写真雑誌の特集にすらなっていないのか、僕には理解できなかった。

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book

短期集中連載:マニア本の著者に聞く vol.4 「ハプバー入門/探訪」編――元鞘と肉欲のジャムセッション

「元鞘」(もとさや)という妙なハンドルネームの女の子に出会ったのは、まだ3ヶ月ほど前のことだった。ある食事会で隣に座った彼女は、23歳という若さの巨乳美少女なのに、からだじゅうから隠しきれないセクシーなエネルギーを放っていて、漫画家だというので「どんなの描いてるんですか」と聞いたら、渡された一冊の同人誌が『元ハプニングバー店員による、独断と偏見のハプバー入門』・・・。雑誌のルポかなにかの仕事かと思ったら、「いえいえ、自分がハプバーを好きすぎて、一時は店員として働いてたくらいなので、ハプバーの良さを知ってもらいたくて作ったんです!」という。「それで、これは『入門編』なんですけど、もうすぐ実践的な『探訪編』も出します!」というので、初対面のその場でいきなり取材をお願いしてしまった。これまで本メルマガではさまざまな性にまつわる話題を紹介してきたけれど、ハプニングバーについての記事は今回が初めてかもしれない。

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fashion

捨てられないTシャツ 54

河井克夫/28歳女性(出版社勤務)/山形で3番目の街、新庄市で生まれる。父親はコンサルタントをしていて、単身赴任であちこちの会社を行ったり来たりで、週末だけ実家に帰ってくるような生活だった。母親はいまは専業主婦だが、昔は薬局の調剤師をしていた。父も母もとても真面目なひと。兄弟は兄と妹がいる。小学校のころは、男の子と取っ組み合いをして、怪我をさせては親が謝りに行くような子どもだった。プレステ第一世代だったが、外で遊ぶほうが好きで、川でドジョウを捕まえたり、蛙の卵をたくさんとってきたり。ほんとうはリカちゃん人形とかバービーが欲しかった・・・けど、父が特に厳しくて、嗜好品みたいなものは絶対に買ってもらえなかった。できたばかりのマクドナルドにも、絶対に連れてってもらえなかった。

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photography

女子部屋――川本史織と女の子たち

ずっと昔、こんなふうに中国が開ける前の北京に通っていた時期があった。そのころ北京でいちばん大きな書店に行くと、一冊の本に群がる男たちを仏頂面の店員がにらんでいて、いったいなにを見てるのかと思ったら、それはデッサン用の「人体ポーズ集」だった。なぜそれが?と手に取ってみると、小汚い白黒印刷のページには、ちょっとくたびれた全裸の白人モデルがいろんなポーズを取っていて、ようするに北京の男たちはそれをエロ本(というものは存在しなかったから)に代わる貴重なネタとして凝視していたのだった。2013年1月に川本史織の『堕落部屋』という写真集を紹介したことがある。「デビューしたてのアイドルだったり、アーティストの卵だったり、アルバイトだったりニートだったり・・・さまざまな境遇に暮らす、すごく可愛らしい女の子たちの、あんまり可愛らしくない部屋を50も集めた、キュートともホラーとも言える写真集」と書かせてもらったが、その川本さんの第二弾写真集が『作画資料写真集 女子部屋』というので、もう20年以上も前の北京の思い出が甦ったのだった。

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travel

Back in the ROADSIDE USA 03 Dinosaur Gardens, Ossineke

『Dinosaur Gardens(ダイナソー・ガーデンズ』=その名のとおり「恐竜庭園」。実はアメリカ各地で恐竜は昔から人気者で、たくさんの恐竜庭園がある。博物館が監修した学術的に信頼できるものから、正確さより楽しさのほうが先に立つインディーズ系まで、もうさまざま。僕としては当然ながら、インディーズ系のほうに興味が惹かれるわけで、東海岸から西海岸までオススメの「恐竜環境」がいろいろあるけれど、こちらオシネクの恐竜庭園も、その渋~いたたずまいでかなりの好感度。しかもこちらの恐竜庭園は、ポール・ドンケというひとりの恐竜好きが、1930年代から60年代までかかって造りあげた、生粋のインディーズ・ダイナソー・パークなのだ。

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2016年08月17日 Vol.224

photography

羽永光利アーカイブ展――ある写真家の時代遺産

もっと早く紹介するつもりが、会期終了直前にずれ込んでしまったけれど、いま東京目黒区祐天寺のギャラリーAOYAMA | MEGUROでは、『羽永光利アーカイブ展』を開催中だ。羽永光利、という写真家をどれだけのひとが知っているだろう。本メルマガではおなじみ、『独居老人スタイル』でもフィーチャーした仙台のダダカンの、若き日の「殺すな」とかかれた書を持って歩く姿を撮った写真家が、羽永光利である。1933年生まれということは、戦争まっただ中に少年時代を送った羽永光利は、戦後しばらくたった1956年になって文化学院に入学。卒業後はアート・フォトグラフィを目指すが、1962年からは作品制作と平行して、フリーランス・カメラマンとして前衛アーティストたちの記録を雑誌などで発表するようになる。1981年からは新潮社の写真雑誌『フォーカス』の立ち上げに参加。その後、国内外の写真展に参加したり個展を開いていたが、1999年に死去。2014年になって、AOYAMA | MEGUROTOとぎゃらり壷中天によって、あらたな紹介が始まった。つまり死後15年も経ってから、いわば「再発見」された写真家、それが羽永光利なのだ。

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book

短期集中連載:マニア本の著者に聞く vol.3 「ヤクザライフ」――上野友行のヤクザたらし交際術

ヤクザ系実話誌、というジャンルがあって、僕も嫌いではないのだが、いったいだれが読んでいるのだろうといつも思う。暴力団排除条例ができて、締め付けが厳しくなるいっぽうなのに、そういう雑誌はなくならない。書かれてる当のヤクザが主力読者というわけでもないだろうから、一般の人間が大組織の親分同士の杯外交とか、昔ながらの任侠道でシャブは御法度、みたいな話を読んで、どれだけおもしろがれるのか、よくわからない。それはある種の歴史ファンタジーか、RPGゲームを楽しむような感覚だろうか。そういう伝説というか、実話誌が描くフィクションに近いヤクザ世界とちがって、すぐそこにいるヤクザや地下格闘技や暴走族のことを、ずっと教えてくれている貴重な友人が上野友行くんだ。上野くんはフリー編集者として「週刊実話ザ・タブー」や「ナックルズ」など、さまざまな雑誌に記事を書くかたわら、これまで『デキるヤクザの人たらし交際術』『「隠れ不良」からわが身を守る生活防衛術』という、実際役に立つかどうかはともかく、タイトルからして楽しくてしょうがない本を出していて、さらに人気絶頂の漫画『闇金ウシジマくん』の「闇社会コンサルティング」も務めている。そのウシジマくんの作者・真鍋昌平が表紙画を担当した、装幀からして危険な匂いが漂う新刊が『ヤクザライフ』(双葉社刊)だ。

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fashion

捨てられないTシャツ 53

ALOHA HAWAII/50歳女性(編集者)/1966年、岩手県北上市で生まれる。お育ちのよい母とお育ちのあまりよくない父を持つ。母は華道と茶道の師範で服装にもうるさかったが(華美はダメ、でもきちんと)、さすがに 70代になってからは「楽なのね」とTシャツを着はじめた。いっぽう父には、家でも襟付きを着ることを強要している。定年を迎えて母のプレッシャーから逃れたいのか、狂ったようにひとりで海外旅行に行っている父が、エジプト旅行土産に買ってきた象形文字入りのTシャツを、母は捨てようとした。

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travel

Back in the ROADSIDE USA 02 The Heidelberg Project, Detroit

先週号から始まった、僕らにとっていちばん近くて遠い国でもあるアメリカを見直すために、『ROADSIDE USA』の特選物件を、本には載せられなかった写真を大幅に加えて紹介し直す新連載。2回目の今週はミシガン州デトロイトから。自動車産業の不振から長く不況に苦しみ、おかげでドナルド・トランプ候補への支持者が増えてもいる「モーターシティ」(「モータウン」のレーベル名もここから由来)。その荒廃した住宅街に花開く、原色のアウトサイダー・アート環境にお連れする! アメリカの大都市では、ダウンタウンの裏側にいつも貧困層の住宅街が広がっている。崩れかけた家屋と、雑草だらけの空き地と、錆びついた車と、なにをするでもなくたむろする黒人の男たちだけが目につくアーバン・ゲットーである。GMやフォードの高層ビルがそびえるデトロイトのダウンタウンの東側、荒れ果てた住宅街のただ中に、鮮やかな色彩とオブジェの堆積が異様なパワーを放射する、わずか1ブロックの別天地がある。名高いハイデルバーグ・プロジェクトだ。

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2016年08月10日 Vol.223

art

ストリート・オブ・クエイ

東京都心部から約1時間、逗子駅に降り立つとすでにバス乗り場に並ぶ長い列ができている。ふだんは静かなビーチタウンが、この時期になると週末平日を問わず大混雑。「濡れた水着のままで乗車しないでください」「カバー無しでモリはは持ち込まないように」などと注意書きが貼られた超満員のバスに揺られ、ようやくほとんどの乗客が降りたあと、美術館前のバス停で下車。海の家の楽しげな音が風に乗って聞こえる神奈川県立近代美術館・葉山では『クエイ兄弟――ファントム・ミュージアム』が開催中だ(10月10日まで)。ここに来るのは一日がかりになってしまうのだが、これほど重要な展覧会を本メルマガ読者には見逃してもらいたくなくて、夏休みが明けて葉山の混雑がなくなるのを待てず、いち早くご紹介することにした。

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travel

[新連載]Back in the ROADSIDE USA 01 Mütter Museum / Insectarium, Philadelphia

世界がいま壊れはじめてる、と思わない(思えない)ひとはどれくらいいるのだろうか。ひとを救うはずの宗教が殺し合うことを教え、日々の暮らしを豊かにするはずの原子力が何万人もを故郷から追い出し、世界の80人の大富豪が、残りの地球の全人口の半分にあたる35億人と等しい冨を所有するほどに貧富の差は拡大し、僕らは「飢饉できょうも子供が死んでいきます」というメッセージをテレビで見ながら、食べ過ぎのゲップを吐いている。そうやって世界のあちこちがほころびかけているなかで、とりわけアメリカ合衆国の壊れかたにはこころが痛むし、恐ろしくもある。ご承知のかたもいらっしゃるだろうが、2010年に『ROADSIDE USA』という本を出した。25センチ角の大判で528ページ、厚さにして4センチ! 値段も1万2000円(税別)という・・売れるはずもない巨大写真集だった。

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fashion

捨てられないTシャツ 52

Kiss ME qUIck/32歳男性(建築家)/母方のおじいちゃんが住む東京の杉並区で生まれ、すぐに神戸の御影という山側の景色がいい場所に戻って、そこで小2まで過ごす。父親は理系のエンジニアで寡黙な人間。母親は文系でピアノや歌をうたうことが好きな明るい性格。兄弟は4人、姉貴と弟がふたり。生まれ育った御影は、わりとハイブリッドな郊外住宅地で、降りればそれなりに街、裏はすぐ山という環境。空き地で焚き火をして、むっちゃ怒られたりした。その後、明石から2駅の田舎町(いまは開発されているが、そのころは畑ばかり)に戸建てを建てて引っ越す。しかし、お母さんも「なんでこんなとこに・・・」と絶句した田舎。言葉も全然ちがって、カルチャーショックだった。

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book

短期集中連載:マニア本の著者に聞く 特別編 「ちろりん村顛末記」――広岡敬一と、はぐれものたちの国(文:大須蔵人)

先月からスタートした短期集中連載。今週は5月にちくま文庫から発売されたばかりの『ちろりん村顛末記』を取り上げる。しかし残念ながら、僕がもっとも尊敬する風俗ジャーナリストである著者・広岡敬一さんは、2014年に他界されてしまっている。そこで今回は、本メルマガの連載『はぐれAV劇場』でおなじみの大須蔵人さんに、じっくり書評していただくことになった。約7500字・・・ほんとは書評って、これくらいないと「評」にならないんだよなあ、と納得の力作。お読みいただいたあとは、すぐに書店に走るか、ネットでポチりたくなるはず!

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travel

案山子X 32 伊平屋かかし祭り(沖縄)(写真・文:ai7n)

今回紹介するのは沖縄県島尻郡伊平屋村のかかし祭りです。沖縄県の最北端に位置する有人の離島である伊平屋村。沖縄本島から約41km離れた場所にあり、田名、前泊、我喜屋、島尻、野甫の5つの集落からなる島です。古くからの伝統行事や伝説が数多く残り、エメラルドグリーンの海に囲まれた自然豊かな島です。伊平屋村はサトウキビ、米、もずくの生産が盛んで、沖縄では石垣島についで2番目の米の産地です。30~40年前は田んぼの中に種をまいて苗を育てており、苗が育つ迄害鳥に荒らされないように人やかかしが田んぼを見守っていました。かかし祭は毎年4月下旬から5月下旬に開催。2016年に5回目を迎え、210体のかかしが田名地区の田んぼや道路沿いに立ち並びました。

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2016年08月03日 Vol.222

music

浜松の演歌王・佐伯一郎物語[後編]

浜松が生んだ偉大な「歌う作曲家」、佐伯一郎。苦難に満ちた少年時代から紆余曲折を経て、1973年にデビューアルバム『逢いたかったぜ』を吹き込み、大ヒットとなったのが36歳のときだった。しかしそこで東京に活動の舞台を移さず、あえて故郷・浜松で音楽活動を続けることを選ぶ。それが浜松ローカルの「歌う作曲家」、佐伯一郎の本格的な始まりとなったまでを先週はお話しした。『逢いたかったぜ』のヒットに先立つ1965年、佐伯さんは市内元浜町に「佐伯一郎音楽事務所」を設立。多くの門弟を育てつつ、オリジナル曲も数多く生み出していく。この時期、名盤解放同盟ファンにはおなじみのマリア四郎にも楽曲を提供しているが、やはり特筆すべきはまず『情熱の波止場』『男ブルース/女ブルース』など、青山ミチに提供した曲が挙げられる。

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fashion

捨てられないTシャツ 51

JAWS2/48歳女性(編集者)/1968年、東京都葛飾区立石で生まれる。その後、吹きっさらし感全開の千葉の新興住宅地に移転。きょうだいは2歳下の弟と8歳下の妹の3人。家の隣はピーナツ畑だった。エアラインに勤めていた父が出張で成田空港を使うことが多いから、ここに建てたと親は言っていたが、経済的な理由も大きかったと思う。父は北海道の滝川の、訳ありで貧しい家の出身で、気合いと努力だけで東京に出てきた人。50歳過ぎまで奨学金を返済していた、と大人になってから聞いた。父は体が大きな人で、野性味と洗練と人間味がぐちゃぐちゃに混じった、なんともいえないチャームがあった。アクアスキュータムのトレンチコートがよく似合っていた。

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design

絶滅サイト 07「怪しい国巡り」~「おもしろ絵馬」(文:ハマザキカク)

今更だが世の中には変わった物を集めるコレクターがいるものだ。バナナのラベルを集めている人は結構いるのだが、アボカドのラベルはかなりレアではないだろうか。ラベルだけを集めている訳ではなく、アボカドに関する事なら何でも大好きな様だ。ホームページでは他にアボカドの選び方、成分、カロリー、国産アボカドなどアボカドに関するありとあらゆる切り口のテーマが設けられている。料理方法も充実しており、グアカモレというメキシコ料理、サラダ、アボカド納豆、台湾のアボカドジュース、アボカド茶漬けなど珍しいものが紹介されている。自宅でアボカドを栽培する方法まで紹介されている。アボカドの語源はアステカ人のナワトル語で「睾丸」を意味するらしい。英語では別名「Soldier's Butter」とも言われるとの事。ちなみに日本では「アボカド」ではなく「アボガド」と言ってしまっている人が1.6倍いるらしいので、要注意だ。

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archive

中村キース・ヘリング美術館/目黒エンペラー

数えてみればもう1年ぶりになる「アーカイブ」。これまでいろんな雑誌に書いてきて、単行本に未収録の記事を読んでもらうコーナーです。今回は久しぶりのアーカイブで、しかも2本立て! 特にセットにする意味はないのですが・・・渋谷アツコバルーの「神は局部に宿る」展覧会会場で、ラブホテルについてよく聞かれるのと、物販コーナーでTENGAのキース・ヘリング・シリーズを買っていくお客さんがけっこういるのを見て、そういえばこんな記事つくったな~~と、思い出した次第。目黒エンペラーの記事はいまから4年前、2012年5月16日号で再録してあるけれど、日本におけるラブホテルの成立について、少し詳しく書いたので、これから展覧会場でラブホテル・インテリアのシリーズをご覧いただく上で役立つかと、もういちど掲載させていただく。よかったら2本立てトリビア予備知識としてご覧のうえ、展覧会を楽しんでください!

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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