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2016年03月23日 Vol.205

photography

ストレンジ&ファミリアー――外国人が見た英国式日常

アート・ファンのみならずクラシック音楽ファンにも、演劇ファンにもおなじみのロンドン・バービカンセンター。地味な高層住宅群に囲まれた地味な建築に、初めて訪れるひとはいささか拍子抜けするかもしれないが、1982年の完成以来、現在でもヨーロッパ最大級の複合文化施設である。バービカンのアートギャラリーで先週スタートしたばかりの展覧会が『Strange and Familiar』。「Britain as Revealed by International Photographers =世界各国の写真家によってあらわにされた英国」と付けられた副題のとおり、イギリス人ではない写真家たちによって捉えられたイギリス、という興味深いテーマ設定。そのキュレーションを担当したのがストレンジ・フォトの元祖であり、「カスハガ」をはじめとする珍物収集狂でもあるマーティン・パーとなれば、さらに興味が湧くはずだ。

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art

もうひとつの『リリーのすべて』

最近忙しすぎて映画館にちっとも行けてないと愚痴をこぼしたら、「60歳になったんだから安くなるじゃない!」と教えられ、「シニア割」という言葉が生まれて初めて現実的に・・・しかしほんとに安い! ロードショーの通常大人料金が1800円なのに、シニアは1100円だから。で、さっそく行ってきたのが『リリーのすべて』。先週末に上映開始したばかりで、本年度アカデミー賞4部門にノミネート、アリシア・ヴィキャンデルが助演女優賞(実質的には主演だが)を獲得した話題の新作だ。もう観たかたもいらっしゃるだろうか。『リリーのすべて』は性同一障害に苦しみ、世界最初期の性転換手術(性別適合手術)を受けて、男性画家アイナー・ヴェイナーから「リリー・エルベ」という女性になった主人公と、その妻でやはり画家だったゲルダの半生をめぐる物語である。

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fashion

捨てられないTシャツ 34

ルーパス/47歳女性(校正者)/1968年、東京都下生まれ。小3の夏、埼玉県の新興住宅地に転居する。体育・運動全般が大の苦手なのと、日曜は都内の書道教室に通いたいので運動部でなく文化系の部に入りたいと思ったが、小学校、中学校とも新設校で、選択肢は合唱部と美術部だけ。合唱部は仮入部で「こりゃムリだ」と感じ、美術部に入部する。その時中学3年生だった部長(創設から2代目)の「斉藤先輩」に知らないうちに片想いしはじめ、これが自分の“初恋”だったと思う。中学のほぼ3年間、さらに高校1年の年度前半ぐらいまで、この片想いが続いた。

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art

箱の中のアート・オペレッタ

パリ左岸、オデオンからセーヌ河にかけての界隈には、大小さまざまな画廊が集まっている。それも現代美術ばかりではなく、古典から特異なテイストで珍品を集めるギャラリーまでいろいろで、外から覗いて歩くだけで楽しい。そのなかでも比較的新顔ながら、いっぷう変わったテイストで、パリの変人たちの収集癖をうずかせているのが「Galerie Da-end」。パリ在住のファッション写真家として知られる七種諭(さいくさ・さとし)とパートナーのディエム・クインが、2010年から開いているギャラリーだ。ちなみに「Da-end」は日本語の「楕円」から採ったそう。画廊の常識である「ホワイトキューブ」の真逆を行く暗く塗った壁に、小さな開口部。画廊というよりも、どこかの国の驚異の部屋=キャビネット・オブ・キュリオシティーのような、秘密めいた雰囲気の空間で、「奇態」と「エロティシズム」と「グロテスク」の香りを漂わせる作品ばかりを展示している。

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art

アウトサイダー・キュレーター日記 13 爆弾さん(写真・文:櫛野展正)

全国各地の表現者を求めて取材を続けていると、拒否されることだってある。今回取り上げるのは岡山に暮らす路上生活者だ。彼はこれまでメディアの取材は一切断ってきた。自分の人生が一変するような高額報酬でもない限り、決して首を縦には降らない。考えてみれば無理もない。取材によって名が知れ渡ることは、路上生活者にとって、ともすると嘲笑の対象となり、自分の身に危険が及ぶことも想定されるからだ。今回は何度かお会いすることにより、特別に取材を受けていただくことができた。林央子の著書をもとに開催された展覧会『拡張するファッション』を香川県の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で見た帰りに、岡山駅でデザイナーズ・ブランドの変形服を着用したような出で立ちの路上生活者に遭遇した。それは展覧会で見たどの衣服よりも刺激的な風貌だった。本名や生年月日は非公開。通り名で「爆弾さん」と呼ばれている。以前、体験ノンフィクション漫談芸人・コラアゲンはいごうまんの漫談で紹介されたこともあり、岡山ではちょっとした有名人だ。

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travel

案山子X 30:平田のかかし(広島)、君田かかしまつり2015(広島)(写真・文 ai7n)

こんにちは。ai7n(アイン)です。今回は広島県三次市吉舎町の平田のかかしを紹介します。広島県の北部に位置する三次市吉舎町は、人口約5000人の自然豊かでのどかな町です。この町に「平田のかかし」と呼ばれるかかしスポットがあります。かかしがいる吉舎町平田地区は、現在住人が7名の山に囲まれた小さな集落です。最寄り駅であるJR備後安田駅から山の方に向かって2キロ程歩くと、かかしが出迎えてくれます。

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2016年03月16日 Vol.204

lifestyle

25年目のTOKYO STYLE

あれから四半世紀のうちに、僕にもいろいろあったし、部屋主のひとりひとりにもいろいろあったろう。撮影させてもらった人の多くは、あとがきに書いたように付き合いがなくなってしまったり、音信不通だったりしたのだが、このところFacebookなどのSNSや各地のトーク会場、打ち上げの場などで「再会」する機会が増えてきた。お互いの無事を喜び、思い出を懐かしみながら、「四半世紀たったいま、みんなはどういう暮らしをしているのだろう」と気になって、覗き見したくてたまらなくなった。ちょうど25年前に、みんなの暮らしを覗き見したくてたまらなくて、カメラを買いに走ったように。これから毎週、というわけにはいかないけれど、なるべく頻繁に、かつて撮影させてくれたひとたちを訪ねて、いまの暮らしを見せていただこうと思う。「25年目のTOKYO STYLE」がどんなふうになっているのか、ご覧いただきたい。四半世紀を隔てた彼らの昔と今。それは僕ら自身の25年間でもあるはずだから。

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art

本歌の判らぬ本歌取り――根本敬のブラック アンド ブルー

かつて本メルマガでも展覧会として紹介した、根本敬による歴史的名盤レコード・ジャケットの再解釈ともいうべき作品群が、ようやく作品集として発表される。『ブラック アンド ブルー』と題される本書には、2013年のスタートからすでに東京、大阪で6回にわたって開催されている連続展示で発表された、約170枚にのぼる作品が収められている。そのほとんどがだれでも知っている名盤である「原盤」が、根本敬的としか言いようのないスタイルで徹底的に再解釈され、時には本歌の判らぬ本歌取りのごとき新たなオリジナリティを持って、僕らの感覚を混乱させる。

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fashion

捨てられないTシャツ 33

ドーバーストリートマーケット/54歳男性(マーチャンダイザー)/宮城県仙台市出身。もともと伊達家に仕えていた家系ということで、酒屋・菓子・染め物など親戚には商売人が多い。祖父は日本画家、父親だけ堅実的でサラリーマンになっていた。小学校のころは、一回も習ったことはないけれど、ダンサーになりたいと思っていた。気がついたらずっとソファーの上で踊ってるような子どもで、ダンスの定位置だった鏡の前の床が抜け落ちて、すごく怒られたたこともある。いまでも会社の余興やスナックでのカラオケなど、なんだかんだで踊る機会が多い。

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movie

キューバの映画ポスター展

終了間際の紹介になってしまい恐縮だが、いま東京・京橋の近代美術館フィルムセンターで『キューバの映画ポスター』展が開催中だ(3月27日まで)。フィルムセンターは映画ポスターの展示にずいぶん力を入れていて、ほとんど毎年一回は世界各国の映画ポスターの展覧会を開いている。そこには映画史やグラフィック・デザインへの興味もあるだろうが、それ以上に本来は宣伝広報の媒体にすぎないはずのポスターが、ときにその国や時代の映画人たちの、映画にかける思いを体現するメディアとなっているからでもあるのだろう。

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travel

ジワジワ来る関西奇行 06 高槻オール・ザット・ジャズ!(写真・文 吉村智樹)

東京にお住いの方が、もしなんらかの事情で大阪へ転居しなければならなくなったならば、僕は高槻市からスタートしてみることをお勧めする。というのも高槻市街は、関東の「住みたい街ランキング」で例年トップに輝く人気の「吉祥寺」にひじょうによく似ているからだ。東京の人が、良くも悪くも濃厚で香辛料たっぷりな大阪市内でいきなり暮らし始めてしまうと、ハマれば病みつきだが、そうでなければアレルギーを引き起こす可能性がある。そうならぬためにも吉祥寺に似た高槻市街でじょじょに身体を大阪に慣らし(これを“阪身浴”という)、次第にディープ&キッチュな大阪市内へと駒を進めてゆくのがよいかと思う。

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2016年03月09日 Vol.203

music

辺境のグルーヴ、共産テクノ!

本業は硬派の出版社で編集者を勤めつつ、「珍書プロデューサー」としてもマニアックな書籍をリリースしてきたハマザキさんは、みずから自費出版社「パブリブ」も立ち上げていて、すでにその第一弾として昨年『デスメタル・アフリカ』を刊行しているが、そのパブリブから「今月(2016年3月)に出版する新刊がこれです!」と手渡されたのが『共産テクノ ソ連編』。アフリカのデスメタルの次は、ソ連(ロシアですらなく)のテクノ・・・どれだけケモノ道に分け入っていくつもりだろう。著者の四方宏明(しかた・ひろあき)は序文で「共産テクノ」というものを、「冷戦時代にソ連を中心とした共産主義陣営で作られていたテクノポップ~ニューウェイブ系の音楽」と定義しているが、これはもちろん四方さん自身による造語。日本や欧米の占有物というイメージが圧倒的に強いテクノポップ~ニューウェイブが、共産主義陣営にも存在したという事実すら、これまでほとんど知られてこなかったし、海外を含めてそれらが書籍としてまとめられたこともかつてなかったそう。つまりこれもまた「類書なし」の孤独なトップランナーなのだった。

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travel

新連載! さいはて日記帳 vol.01 宗教のさいはて(写真・文:金原みわ)

金原みわは関西の珍スポットマニアのあいだでは知らぬ者のない、有名ハンターである。僕もずいぶん前からファンで、このあいだは大阪ロフトプラスワンで開いたトークイベントにも出演いただいた。みわさんの2つある公式ブログのひとつ「TIN.」には、タイトル脇に「珍スポット/B級スポット/秘宝館/ストリップ/ジャンクション/工場/珍建築/電波住宅/珍寺/珍仏/巨大仏/新興宗教/奇祭/純喫茶/遊郭跡のある方へ」と書かれている。本メルマガ読者で、このどれにも興味がない、という方がいるだろうか!メルマガ連載陣の「案山子家」ai7nさん、「ジワジワくる関西奇行」の吉村智樹さんら関西珍スポ界の重鎮と共に、みわさんにも以前から本メルマガへの寄稿をお願いしていたが、ようやく実現できることになった。不定期ではあるが、これから「さいはて日記帳」の名にふさわしい、身近なさいはてを案内していただく。で、今回はどんなさいはてに!?

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fashion

捨てられないTシャツ 32

ドルチェ&ガッバーナ/50歳男性(建築家)/1965年生まれ、東京都出身。父親は競馬評論家で、各地の競馬場を渡り歩いていたから、あまり家にいることがなく、周囲からは母子家庭と思われていたことも。いつも白いスーツに短いパンチパーマ、グラデのサングラスというスタイルだったし、喧嘩っぱやいしで、子供ごころにもかなり違和感があった。小学校に上がるころから、すでに建築をやろうと思っていた。その当時から小遣いを貯めて『モダンリビング』とか『住宅設計実例集』を買ったり、誕生日には椅子が欲しいとか言ったり。銀座松屋のグッドデザインコーナーにも、せがんでよく連れて行ってもらった。設計、デザインの本がほんとうに好きで、中学に上がるころには建築家になると完全に決めていた。いま思うと、おままごとが好きだった影響もあるかも(笑)。

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lifestyle

かなりピンボケ 09 ピンパブを舞台にした映画が1週間限定、新宿で上映――ごく一部のピンマニアから注目された映画『ピン中』を「ピン中」が語る!(文:比嘉健二 [ピン中12年])

久しくこの連載をさぼっている間に、とんでもなく間抜けな映画が上映された。『ピン中』という題名からして、もう何を言わんとしているかはおわかりだろう。この連載のタイトルは「かなりピンボケ」。「中」か「ボケ」の違いはあるが、いずれにせよ、フィリピンパブ及びフィリピーナにものの見事に「感染」した特異な病を持つ、どうしようもなくグータラな男達のことを指す。で、いったいこの映画を俺のような同好の士から観たら、どんな映画評になるのかというところを書いてみよう。

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music

ありがとう、グレン・フライ(文:室矢憲治)

室矢憲治(むろや・けんじ)さんと出会ったのは僕がまだPOPEYE編集部にいたころだから、もう40年ほども前になる。室矢さんは僕より少し上の世代になるが、当時から「ムロケン」と呼ばれていて、その飄々とした佇まいと、西海岸のヒッピー・カルチャーを漂わせる風貌で、年齢不詳の魅力をふりまいていた。もうまもなく、このメルマガで室矢さんが体験してきた個人的なアメリカン・ロック・ヒストリー『Rockin' Golden Road ムロケンロールな日々』を短期集中連載していただく。お父さんが外交官だったおかげで少年時代をニューヨークで過ごし、1965年のビートルス初USAライブ、ニューポート・フォークフェスティバルのボブ・ディラン「ロック転向ライブ」、そしてウッドストックまで、歴史的な現場に立ち会った、もしかしたら唯一の日本人である室矢さん。アカデミックな「ロック研究」とは別次元の、パーソナルな変革の歴史を追体験していただきたい。今週は「ムロケンロールな日々」の序章として、今年1月18日に67歳で亡くなったイーグルスのグレン・フライを追悼するエッセイを寄稿いただいた。

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2016年03月02日 Vol.202

travel

圏外の街角から:広島駅前地下広場

ものすごく久しぶりにお送りする「圏外の街角から」。全国に散らばるシャッター商店街を歩く連載だが、今回はちょっと趣向を変えて広島駅前の地下広場にご案内したい。中国地方最大の都市であ広島市。JR広島駅は北口が新幹線口、在来線が南口となっている。南口駅前は現在、大規模再開発が進行中。まことに味気ない広場になっているが、この一帯はもともと原爆で壊滅的な被害を受けたあと、終戦直後から闇市が出現。しだいにいくつかの市場を形成するようになって、「荒神市場」と呼ばれていた。いまも駅を出て左側に歩いて行くと「愛友市場」という名の、当時の面影をそのまま留めた市場が残っている。

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art

バロン吉元の脈脈脈

いまから50年前に小学生だったころは(涙)、少年マガジンやサンデーにどっぷり浸っていたのが、そういう少年誌を卒業する中学~高校生になると、漫画アクションやビッグコミックのような青年漫画誌にハマるのが、僕らの時代の男子定番コースだった。当時の漫画アクションには『ルパン三世』『子連れ狼』『博多っ子純情』など、年の離れた兄貴が教えてくれるオトナの味、みたいな名作が揃っていたが、その中でも印象深かったのがバロン吉元の『柔侠伝』。連載の始まった1970年に割腹自殺を遂げた三島由紀夫の楯の会の人たちも、連合赤軍の人たちもみんな大好きで読んでいたという(鈴木邦男さんのブログより)。「我々はあしたのジョーである」と言い残して日航機をハイジャック、北朝鮮に去った赤軍派の言葉を引用するまでもなく、当時の漫画、とりわけ青年誌の劇画群は、単なるエンターテイメントであることをはるかに超えた、リアルな「若者の声」だった。

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fashion

捨てられないTシャツ 31

ミッキーマウス/36歳男性(出版社勤務)/神奈川県横浜市に生まれる。父親は公務員、母親は専業主婦の一般的な家庭に弟とともに育ち、つい最近まで一緒に住んでいた。当時はまだまだ野球の人気が高く、大洋ホエールズのお膝下だったこともあり、近所の子たちと少年野球チームに入り夢中でボールを追いかける日々。中学校に入りそのまま野球にまっしぐらと思いきや、当時始まったJリーグもあってか、坊主頭で野球をやっていることへ疑問を感じ始める。人並みに多感な思春期に、父親のレコード棚にあったビートルズやサイモン&ガーファンクルなどの親世代のベタなチョイスにコロっとやられてしまい、「バンド」という何やら恰好良さげな活動に惹かれるようになり、気づけばバットはギターに代わっていた。

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art

アウトサイダー・キュレーター日記 12 辻修平(写真・文:櫛野展正)

気になるWEBサイトを見つけてしまった。サイト内にはショッキングピンクを基調とした作品が多数掲載されているが、クリックすることを躊躇してしまうような良い意味で素人臭いデザインが、一層ビザールな雰囲気を醸し出している。後日、まるで何かに引き寄せられるかのように、僕はあのサイトの主に会いに東京へ向かっていた。東武鉄道伊勢崎線の竹ノ塚駅から徒歩15分。東京都足立区にある入り組んだ路地の一角に、周囲の集合住宅とは明らかに異彩を放つ建物「あさくら画廊」はある。入口にまで多数のオブジェが侵食し、入ることを誰もが躊躇する奇抜な外観。ここまでショッキングピンクが多用されるとファンタジーを通り越して、もはや狂気さえ感じてしまう。恐る恐る入口の扉を開けると、中から出てきたのは意外にも同年代の男性の姿だった。

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photography

GABOMIの光

高松の路面電車「ことでん」や、香川のロードサイドをめぐる『高松アンダーグラウンド』の連載で、本メルマガでもおなじみの写真家GABOMI。ここ数年はドキュメンタリー・スナップと平行して、実験的な作品制作にも意欲的だった彼女が、きょう(3月2日)から銀座・資生堂ギャラリーで個展を開く。「shiseido art egg」と名づけられた、新進アーティストをピックアップする公募連続企画の一環として開催される今回の展覧会。

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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