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波磨茜也香
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第1回 携帯をいじる女子高生
「お前らと俺は感性が違うんだよ! 俺は情緒派なの!」高校生時代、日本史講師兼、鉄道研究部顧問のT先生が授業中に放った一言。「バカなお前らに説明してやろう、鉄ヲタたるもの車両を写真で撮ったり、音録音したり、車両のつなぎ目どーのとかそれだけじゃねえんだよ。俺はな、たとえば地方の無人駅みたいなところに行って、その日の天気から現地の電車を取り囲む風景もその土地の歴史もひっくるめて俯瞰して電車を楽しむんだよ。それを情緒って言うの!」
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第2回 モーニング娘。と性癖の扉
小さい頃、私は自分の好きなモノやコトを人に話すことが恥ずかしくて恥ずかしくて、モジモジしてしまう女児でした。家族や親戚にも。テレビでサザンオールスターズを見た両親が「良い曲だねえ」と言ったのに、全身全霊の勇気を振り絞って「うん」と頷いたのを今でも鮮明に覚えています。多分、自分自身がガキという自覚があったのでしょう。「小学生の自分がサザン良いなんて、HOTEL PACIFICの良さわかりますなんて、恥ずかしくて言えません(でも素敵だと思います)」という気持ちで。しかし今はどうでしょうか、股を開いてる女子をみずから進んで絵に描き、初対面の方にニコニコ説明しているではありませんか! 時の流れって残酷! モジモジ女児がどうして下ネタニコニコ女になったのか。その原因は「モーニング娘。」です。「モーニング娘。'19」では無く「モーニング娘。」。
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第3回 夢と魔法の国
きょうも学校や会社行って、お友達と美味しいもの食べて楽しくお喋りして、ばっちりお化粧して可愛い洋服着て……落ち込むこともあるけど、金曜には彼氏に会えるからがんばっちゃうもんね! 今を生きる女の子たちには毎日楽しく健康に、できるだけ傷つかず過ごしてほしい。そんな願いを心に秘めつつ日々制作しているのですが、何年も前からずっと考えていたことがありまして。それは「日本で女の子がいちばん幸せな気持ちになれる場所はどこなのか」ということです。USJ、沖縄、京都、パンケーキ屋、ゴンチャ……SNSや実際に女の子たちがわらわらしている場所をさまざまな手段でそっと調べているのですが、やはり最終的に行き着く先は「東京ディズニーリゾート」なのでした。
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第4回 貧乳と共に生きる
暖かくなって参りました、と言いたいところですがまだまだ寒い日が続きますね(4月中旬現在)。しかし、服を何層にも着重ねて防寒する必要は少しずつ無くなってきました。そんな季節が過ぎ去るとあっという間に梅雨が来て夏になります。夏までの季節の移り変わりは大変スピード感があり、ついていくのに毎度ヘトヘトですが、おんなのこ達の露出度も大変なスピード感を持って高まって行くので、ヘトヘトながらも彼女達の着こなしにいろんな意味で励まされつつ、自分は夏を迎えます。服装の露出が高まる季節が近づいてくると、ファッション雑誌などでは美しく肌見せをするためのダイエット特集ページや運動や食事、新作の下着の力を受けて胸やお尻をいかに良い形で夏本番までに維持し続けるか、なんて特集が組まれるわけです。
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第5回 3年かけた答え合わせ、そして近況報告
6限の授業が終了し、やったね!明日は土日で休みだと内心浮かれていたら、後ろから18歳の同級生Rちゃんが「波磨さん…」と神妙な面持ちで声をかけてきて、どうしたと聞いたら「波磨さん、言いたいことわかりますよね……」いや、まったくわからないよ。どうしたんだい?「……波磨さんって本当に貧乳なんですね」と言われたのはつい先日のこと。へへ、まあ前回自分の貧乳のネタで1つ記事書いたし、絵も描いてるし、色々踏ん切りついて堂々と生きてますからね。そのときは「ま、貧乳で時々お金もらってるからね!」と即座によくわからない返事をしたのですがこれは18歳にはかなり誤解を与えているのではないか、いや、もう仕方ないか。これ以上考えるのはやめよう。
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第6回 とある専門学生の近状報告、ハスキーとモテ期は突然に
Twitterのスクロールというのは良いものだなと最近つくづく思います。不意に女の子の画像が流れてくるから。専門学校帰りの京急線でつり革に掴まりながら池田エライザの投稿した画像を眺めながらそっとそんな事を考えてほくそ笑んでます。夏が来てしまいました。流れてきた池田エライザちゃんの画像、彼女本人の投稿でインコを頭に乗せてiPadを持ちながら考え事をしているとても可愛い1枚なのですが、見るべきところはそこではなく彼女が着ているシャツなんですね。彼女は胸がすんごく大きいのですがそれがシャツのうえからでもよく分かるんですよ。で、シャツのボタンのところをクローズアップするとですね、胸が大きいが故にボタンとボタンの間に少し隙間があるんです。
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第7回 地獄はまだ続く・・・・・・28歳の夏休み日記
ここ最近の私は7月末に前回お話しした登院試験を受け終わり、気分も晴れ晴れ夏休み!とはならず、期間中もこの試験のことで何度か学校に行ったり、9月に来る試験の準備もしなくては、という日々を送っております。しかしそんな中でも休みは休みなので、全力で色んなところに行ったり考えたりしていました。今回はそんな日々と、連載に書くネタにはちょっと扱いが難しい小ネタを日記風に書いていこうと思います。もちろん内容は安定のしょーもなさです。
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第8回 一夜漬けの向こう側と口腔内の宇宙
いやぁ、テスト期間ってなんでこんなにも忙しいのでしょうね。終わることの無い試験範囲を眺めつつもお菓子を食べ、インスタ及びSNSをチェックしつつANNラジオ聴いてYouTubeで好きなアーティストのライブ動画見て脇に置いてある漫画を無意識のうちに読んで・・・・・・ほんと忙しかったなぁ。前回に少しお話した専門学校3年間の山場、登院試験に2回目で無事合格したと思ったら、間髪入れず期末試験(17教科)がやって来ました。去年入学して以来何度か経験してますが、もうね、本当に辛い。一日基本3教科を一夜漬け・・・・・・そもそも一夜漬けするから辛いんだろ前々からちゃんとやれと皆さん思うのでしょうが、前々から勉強してもいざ直前にやってみると見事に全部忘れているんですよね。その経験が辛かったのでずっと一夜漬けなのですが、いっつもすんごい辛い。基本、朝までやるのでお腹が空いて、ずっとなにかしら食べていて、この学校に入学してから6キロ太りました。歳のせいかもしれませんが。
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第9回 君が幸せならばそれで良い
晴天、並ぶには風が強めで少し寒いがダウンを着てるから日陰になっても大丈夫、そんでもって文庫も持って来ているので想像以上の待ち時間でも暇つぶし可能。もう何度これを経験したか忘れた。現在さいたまスーパーアリーナBABYMETALの物販列からこの連載をお届けしております。現在物販列最後尾に並び始めましたが(安定の1人参戦です)昨日の列よりかは大分マシかと考えています。昨日はアリーナを1周したくらいの長蛇の列だったとか。
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第10回 知識は時にして残酷、28歳のココ最近
みなさま、明けましておめでとうございます。一富士、二鷹、三茄子っぽい夢、見れましたか。この連載が配信されるころには年が明けて2020年。というかもう正月云々どころか日常に戻っている時期でしょう。先は長いと思っていた東京五輪が直ぐそこに。去年の初めからこの連載を開始してやっと10回目。専門学校に通いながらなんだかんだ続けてこれましたが、2019年はとにかく「一難去ってまた一難」という言葉がぴったりな年でした、ゆえにボロボロの状態でなんとか文章・絵のデータをド深夜(3時とか4時とか)に都築さんに送り付ける日々だったのですが、そんな中でも自分なりに動き回り、さまざまな出会いがあった年でもありました。毎日フルで動いて知らない間に寝てる。これを繰り返してたら、あっという間に冬休み。
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第11回 変態に死角無し
1月は呑気に過ごしてたもんだなあ、とつくづく思います。皆さんもご存知のとおり、例の新型のお陰でここ数週間いろんなことが変わっていき感染拡大を防ぐ為に時間差通勤、臨時休校、ライブなどのイベントが中止・・・・・・そんでもってマスクはなんとか理解できますがトイレットペーパー、ティッシュ、ナプキンの買い占めとかよくわからん方向に行ってしまう、賑わっていた場所からそっと人間がいなくなるこの感じ、3月11日を思い出しますね。外出はできるだけしないように、とか言われても生きるには金を稼がんといけないし。なんとか経済回していかないと、例の新型にやられる前にくたばってしまいますよ。春が近づきこれから賑わうテーマパークや観光地、アートフェアにライブイベント・・・・・・どこまで奪われてしまうのか。そこで喰っている方々は大打撃ですよね、死活問題。一日も早く事態が終息することを願います。私もなにかしらの形で貢献できればと思っているのですが。
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第12回 不要不急日記
一体、いつ落ち着くのでしょうか。前回に続いて初っ端から例の新型についての話題で申し訳ないですが、3月下旬現在、とうとう私の住んでいる地域にも外出自粛要請がでましてしっかりと室内にてaikoを流しながらこの連載を書いている次第です。いやあ大音量で聴くaikoはイイですね! しかも今日はこんな時期なのに各地で雪が、こりゃ家にいるしかないですね。私は3月の初めから春休みという長期休みを頂いていて、半ニートの様な生活を送っています。本来ならば速攻1人で某舞浜の夢の国に泊まりがけで行き、現地でキャッキャする可愛い子達を遠くから眺め「春は可愛い女を無防備にさせるぜ」とかTwitterに呟いてる予定だったのですが、どうやら運営再開も4月下旬以降で予定もおじゃんに。周りの友人達は基本ヲタクが多いので「我はこの日の為に生きてきた」というイベントも軒並み中止になり「私は今後何を糧に生きればいいんだ」と嘆く声がチラホラ、トドメに今年のコミケも中止との事で私も無事爆死しました。
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第13回 夜の手紙は今もなお続く
「生きている内にこんな事が起こるなんてねえ」と横で90年以上生きている祖母が言っているのだからこりゃすごいことが起きてるんだ、と「首相が緊急事態宣言を発令」「私たちの暮らしはどう変わるのか」というテレビのテロップを空っぽの脳味噌でただ見つめていた日からもうすぐふた月が経ちます。皆さんはどうお過ごしでしょうか。日々情報が更新されていってなにがなんだかな毎日ですが、私はひたすら実家にて引きこもっています。両親は医療系の仕事なので基本夜までおらず、祖母とこの連載で毎度お馴染みの愛猫ペコちゃんと私で元気に生きています。
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第14回 自粛の後遺症
色々ありましてもう明日で10月に突入ですよ。学校や実習の合間にちびちび書いては、アレも書こうコレも書こうとやってたらこんなに長引いてしまいました。9月末現在でもまだまだ例の新型との戦いは続きますし、「冬はマスクで顔半分隠れるからあったかいじゃん」とかポジティブに考えていかないとやってられませんよ。今年もあと少し、日々けっこう頑張ってるから、そろそろなにかしらで報われても良くない? あーあ道端に10万落ちてないかな、では改めて誰のためにもならない日記をどーぞ!
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第15回 周りの同世代が温かな家庭を築く中僕はただ異常結節をひたすら覚える
いやあ寒くなってきましたね。 可愛いコートを何着か持っているのにそのコートじゃ寒すぎて真っ黒なダウンコートを着、フードをしっかり被りマスクは必須、日々不審者コーデで学校に登校しています。 例の新型は待ってましたとばかりに再び流行し始め、折角の年末年始も今年はひっそりと過ごすことになりそうです。まあ私は受験生なのでほぼ籠って勉強とこの原稿を書く日々なんでしょうけど。 さて、ここ最近の私はと言うと9月いっぱいで1年間に及ぶ臨地臨床実習が無事終わり(なんと1年間無遅刻無欠席、馬鹿は風邪ひかない!)、前期期末試験を越え10月から本格的な国家試験対策が始まりました。
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第16回 復活のノロシ/ウェルカム・トゥー・ヘル
1年生の後半あたりから帰り道に毎日同級生の友人と「行けば終わる」と唱え続けていたことを思い出しました。 「行けば終わる」、実にシンプル。それを3年間繰り返し一つ一つ終わらせてきました、そしてとうとうこの日が来ました。卒業しましたよ皆さん! 何人この連載を読んでくれているかわかりませんが「皆さん」! 無事! 波磨茜也香は! 専門学校を卒業し、国家試験も受かり! 歯科衛生士の資格を手に入れましたよー! 祭りだ! 酒だ!
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第17回 地獄の一丁目
暑いですねえ。 この連載が配信されている頃には少し涼しくなっているのでしょうか、波磨は今日も元気に暮らしております。皆さんはいかがお過ごしですか。 ここ最近の私はやっとこさアトリエを元の状態に戻して(去年から今年春までは勉強しかしてなかったので、悲しいことに物置と化していました)油絵を描き始めました。今後いろいろ展示など告知できると思うので宜しくお願いします、こんなご時世なので無理はせず、健康最優先でお願いします。制作頑張りますよお!
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第18回 朝礼と礼拝
この学校には半年に一回のペースで「朝礼」なるものがある。 なんとか4月を越えて5月分の時間割表が配られた時、1日の1限からデカデカと「朝礼」と書かれていて生徒たちが途端にザワザワし出したのを今でも覚えている。専門学校でも朝礼があるなんて予想していなかった、ダルすぎ。 そういえば小学生から高校生まで朝礼代わりにあったのが「礼拝」でる。 キリスト系列の学校に行っていたので(かといって両親は無宗教)、「礼拝」は私の中では朝礼よりも馴染みのあるものだった。内容は先ず今月の司会進行の教員が今日歌う歌のページ数を言い、生徒は一斉に歌集を開き讃美歌斉唱。その後は旧約聖書or新約聖書の読む箇所を言い(例「マタイによる福音書○章○節」)、代表者の朗読を聞きながらみなもその箇所を黙読。次は今月の先生からのお話(多い時は2人話すことがあった、1人で充分だ)、そしてみなでお祈り、再び讃美歌で終了である。
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第19回 青息吐息、女の敵は女
スケーラーを使ったスリップ(実技試験)も毎週月曜日と火曜日に集中するゆえ、金曜の放課後に教室で課題や次のスリップの練習などをダラダラと友人達と行うのが習慣となってきた。 別に誰かが「やろう」と言い出したものではない、自然と同じメンバーが最終下校のチャイムが鳴るまで居座ってできた集まりである。するとたまたま歩いていた教師達と遭遇、その場のノリで色々教わるチャンスが。 正直スケーリングは教科書を読んでも「???」な部分が8割なので、細かいところは実際に見て学ばないと納得できない部分がある。そういう時にこの時間は有難い。
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第20回 ヘンリー・ダーガー・フィルター
今年も3月初旬に歯科衛生士国家試験がありました。 もうあれから1年経ったのか、としみじみしてしまいます。今年は簡単な年だったそう。そうか…なるほどね…そうなるよね…。去年の国家試験は人生の中でもトップクラスを争うレベルで最悪な日でして、削除問題が過去最高、(合格率が低く帳尻を合わすために)追加合格者も…という荒れた年の受験者でした。こういう運は強いんですよね、まったく嬉しくありません。 私達の代は数名が落ちてしまい(or卒業試験に受からず留年)、去年再び専門学校で受験対策をして今年再受験。数日後インスタにて合格(自己採点)・無事卒業の投稿を見て春が来たなあと思いつつ全力で「いいね」を押しまくるのでありました。
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第21回 明日から頑張る
4月3日(水) 本日は新1年生の入学式。 2年生へと進級する我々は本来ならば休みのはずだったのだが、なぜか「2年生代表」という枠に選抜され式に出席することになった。メンバーは私、K子などを含む4、5人。式中は特に出番はなくただ椅子に座り立ってお辞儀して拍手してを繰り返すのであった。 1年生入場時、事前に入場から着席まで通しで練習しているはずだが、一人の生徒がテンパり一部グダグダな入場になっていた。焦る教員たち、空洞な眼でその光景を見つめる我々、彼らに思う事はただ一つ「これから地獄ぞ」。
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第22回 「人生は理不尽のかたまり」
皆さんお久しぶりです。 元気しているでしょうか、毎度この始まり方で大変恐縮です。 波磨はなんとか生きております。前回からかなりの月日が経ちまして年を越えてしまいました。今年も宜しくお願いします。 亀更新のこの連載ですが、今回はより期間があいてしまい申し訳ありません。歯科衛生士学校話もようやくあと1年とちょいくらいになりました。こっから実習編~国試対策編と怒涛の展開になりようやく終わります。しかしそこに辿り着くまでまた長いことかかりそうですが…どうかお付き合い下さい。
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波磨茜也香のおんなのこ散歩 第23回「右往★左往」
前回のひっっさしぶりの連載に続き、この回はどのぐらいの期間を経て皆さんの元に届いてるのか。 今回はいつもより短い期間でお届け出来ている、はず…! 前回の連載でもお話ししたように、最近介護が必要になった祖母の一進一退に振り回されつつもどうにか仕事と制作と趣味を無理矢理ぶん回す毎日を送っています。去年は厄年なのも(?)あって私生活でかなりダメージを喰らう事が多々ありましたが、なんとなく30代になってからの方が充実してて楽しいなあと最近感じます。
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BOOKS
ROADSIDE LIBRARY
天野裕氏 写真集『わたしたちがいたところ』
(PDFフォーマット)
ロードサイダーズではおなじみの写真家・天野裕氏による初の電子書籍。というか印刷版を含めて初めて一般に販売される作品集です。
本書は、定価10万円(税込み11万円)というかなり高価な一冊です。そして『わたしたちがいたところ』は完成された書籍ではなく、開かれた電子書籍です。購入していただいたあと、いまも旅を続けながら写真を撮り続ける天野裕氏のもとに新作が貯まった時点で、それを「2024年度の追加作品集」のようなかたちで、ご指定のメールアドレスまで送らせていただきます。
旅するごとに、だれかと出会いシャッターを押すごとに、読者のみなさんと一緒に拡がりつづける時間と空間の痕跡、残香、傷痕……そんなふうに『わたしたちがいたところ』とお付き合いいただけたらと願っています。
ROADSIDE LIBRARY vol.006
BED SIDE MUSIC――めくるめくお色気レコジャケ宇宙(PDFフォーマット)
稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。
1960年代から70年代初期にかけて各レコード会社から無数にリリースされ、いつのまにか跡形もなく消えてしまった、「夜のムードを高める」ためのインスト・レコードという音楽ジャンルがあった。アルバム、シングル盤あわせて855枚! その表ジャケットはもちろん、裏ジャケ、表裏見開き(けっこうダブルジャケット仕様が多かった)、さらには歌詞・解説カードにオマケポスターまで、とにかくあるものすべてを撮影。画像数2660カットという、印刷本ではぜったいに不可能なコンプリート・アーカイブです!
ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)
プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。
これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。
ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)
書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい
電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。
ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)
伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!
かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。
ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)
――ラブホの夢は夜ひらく
新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!
ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)
――秘宝よ永遠に
1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!
捨てられないTシャツ
70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。
圏外編集者
編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。
ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014
こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。
独居老人スタイル
あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。
ヒップホップの詩人たち
いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。
東京右半分
2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!