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2020年11月25日 Vol.430

travel

新連載! Paradise Lost 二度と行けない珍日本紀行 01 栃木県

2020年09月09日配信号「群馬編1 アダルト保育園」から、ゆるりとしたペースで始めている新連載「25年目の珍日本紀行」。そのスピンオフ企画として今週から「Paradise Lost 二度と行けない珍日本紀行」をお送りする。 もともとの『珍日本紀行』は1993年2月から98年8月まで、238回にわたって週刊SPA!誌上に連載されたものが、96年にアスペクト社から大判写真集『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』として刊行された。その後もしつこく追加取材し地域別に再編集した342件の路傍の奇跡が、2000年にはちくま文庫で「東日本編」「西日本編」の2冊、計1,200ページ近い増補改訂版・極厚文庫本にまとめらたのだった。

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photography

我的香港 Vol. 007 逃港 (写真・文:ERIC)

 僕は香港で生まれ育った。子どもの頃、学校が夏や冬の長い休みに入ると、僕は中国広東省の小さな町にある親戚の家に預けられた。ひと月ほどそこで過ごし、休みが明ける頃になると、迎えにきた父と母とともに香港へ帰る。  大陸(=中国)に行くことやそこでの生活、文化や習慣について、僕もまだ幼かった頃は特に何も感じていなかった。けれど、9歳、10歳、11歳……と年を重ねていくごとに、香港と中国の違いを徐々に感じるようになっていった。  自動車ではなくて、自転車に乗るの? 大人が地面に座ってご飯を食べてる! ゲームセンターのゲームの値段がこんなに安いなんて!  はじめはただ無邪気に面白いと感じていたその違いに対して、いつからか優越感を抱くようになる。

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lifestyle

シブメグの人生小劇場 05  瀬谷とマイルスと私 (写真・文:シブヤメグミ)

こないだ実家へ荷物を取りにちらっと帰った。最寄駅は海老名。いま私は新宿に住んでいるから、小田急線で1時間の里帰り。荷物まとめてすぐに帰った。実家滞在は10分。仕事に出てる母親にも会わなかった。 海老名駅に着いて、来た時とおんなじように小田急線で新宿に戻ろうと思ったけど、時間があったから久しぶりに相鉄線に乗ることにした。実家にいる頃、いちばん利用していた電車。いまでも駅の名前を全部誦じることが出来る、たったひとつの鉄道会社。 その中でも一生忘れられない駅が瀬谷駅。改札口を通って駅の外に出たことは一度もないけど、私にとって、とても大切な駅。

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design

夜の白熱教室――プラモデガタリ紙上再現!

子どものころ以来プラモデルは触ったことがないし、フィギュアより生身の肉体が好みなオトナだったけど・・・・・・2016年07月20日配信号「我々は如何にして美少女のパンツをプラモの金型に彫りこんできたか――廣田恵介とセンチメンタル・プラモ・ロマンス」で、人気モデラーの廣田恵介さんと知り合い、2019年8月末には阿佐ヶ谷ロフトでのトークに呼んでいただいた。 『プラモデガタリ』というシリーズの最終回だそうで、トークのテーマは「文化・風俗としてのガールズプラモ」。いや、ガールズプラモとか知識ゼロなんですけど、と固辞しかけたが、「そういうひとがいいんです!」と言われて登壇。

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2020年11月18日 Vol.429

photography

バンコクのリカちゃん (写真:Sasamon (Didi) Amatyakul)

あまりInstagramは活用していないけれど、2年ほど前だろうか、不思議に魅力的な写真をフィードしているアカウントに出会った。「liccachan lover = リカちゃんラヴァー」というユーザー名のとおり、可愛らしい人形を撮影した写真がたくさん上がっているアカウントだった。 人形というと、アニメから派生したセクシーなフィギュアだったり、ハンス・ベルメールの球体関節人形的な耽美系だったりが僕の身近には多いけれど・・・・・・リカちゃんラヴァーの人形写真はそういうものとはぜんぜん違っていた。ただのコレクション自慢写真ではないし、かといって耽美系にありがちな闇/病みを匂わせる偏執も見えない。ローリー・シモンズのような現代美術系でもない。リカちゃんというくらいなのでほとんどが女の子人形だし、そこに官能性はあるけれど、ひねくれたエロスはない。「ガーリー」という言葉が当てはまるかどうかはわからないけれど、すごく真っ直ぐな、ある年齢の女の子だけが持つ強度がある気もする。人形なのに。

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music

おきあがり赤ちゃん・堂々8枚組新譜リリース!

ロードサイダーズにはもうおなじみの異端サウンドアーティスト「おきあがり赤ちゃん」。2018年3月21日号「おきあがり赤ちゃんのビザール・サウンドスケープ」で紹介したのをきっかけに、DOMMUNE出演や渋谷アツコバルーの展示会場でもライブ演奏を披露していただいた。 そのおきあがり赤ちゃんがリリースした3年ぶりの新譜『おもちゃの音の音楽祭』は、なんと8枚組(+無料DVD-R)という、とんでもないボリューム! 115曲、8時間33分の超大作なのだった。デビューアルバムの『okiagari akachan』こそCD1枚だったが、2枚目の『振り子人形』にしてすでにCD3枚組(+写真とポエムのブックレット)のボックスセット。しかしそれにしても8枚組とは・・・・・・。もちろんこれまでリリースされた3作品、すべてが完全自主制作盤である。

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music

新型コロナとフランス・アンダーグラウンドシーン 02  自宅待機令発令前夜:後編 (画・文:ショビレヌ・K)

こんにちは。ショビレヌ・Kです。前回の投稿では2月9日から22日までにジュネーブ、ストラスブール、シュトゥットガルトで行ったバンド・オフィシン(officine)の初アルバム『dieu』(絶賛発売中)のリリースツアーの様子をお伝えしました。 まだフランスでは新型コロナウィルスが流行していなかった時期です。第2回ではその後3月6日からロックダウンが開始された3月17日までに行ったライブ5本について綴ります。この辺りからフランスの新型コロナ情勢は大きく悪化します。

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lifestyle

蒲田リハビリ日記 第9回  生活保護と不法投棄の廃地~ルポ森ケ崎 (写真・文:リーサル・ウエポン金本)

犯罪者は現場へ戻るというが、戻りたくなくても長い年月を経て、否応なく戻されてしまうこともある。ロス疑惑の三浦和義がそうだったように。俺はそんな大物ではなく、笑ってしまうような小物だが。 見渡すかぎり色のない景色が、ただ漠然と横たわっていた。森ケ崎には、曇り空がよく似合う。曇り空しか似合わない、といっても過言ではない。生活保護のKさん(54歳)に連れられ、なんとなくこの地を訪れたが、そこには人の神経を高ぶらせ、緊張を強いるものしか転がっていなかった(としか最初は思えなかった)。

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2020年11月11日 Vol.428

photography

ネオン管の抒情

アメリカの田舎のハイウェイを夜走っていたら、真っ暗な空にオレンジ色の巨大なネオン十字架が突然あらわれた。タイの村はずれにあるお寺の眩しい境内から本堂に入ってみたら、暗いなかに座った仏様を何色ものネオン光背が照らしていた。LEDがない時代の単なる照明器具なのに、ネオン管というものになにか神秘的な魅力を感じてしまうひとって、少なくないのではないか。 今年7月に大阪、9月下旬から10月にかけて銀座のニコンサロンで、下川晋平の写真展『Neon Calligraphy』が開かれた。カリグラフィーとは「書」のこと。おもにイランの夜の街を飾るネオン看板を撮影した、珍しいドキュメンタリーだった。

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art

祝・ダダカン師、百歳!

『独居老人スタイル』や、本メルマガでも何度かフィーチャーしたアーティスト/ハプナーのダダカン(糸井貫二)が今年ついに100歳を迎え、今月13日から東京泉岳寺のカフェ・ゴダール・ギャラリーで記念展覧会が開催される。ギャラリーはカフェを併設した小ぶりの空間だが、「ダダカンの『殺すな』展」を前後期にわけて、またそのあいだにはダダカンゆかりのアーティストや、影響を受けた若手作家による「オマージュ作品展」を開催予定。仙台の伝説なのだから、本来は宮城県美術館かメディアテークあたりで大回顧展を開催すべきだと思うのだが、ぜんぜん動きなし。そのあいだに101歳になってしまう!のもナンなので、まずはカフェギャラリーでの展覧会で渇を癒やしておきたい。

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design

木呂とマメとBOROの一幕劇

ダダカン展の首謀者として紹介した上原木呂さん。出会ってしばらくしたころ、新潟から上京したついでに、浅草アミューズミュージアムで開催していた写真展『BORO 美しいぼろ布展 ~都築響一が見たBORO~』を見てくれて、「そういえばうちにもBORO、たくさんあるから撮りませんか」と誘っていただいた。 上原木呂(本名・誠一郎)さんは1948(昭和23)年生まれ。新潟市の南西部、海を隔てて佐渡島と対面する西浦区の巻町(現・竹野町)に生まれた。家業の上原酒造(現・越後鶴亀)は明治23年創業という老舗蔵元。木呂さんが五代目に当たる。 「蔵元だから、それこそぼろぼろになった布袋とかいっぱいあって、それを自分で縫ったり羽織ったりして遊んでるんですよ」ということで、去年の春、撮影させていただくことになった。

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travel

ROADSIDE CHINA  中国珍奇遊園地紀行 20 四川省前編 (写真・文:関上武司)

大家好!(中国語で皆さん、こんにちは!)。中国に1年以上渡航できなくて、うずうずしている軟体トラベラーの関上武司です。今回で当連載も20回目になり、中国で個人的に強烈なインパクトだった四川省の東方佛都という観光施設と、国色天郷楽園というテーマパークのレポートをお届けします。 2012年8月11日。中部国際空港からの飛行機で夜に四川省の成都へ到着。ホテルの予約をしていなかったので、深夜になってようやく宿泊するホテルを決めて睡眠。

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2020年11月04日 Vol.427

design

大阪で生まれたデザインやさかい・・・・・・

先週は芦屋市立美術博物館の『芦屋の時間 大コレクション展』を特集したが、今週はおとなり西宮の大谷記念美術館で開催中の『没後20年 今竹七郎展』を紹介する。両館のあいだは2キロちょっと、歩いても30分足らず。気になったら、ぜひふたつあわせてご覧いただきたい。 西宮市大谷記念美術館では、2018年に開かれた『グラフィックデザイナー土方重巳の世界』を、11月21日号「だれも知らなかった土方重巳」として紹介した。NHKの人形劇「ブーフーウー」のキャラクターや、佐藤製薬の「サトちゃん」の生みの親であり、だれもが知っているデザインを遺しながら、その名は一般的でないという意味でそんなタイトルにしたのだった。今回の展覧会もサブタイトルには「近代日本デザインのパイオニア」とあるものの、ポスターやチラシには「どこの誰だか知らないが。そのデザイン! 誰もがみんな知っている。」というコピーが大書されている。

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music

『ステレオ時代』の時代 02 今どきレコードの楽しみ方 (文:澤村信)

都築さんに「レコードを聴くだけなら2万円もあればシステムを組めますよ」と宣言した私だが、なんとなくそのくらいかな、と思っただけでしっかり計算したわけではなかった。 そこで後でヤフオク!を覗いてみると、前回ご紹介した家電系メーカーのコンポ相場は予想以上に荒れていた。 「荒れていた」というのは、ただ「高い」というわけではなく、良くも悪くも「このモデルがこの値段!?」と思う出品が多いのだ。 さして名機でも人気モデルでもないのに「名作」とか「希少」とか美辞麗句を駆使してとんでもない値段で出品していたり、逆に「絶対これ良い」というものが1円スタートだったり、1000円でも流れてしまっていたり……。相場が高いということではなく、目利きという点でマニア向けだったのだ。

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art

Freestyle China 即興中国  絵画の海に浮かぶ希望 中国の美術教師、画家・施海兵 (画像提供:施海兵 文:吉井忍)

最近、中国から届くイベントのお知らせを眺めていると、ライブに映画祭、文学フェアにアートブック展などが目白押し、すっかり日常の様子が戻ったようにも見える。ただ、北京の知人によれば「本格的に寒くなれば、きっとコロナの第二波、第三波が押し寄せる。その前に急いで楽しんじゃおう」という考えらしい。そんな色とりどりのイベントの中でふと目を引いたのが悦・美術館(Enjoy・Art Museum)における施海兵(シー・ハイビン)氏の個展『吹一口気(Blow a breath)』だ。 同美術館は北京市の著名アートスポット、798芸術区に位置する。煉瓦造りの古い工場をリノベーションした3階建ての建物で、総面積は2600平方メートル。シー氏の展示は4つある展示会場の一つで行われたのだが、とにかく作品の数が多い。のちに本人に聞いてみると「持ってきたのは約300枚。実際に展示したのはそのうちの100枚ぐらい」とのこと。丁寧に見ていけば、きっと軽く1時間以上は過ごせそう。一見抽象的、実はとても現実に即した人物画が多い。虚空を見つめるような目の描き方にもやわらかさがあり、全体的に温かな印象を与える作品群だ。 シー氏については情報を探しても、大量の作品と過去数年分の展覧会情報が見つかるだけで、江蘇省の小さな街に住んでいること、普段は美術の先生をしていること以外の経歴を知ることはできなかった。そんな不思議さにも惹かれて、今回zoomでお話を伺った。

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lifestyle

蒲田リハビリ日記 第8回  B級民俗学ミーティング 東京都大田区蒲田周辺  下層ゴーストライターズ@ブックカフェ羽月(通称=羽田プリン) (写真・文:リーサル・ウエポン金本)

「北海道や沖縄の人びとはもちろん、東北と九州とか、世界的に見れば狭くても日本は広いし、そもそも単一民族であるはずがない」とSさん(56歳)は熱っぽく語る。Sさんは大学院で社会学を専攻していたが、思うところあって中退し、フィールドワークと称して全国の低層地域を巡回している。国内には凡そ6~7種の民族が混在し、その集合体を日本人と呼んでいるに過ぎないというのがSさんの持論だ。 Sさんとは23年前、ゴーストライター派遣会社の養成所で知り合った。株主総会招集通知を改変する際、ともに1カ月間、都心にある証券専門の印刷会社で軟禁された間柄である。個性をいっさい出さないゴーストライター仕事は機械のように振る舞え、精神的にラクなので俺はけっこう好きだった。 その後、俺は零細企業を転々とする道(労働時間こそ長いが、給与+賞与で、こちらのほうが若干多く稼げた)を選んだが、Sさんは現在もゴーストライターを続けている。お互いにB級民俗学を追求しており、一昨年再会して以降、それぞれの活動(零細企業はB級民俗ネタの宝庫だった)を通じて知り得た情報を定期的に交換しているのだ。

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.006
BED SIDE MUSIC――めくるめくお色気レコジャケ宇宙(PDFフォーマット)

稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。

1960年代から70年代初期にかけて各レコード会社から無数にリリースされ、いつのまにか跡形もなく消えてしまった、「夜のムードを高める」ためのインスト・レコードという音楽ジャンルがあった。アルバム、シングル盤あわせて855枚! その表ジャケットはもちろん、裏ジャケ、表裏見開き(けっこうダブルジャケット仕様が多かった)、さらには歌詞・解説カードにオマケポスターまで、とにかくあるものすべてを撮影。画像数2660カットという、印刷本ではぜったいに不可能なコンプリート・アーカイブです!

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ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)

プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。

これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。

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ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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