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2024年12月25日 Vol.626
art
今年も行けました、警視庁職員美術展!
毎年楽しみにしている「警視庁職員美術展」が今年も日本橋三越本店で12月3日から1週間にわたって開催、各テレビ局や新聞のニュースでも取り上げられたので(お付き合い?)、行ってみたひと、行こうかな~と思ってるうちに終わってしまったひと、いるのでは。 毎年この時期に開催されている警視庁職員美術展は、1955年に始まって今年が69回目!「警視庁職員が余暇を利用して制作した日本画、洋画、書、写真、手工芸の5部門」(警視庁公式サイトより)で、各ジャンルから選ばれた77点が並んでいる。開会式では緒方禎己警視総監が「普段の警察業務で見せる姿とは異なる職員の別の一面に触れていただければ」と挨拶されたそうで、これはほんとにそのとおり。
design
大阪ミナミの銀河系 ――味園をめぐる物語 第2回 グランドキャバレー・ユニバース開闢 文・写真提供:COSMIC LAB(C.O.L.O/高良和泉)
C.O.L.O:前回はダンスホールに焦点を当ててお送りしましたが、今回はグランドキャバレー編です。 高良:地下で先にダンスホールが始まり、その営業を続けながらビルを完成させ、地上のキャバレーと宴会場が1年後にオープンしました。1957年(昭和32年)10月15日です。 C.O.L.O:超弩級キャバレー・ユニバースの誕生、宇宙の開闢ですね。 開業前の資料から見ていきましょうか。やはりこのポスターはとんでもないインパクトですね。
lifestyle
おいでよヘンタイの森 20 変態は変態姉さんによって作られる 黄金好きな女たち 文・イラスト:mimi(会社経営&フリー女王様)
変態という話を書いていて スカトロ系は通らざるを得ない といっても私のお客様では誰一人いませんでした よかった そもそもそんなくさい系の人がいなかった みんな清潔第一 でも、まわりではちらほら聞く話 そうスカトロ=黄金
design
デザインの世間体 028 特別編 『カミオン』創刊40周年・記念連載 我が青春のバイブルよ永遠なれ! 第6回 アートトラックの聖地である築地と建設現場ではたらくダンプ (写真・文:松吉満 / 編集:若生友見)
2024年の年末を迎える今回は、全国の生鮮便が集結していた築地市場の話と、現在は現役ダンプドライバーとして活躍する元編集長の物流倉庫建設工事の場内作業のようすをお伝えします!
art
暗黒絵日記 のり子の夢は夜ひらく 64話 ビーバップJr. ハイスクール (画・文:新開のり子)
中山美穂さんの急逝がショックでした。 ふと、ミポリンに憧れていた中学生時代を思い出しました。 「毎度お騒がせします」が流行っていたころ、中山美穂と同じ髪型にする人が多かったのです。 私もミポリンヘアにしたかったのですが、子役劇団で知り合った他校に通う友だちのアヤコに「ミポリンの髪型は私がやるから、あんたは原田知世にして!」と言われ、美容室で原田知世ヘアをオーダーしたにもかかわらず、髪が短すぎて頭のてっぺんが立ってしまいました。アヤコからは「長渕!」と呼ばれてしまいました。
movie
絶滅危惧映像の現在形――どっこい生きてるニッポン特殊AVコレクション 20年も時が止まり続けている「時間停止AVの世界」 (文:押スノ踏マズ)
20年もの長きにわたり連綿と制作されつづけている不思議なジャンルがあります。「時間停止」モノです。ブームの火付け役となった『時間よ止まれ!』シリーズが始まったのは2005年のこと。一過性のブームでは終わらず、その後20年もの間、様々な監督とメーカーが手を変え品を変え、様々なシチュエーションで新作が生み出される一大ジャンルとなっています。今月は、その不思議を追っていきたいと思います。
2024年12月18日 Vol.625
art
Coming Art 2024 埼玉県障害者アート企画展
毎年この時期に開催される埼玉県障害者アート企画展。「来るべき、次のアート Coming Art 2024」と題された今年の展覧会が先々週開かれた。2009年の第1回以来、北浦和の埼玉県立近代美術館を会場に今年で15回目になるそうで、いつも5日間ほどの短い会期なので毎年かならずというのは難しいが、できるだけ観に行くようにしている。それは埼玉県内の50以上の福祉施設や行政の職員、美術の専門家などによるネットワーク(埼玉県障害者アートネットワークTAMAP±〇)によって選ばれた、今年も128名の作家による600点を超える作品が一堂に会するという規模の魅力がひとつ。そしてTAMAP±〇と共に主催をつとめる社会福祉法人みぬま福祉会内の工房集(しゅう)が展覧会の事務局をつとめていて、ロードサイダーズでは2019年冬に9回にわたって「工房集の作家たち」と題して注目アーティストを紹介するシリーズを連載、彼らの活動にいつも注目してきたからでもある。
art
奇跡の島 ――パレルモ:死を賭けた階級闘争 (写真・文:ルノ・ルプラ=トルティ)
2023年に「セックス&ワックス・イン・ザ・ホスピタル」でパリの大病院の奥深くに隠された卑猥な壁画を見せてくれたり、メキシコ系アメリカ人が刑務所内で描いたハンカチ絵のコレクション「パニョス・チカーノス」も紹介させてもらったり、なにかと縁の深いアーティスト/キュレーターのルノ・ルプラ=トルティが、またも驚きの発見を報告してくれた。今回の舞台はシチリア。パレルモ郊外の教会地下に隠された、こころ揺さぶられる奉納画である・・・。
design
BORO、世界をめぐる 7 英国ロンドン編 (写真・文:辰巳清)
2021年5月から2022年1月まで開催したスウェーデン国立美術館での展覧会「BORO-THE ART OF NECESSITY」は、その年にスウェーデン国で開催された最も優れた展覧会に贈られる「エキシビション・オブ・ザ・イヤー 2021」を受賞した。主催者であるSveriges Museer(スウェーデン美術館協会)の同賞の選定理由は下記の通りだ――
art
暗黒絵日記 のり子の夢は夜ひらく 63 マーシャルについて (画・文:新開のり子)
物心がつく前から、いつも隣にはマーシャルという熊のぬいぐるみがいました。9つ離れた兄のお下がりで、体は黒くてふわふわした柔らかい手触りで、顔はプラスチックでできているようでした。 目鼻立ちはとても愛らしく、とろんとした瞳は誰からも愛される魅力的な可愛さを持っていました。 どこか、昔文明堂のCMに出ていた熊に似ていて、「カステラ一番、電話は二番♪」という歌がよく頭に浮かびます。
photography
ニュー・シャッター・パラダイス 82 ムクドリの憂鬱 (写真・文:オカダキサラ)
友達とのお茶会の後のことです。時間は16時過ぎ。雲ひとつない天気で、冬の空は夕暮れのグラデーションで美しく染まっていました。その空に、不穏な集団の影が横ぎりました。鳥の群れが都会の真上を旋回していたのです。何十羽も揃ってグルグル空を泳ぐ鳥たちの正体は、ムクドリです。他の通行人も顔を上げて、それを眺めていました。こんな都会にもいるんだと感心している私の横で、一緒にいた友人がポツリとこぼしました。
design
デザインの世間体 027 アクアの花道、ネオン節 (写真・文:若生友見)
今回はPABF2024に合わせて制作した最新作をご紹介します。 私は水族館が好きです。展示されている生き物にも興味があるのですが、水槽内の装飾に趣向を凝らしている場合が多く見逃せません。 水族館の凝った水槽というと、カラフルなライトで魚やクラゲを照らす演出はどこの水族館でもよく見られるようになりました。そういった演出に対しては、水槽の中の生き物たちに負担がかかってなければいいなあ……と思うのみで、あまり興味はありません(そういうものを好む人間のほうに興味はあります)。
lifestyle
バンカラ女銘々伝 第18回 歌に生き恋に生きた女 田中路子 (文:平山亜佐子)
天才ヴァイオリ二スト諏訪根自子がゲッベルスから貰い受けたストラディヴァリウスについてなんのかんのと口を出していた女性、田中路子について何者なのか疑問に思った読者もいたかと思う。路子はオペラ歌手だが、それよりも世界を股にかけた恋多きお騒がせ女性である。富と権力のある男性たちが面白いように惹きつけられるミッチー・タナカの不思議な人柄について今回は深堀りしていこうと思う。
travel
ユーラシア後ろ歩き 22 ペテルブルグのアングラ・ワールド (文・写真:多田麻美)
翌日、ナターシャはパーティで同郷の友達を通じて知り合ったという作家のアトリエに連れて行ってくれた。そのアトリエは、街の大通りからあまり離れていない古いレンガのビルの一階部分にあった。一歩部屋に入ると、すぐに目に入ったのは、つい見入ってしまうほどカラフルな床だ。模様はいろいろで、虹をかき混ぜたようなものも、木の年輪をゆがませたようなものもある。床の一部を切り取ったものを手に取ると、ほんのり焼けた肌が白っぽい金髪のベリーショートに似合う作家は、顔に無邪気な笑顔を湛えながら、こう説明した。 「これは特殊な樹脂を溶かしたものに顔料を流し込んで模様を作ってから、固めたものよ」
2024年12月11日 Vol.624
art
ロベール・タタンの庭で
このあいだアウトサイダー・アートに関する長いインタビューを受けたときに、現代美術全集「アート・ランダム」の一巻として『Outsider Art』を出したのが1989年でしたと言われ、アウトサイダー・アートと関わりはじめてからもう35年も経つのかとしみじみした。 アート・ランダムの『Outsider Art』はおもにヨーロッパのアーティストたちを紹介した本で、当初から日本だけでなくアメリカやヨーロッパのアウトサイダー・アートが気になっていたので、それから機会があるたびに作家や作品の取材を続けてきた。ヨーロッパのアウトサイダー・アート大国はなんといってもフランスなのだが、よく知られる郵便配達夫シュヴァルの理想宮=パレイデアルと双璧を成すアウトサイダー・アート環境である「ロベール・タタンの庭」にも、ずっと行きたくて行けないままだったのが、今回『TOKYO STYLE』の出版記念イベントでパリに招いてもらった機会に、ようやく訪れることができた。
design
デザインの世間体 026 完璧で究極のミディアムグレー (写真・文:若生友見)
みなさんには何度見ても顔が覚えられない人はいませんか? 私は今ではそうでもないのですが、昔は速水もこみち氏の顔がモヤがかかったようにぼんやりとしか認識できずにいました。 しかし、ぼんやりとしか認識できないということは、その余白に自分の理想を投影できるとも言えるのではないか? 顔にボカシがかかったアイドルこそ究極のアイドルなのではないか……なんてことを考えていたことがあります。
lifestyle
おいでよヘンタイの森 19 変態は変態姉さんによって作られる パンツを熟成させる女 文・イラスト:mimi(会社経営&フリー女王様)
毎度毎度男子ばかりではございません。 女子も変態が多いのが現実 まぁわたしも変態好きな変態なので同じ部類に入ってしまうと思うんですが その中でもわたしが驚いた姉さんたちの話をしたいと思います 変態女子とはなかなか知り合うきっかけはないのでやはりM男さんから話を聞くことになるんですが そのM男さんは過去の記事ででてきた川端さん 彼は変態姉さんをたくさん知っている、というかそのど変態姉さんに対応できるM男さんということなんだと思う
lifestyle
バンカラ女銘々伝 第17回 男装のバンカラ陶彫家 月谷初子 (文:平山亜佐子)
月谷初子を知ったのはつい2週間前、明治時代の読売新聞データベースで男装の女性の記事を探していたときだった。「女美術家巡査に怪しまる」と題された記事には「男姿」の女性を見かけた人が巡査に通報、名前を問われて「何かご用ですか……私は月谷初です」と噛みつくように答え、「月谷初とは男か女か」と問われ「その御不審ですか、それなら私は女です……けれども、職業上の都合もあり、かたがた男の風としているのです。下谷の警察ではよく御存じです」と弁明。通りがかりの知人が「これこそは女美術家」と口添えして解放されたと出ている。 興味がわいて調べてみると、初子こそまさに「バンカラ陶彫家」とでも呼びたいような女性だった。というわけで急遽、銘々伝に連なってもらった次第である。
art
暗黒絵日記 のり子の夢は夜ひらく 62話 仕事場の友情 (画・文:新開のり子)
初めての仕事場は、最初は丁寧に仕事内容を教えてくれますが、月日が経つにつれて仕事内容以外の情報を教えてもらようになりました。 〇〇さんは性格が変だから、あなたも嫌なことされてない?とか〇〇さんは仕事ができないから給料泥棒とか、そんな感じです。 適当にうなずき、その場を離れようとするのですが、もっとたくさん話したいようで「一緒に飲もう!」と誘ってきます。 「なかなか都合がつかなくて」とかわすのですが、「いつなら大丈夫?」とウズついているようです。
photography
妄想ホテル room:045 新しい部屋 (写真・文:フクサコアヤコ)
その日私は、東京都写真美術館で開催されている、アレック・ソスの写真展『部屋についての部屋』を訪れていた。 アレック・ソスはもともと好きな写真家だが、今回は『部屋』がテーマの写真展だ。ラブホテルの『部屋』で写真を撮っている私としてはぜひとも見ておかなくてはならないだろう、ということで愛車ミニベロに乗って颯爽と恵比寿までやってきたのだった。 思った通り写真展は素晴らしく、『部屋』についてのとらえ方もとても参考になったし、なによりこういった写真展を訪れること自体が久しぶりだったこともありその刺激はとても心地よいものだった。
2024年12月04日 Vol.623
design
離島の海辺、世界の結び目 ――旧山本悌二郎別荘訪問記
このメルマガのウェブデザインと配信を担当しているハマグリのふたりは、いつのころからかヒマさえあれば佐渡島に通うようになっていて、なにしに行ってるの?なにがあるの?としつこく聞いてみると、どうやらそこには田中藍(たなか・あい)というキーパーソンが関わっているようなのだった。 みんなが「藍ちゃん」と呼ぶ田中藍さんは、お母さんが佐渡生まれ、藍さん自身は東京・荒川区で生まれ育ち、大のファッション雑誌好きが嵩じて、「東洋一のファッション誌コレクションを自由に読める」文化服装学院を経てセツ・モードセミナーに進んだ。当時は『OLIVE』全盛時代、藍さんは読者が取材に参加してページをつくる「オリーブ調査隊」の一員になったことから、雑誌づくりに興味を抱くようになった。
photography
ニュー・シャッター・パラダイス 81 オカダ、山を置いて、都会に帰る (写真・文:オカダキサラ)
「オカダさん、基本的に人はみんないい人なんだよ。でも悪人でないだけで、善人ではないんだよ。俺が心の底から悪人だと思ってる奴らは、いつも笑顔だ。そのうえ笑い上戸で、ちょっとしたことでウケる。で、笑いながらとんでもないことをやらかすんだ」 誰でも彼でも、「いい人ですよ」と紹介する私に、お世話になっているフォトグラファーのYさんから鋭い指摘を受けました。本当にその通りです。
travel
ユーラシア後ろ歩き 21 ペテルブルグの屋根の上で (文・写真:多田麻美)
予感通り、その日の夜はなかなか眠れなかった。年齢も自分とそう変わらない、この家の家主のやせ細った後姿が頭から離れなかった。彼の人生を想像し、自分の人生と重ね合わせた。今こそ、呑気に旅なんかしているが、もし重い病気になったら、あるいは仕事が続けられなくなったら、私はどうなってしまうのだろう。そもそも、ちゃんと暮らして行けるのだろうか? 幸い、貧乏暮らしには慣れているから、日々の出費を最小限に抑えて、ひっそりと暮らすことはできるだろう。だが体力が衰え、家を出るのさえままならなくなったら……さらに大病なんかしたら、再起できるだろうか? 私は無性に心細くなった。目に涙が込み上げた。
art
暗黒絵日記 のり子の夢は夜ひらく 61話 リクエストパシリ (画・文:新開のり子)
パシリが多い生涯を送って来ました。 自分には指図するということは、見当つかないのです。 ある日、仕事場で5人でジャンケンをしました。 負けた人は、5人分のお弁当を買いに行くことになります。 私は、めでたく勝ちました。 負けた人は、異常なほど声を荒げて「行きたくない!負けたけど行きたくない!」というのです。 勝ち組は、白い目で見ますがいつまで経っても「行きたくない」と叫び続けます。 私は勝っていたにも拘らず「私、行ってきましょうか?」とつい口に出てしまいました。
design
デザインの世間体 025 身捨つるほどの店舗はありや (写真・文:若生友見)
今回は、前回ご紹介した作品「alcoholics」のおまけのブックマッチの材料である、中古ブックマッチのラベルをいくつかお見せしたいと思います。 2日連続のイベント出店で少々疲労しているため、いつも以上に軽い内容で失礼します。 中古ブックマッチは資材として購入しているだけなので、マッチラベルを収集しているつもりがないのに集まってしまっているという、わが家でもちょっと変なポジションにあるモノたちです。 私はよく収集癖があると思われがちなのですが、コレクター気質はほとんど持ち合わせていません。作品のなかに登場するモノはあくまで本を作るために集めているだけです。ただ、捨てずにとっておく癖はあるので常に部屋がモノであふれ気味ではあります……。
movie
絶滅危惧映像の現在形――どっこい生きてるニッポン特殊AVコレクション 君はもうSENZを目撃したか? (文:押スノ踏マズ)
今月は時間停止モノをご紹介しようと思い、どれを観ようか迷っていたら、ソフトデマンドのSENZレーベル総集編がキャンペーンで安くなっていたのでついつい買ってしまいました。どの時代にもたまに出てくる異色AVばかり集めた総集編なので、一度ぜひご覧になって下さい。
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BOOKS
ROADSIDE LIBRARY
天野裕氏 写真集『わたしたちがいたところ』
(PDFフォーマット)
ロードサイダーズではおなじみの写真家・天野裕氏による初の電子書籍。というか印刷版を含めて初めて一般に販売される作品集です。
本書は、定価10万円(税込み11万円)というかなり高価な一冊です。そして『わたしたちがいたところ』は完成された書籍ではなく、開かれた電子書籍です。購入していただいたあと、いまも旅を続けながら写真を撮り続ける天野裕氏のもとに新作が貯まった時点で、それを「2024年度の追加作品集」のようなかたちで、ご指定のメールアドレスまで送らせていただきます。
旅するごとに、だれかと出会いシャッターを押すごとに、読者のみなさんと一緒に拡がりつづける時間と空間の痕跡、残香、傷痕……そんなふうに『わたしたちがいたところ』とお付き合いいただけたらと願っています。
ROADSIDE LIBRARY vol.006
BED SIDE MUSIC――めくるめくお色気レコジャケ宇宙(PDFフォーマット)
稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。
1960年代から70年代初期にかけて各レコード会社から無数にリリースされ、いつのまにか跡形もなく消えてしまった、「夜のムードを高める」ためのインスト・レコードという音楽ジャンルがあった。アルバム、シングル盤あわせて855枚! その表ジャケットはもちろん、裏ジャケ、表裏見開き(けっこうダブルジャケット仕様が多かった)、さらには歌詞・解説カードにオマケポスターまで、とにかくあるものすべてを撮影。画像数2660カットという、印刷本ではぜったいに不可能なコンプリート・アーカイブです!
ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)
プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。
これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。
ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)
書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい
電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。
ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)
伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!
かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。
ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)
――ラブホの夢は夜ひらく
新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!
ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)
――秘宝よ永遠に
1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!
捨てられないTシャツ
70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。
圏外編集者
編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。
ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014
こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。
独居老人スタイル
あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。
ヒップホップの詩人たち
いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。
東京右半分
2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!