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mimi(会社経営&フリー女王様)
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新連載! おいでよヘンタイの森 | 文・イラスト:mimi(会社経営&フリー女王様)
生足あらわな太ももをグッと締めたあいだに挟まれ、醜く顔を歪ませた男たち……。広尾のお洒落なギャラリーで出会った笑撃的な写真の撮影者であり、太ももの主がmimiさんだった。 2014年1月15日号「挟む女」で紹介したmimiさんは茨城県古河市出身。高校卒業後、美容学校に進んだことからAVのヘアメイクにかかわるようになり、そこで「男のひとを責めるだけの仕事があります」と出会い系で(笑)誘われて、いきなりフリーの女王様になった。SMには興味すらなかったのに。 だからボンデージ・ファッションとか身につけたこともなく、普段着でプレイに行ったりしながら独自のスタイルを確立。リピーターが増えて貯まった資金で、自主制作AVまでリリースしたりしたのが23歳のとき……。
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おいでよヘンタイの森 04 福岡さらされ系大学生Ⅿ男 ゆきくん 文・イラスト:mimi(会社経営&フリー女王様)
彼はわたしがチャットで知り合った男の子 まだ20になりたての若い大学生 彼は20歳になった時に、一人でバーに行ってお酒を飲んだらしい そこで女の人に声をかけられた その人は、ニューハーフであった そのままそのお姉さまの友達が待っているというホテルに連れていかれ 彼の調教人生が始まってしまった 福岡在住 福祉系の大学に通うゆきくん20歳(現在23歳) 背も小さめ、中性的 しゃべり方もおとなしいし見た目も普通 ゆきくんはそこから3年間見てるあいだにだいぶ成長したし、話がありすぎて1回で書ききれるか不安です たくさんエピソードがありすぎて そんなゆきくんはおとなしい感じだし、一人でバーに行くような感じの男の子ではないのに出会ってしまったんですね ニューハーフのお姉さまと・・・
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おいでよヘンタイの森 05 六本木ヒルズでプレイしたあの日 文・イラスト:mimi(会社経営&フリー女王様)
わたしがゆるい女王様をやっていた時期というのは2004年頃、 ヒルズ族なんていう言葉が流行っていた時代 今の人たちは知らないだろうけど、ただ六本木ヒルズに住んでいる人たちをそう呼んでいた 今考えれば、2003年に六本木ヒルズが完成しているんだから、わたしがプレイしたのはできてすぐだったんだと今気づいた 調べてみたけれど私がプレイした間取りの空室はなくて、いくらの家賃かわからないけど、今だと50㎡の部屋でで50万くらい でも、わたしが実際見た間取りは200㎡以上はあったと思う だいたい300万くらいのお家賃
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おいでよヘンタイの森 06 二人のM男ヒロが泣いた理由 文・イラスト:mimi(会社経営&フリー女王様)
わたしが個人でSMをやっていたころも、変態イベント(悶悶ノミノミM男ふ会、以下「悶オフ」)も本当に全国いろいろなところから来てくれました 南は九州、北は北海道から 海外からきてくれたひともいた その中でわたしの印象に残っている長野から軽トラでくるパン屋さんのヒロさんという人がいた 推定年齢 39歳 職業 パン屋さん 生息地 長野
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おいでよヘンタイの森 07 射精ポイントがやばい女装子 まいちゃん編 文・イラスト:mimi(会社経営&フリー女王様)
女装子が続きます わたしの月に一回開いていたイベント「悶悶ノミノミM男ふ会」といわれるゆるーいSMイベント そこは、どんな変態でもカモンなイベント だから、女装子もたまにくるのです まいちゃんと初めて会ったときは衝撃だった わたしは池袋を拠点としていて 池袋の会場で、北口にお迎えにいってそこから会場まで ツアーガイドのように連れていく たぶん、普通に変な集団がぞろぞろ若い女の子についていくのは面白い光景だっただろうなと思う
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おいでよヘンタイの森 15 こすりつけ変態 パート1 文・イラスト:mimi(会社経営&フリー女王様)
ちんこをこすりつけるだけでいってしまう人がいるのはご存じだろうか? こすりイキ 結構極めた者の境地ではあります 全く手をつかわないでイケるゆうとくんの話をまずはしましょう ゆうとくんは無類の谷間フェチ わたしの谷間がかなり気に入ってしまったらしく見るだけで大興奮してしまう それプラス彼はM男ということでわたしは彼を調教し始めました
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おいでよヘンタイの森 03 外で踏まれたい下着メーカー勤務 わたなべさん 文・イラスト:mimi(会社経営&フリー女王様)
わたしは23歳ごろから変態イベントを始めました 1対1でのプレイに飽きたというか、もっとたくさんの変態に会いたくなったので一度に大勢集められるイベントを仕切っていました 大勢といっても10人くらいのⅯ男に対して2,3人の女子 S女というよりは、普通の女の子がⅯ男の要望に応えることによりSになっていけばいいなという私の願望で招集された女の子たち そのなかで、Sに目覚めた女の子もいれば、イヤーーといいながら殴ったりしてストレス発散している女の子もいたり、いろんな女の子がいました そんなイベントに来てくれたわたなべさん
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おいでよヘンタイの森 08 女装子は何を考えているかわからない ゆきさん編 文・イラスト:mimi(会社経営&フリー女王様)
変態というべきか?女装がしたい男性はある一定数いる それが、女子を恋愛対象としている女装なのか? 男子を恋愛対象にしている女装なのか? 毎日女装したいのか? たまに遊びでしたいのか? いろんなパターンがいる わたしのところにくる女装は、もちろん恋愛対象女のわたしとレズがしたいとまでではなく、理解してもらって一緒に買い物行きたい 食事がしたいといった、感じのひとが多かった とはいっても、数人かな そのなかのゆきさんという人はわたしを困惑させた
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おいでよヘンタイの森 09 マッチングアプリで寝取られ演出 文・イラスト:mimi(会社経営&フリー女王様)
寝取られることに快感を覚える人種がいるのは知っていますか? 大好きな奥さん、彼女が 自分以外の人とエッチをするのに興奮する そんなかわいそうな自分に興奮するⅯ的な興奮 わたしは引き寄せかわかりませんが、結構そういう人から相談を受けたり、話を聞いてということがとにかく多い
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おいでよヘンタイの森 11 ちんこがこの世と思えないM男さん 文・イラスト:mimi(会社経営&フリー女王様)
わたしが衝撃を受けたナンバー1ちんこがある 人よりは多めのちんこを見てきたと思うんですが、多種多様にちんこもあるわけで 大きい小さい、曲がり具合、長いの短いの太いの細いの 色だって人それぞれ やたらちんこだけピンクだったり 今まで見ていたどんなちんこも、衝撃度ナンバー1ちんこからしたら すべてがノーマル! THE普通 そのナンバー1ちんことの出会いはわたし主催のオフ会です 物腰やわらかなM男さん 既婚者の川端さん 50歳
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おいでよヘンタイの森 13 くすぐりTくん 文・イラスト:mimi(会社経営&フリー女王様)
とってもとっても大きな男の人が くすぐられてるだけ あんあんあえぎ 昇天寸前にまでなってしまうなんて 見たことはないでしょう でもわたしのオフ会に長年きてくれたTくんは そんなM男くん
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おいでよヘンタイの森 02 あきおちゃん 愛すべきフリー生オナホール | 文・イラスト:mimi(会社経営&フリー女王様)
チャットで知り合ったあきおちゃん 不動産経営者の社長さんである あきおちゃんはM男くんと話したいという募集にきてくれた35歳 自己紹介で、アナルが好き、ドライイキ(女の子みたいにいける)もOK 恋愛対象は女性 なので、あたしに懐いてくれている あきおちゃんのM的きっかけは、柔道部だった時に性処理担当になっていたことから、人の処理のために生きたいと思うようになってしまった 自分のことをフリー生オナホールと言っちゃうようになったあきおちゃん
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おいでよヘンタイの森 12 年上が好きという39歳のすごい秘密 文・イラスト:mimi(会社経営&フリー女王様)
これはつい先日の出来事なので、熱量があるうちに書きたいと思います いつものように引き当ててしまった感じです わたしがチャットではじめましてのお客様 入ってきていきなり 「年上が好きなんです」 という第一声 相手はマイクでわたしはチャット どんなくらい年下なんだろうと思ったら 39歳 名はまさくん ほぼ同世代・・・
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おいでよヘンタイの森 14 そっち側な男たち 文・イラスト:mimi(会社経営&フリー女王様)
10年という長い月日 コンスタントに変態を見ていると、へーそっち!という驚くべき変態に出会う まず一人目から わざわざ東京で開催しているオフ会に、北海道から来てくれた斎藤さん 見た目は普通の腰の低いサラリーマン的な人 自己紹介をしてもらったときに 「わたし、Mじゃないんですよね。すみません。痛いのとかも無理だし・・・」
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おいでよヘンタイの森 10 わたしにSMの世界をすこしのぞかせてくれたM男 文・イラスト:mimi(会社経営&フリー女王様)
わたしは独学女王様 なので、プレイもすべて独学 アナルや、浣腸に関しては図書館で調べた 今のようになんでもネットを見ればわかるものでもなく、SMのプレイに関わる医学的な知識は本などを見て勉強した だからといって、SMクラブで働きたいとは思ってなかったし 本物の女王様もそんなに興味なかった わたしはわたしがしたいことができればいいスタイルで生きていたから そんな中、悶悶ノミノミM男ふ会で、(悶オフ)参加してくれた馬之介さんという人がいた
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BOOKS
ROADSIDE LIBRARY
天野裕氏 写真集『わたしたちがいたところ』
(PDFフォーマット)
ロードサイダーズではおなじみの写真家・天野裕氏による初の電子書籍。というか印刷版を含めて初めて一般に販売される作品集です。
本書は、定価10万円(税込み11万円)というかなり高価な一冊です。そして『わたしたちがいたところ』は完成された書籍ではなく、開かれた電子書籍です。購入していただいたあと、いまも旅を続けながら写真を撮り続ける天野裕氏のもとに新作が貯まった時点で、それを「2024年度の追加作品集」のようなかたちで、ご指定のメールアドレスまで送らせていただきます。
旅するごとに、だれかと出会いシャッターを押すごとに、読者のみなさんと一緒に拡がりつづける時間と空間の痕跡、残香、傷痕……そんなふうに『わたしたちがいたところ』とお付き合いいただけたらと願っています。
ROADSIDE LIBRARY vol.006
BED SIDE MUSIC――めくるめくお色気レコジャケ宇宙(PDFフォーマット)
稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。
1960年代から70年代初期にかけて各レコード会社から無数にリリースされ、いつのまにか跡形もなく消えてしまった、「夜のムードを高める」ためのインスト・レコードという音楽ジャンルがあった。アルバム、シングル盤あわせて855枚! その表ジャケットはもちろん、裏ジャケ、表裏見開き(けっこうダブルジャケット仕様が多かった)、さらには歌詞・解説カードにオマケポスターまで、とにかくあるものすべてを撮影。画像数2660カットという、印刷本ではぜったいに不可能なコンプリート・アーカイブです!
ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)
プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。
これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。
ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)
書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい
電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。
ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)
伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!
かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。
ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)
――ラブホの夢は夜ひらく
新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!
ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)
――秘宝よ永遠に
1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!
捨てられないTシャツ
70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。
圏外編集者
編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。
ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014
こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。
独居老人スタイル
あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。
ヒップホップの詩人たち
いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。
東京右半分
2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!