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2025年09月17日 Vol.661
art
八代亜紀賛江
いつも生鮮食品を買い出しに行く新宿小田急デパート地下に向かうと、入口に「八代亜紀アート展」のポスターが貼られていた。9月10日から15日までのたった6日間。しかも最終日は17時まで。そしてきょうは終了前日・・・。この日偶然小田急に行かなかったら見逃してた。TOKYO ARTBEATや美術手帖の展覧会ポータルサイトは載せないだろうし。 とにかく食料品はあとにして、7階特設会場へと急ぐ。 場内は撮影厳禁だったので、絵葉書や図録からいくつかの作品だけ紹介させていただくけれど、歌手活動のかたわら長年にわたって打ち込んできた油彩の作品が、1998年にフランスのサロンに初入選した時代から2023年の絶筆となった2点(いずれも猫の絵だった)まで、狭い会場ながらかなりの点数が並び、なかなか見応えあり。お客さんもアートファンというより亜紀ちゃんファンが多いようで、なごやかにほのぼのと作品ひとつずつを愛でていた。
photography
ニュー・シャッター・パラダイス100 (写真・文:オカダキサラ)
今回でなんと連載100話目を迎えました。 お話をいただいた時は続けられるか不安でしたが、2週間に一度、つつがなく掲載し続けることができました。サポートいただいた都築さん、ROADSIDERS' weeklyのスタッフの皆さん、毎回添削をしてくれる母、そして読者の皆様のおかげです。ありがとうございます。 100話目を迎えるにあたりなにかできないか、都築さんと相談をしました。その日は、アシスタントの仕事で八丈島に出張する前日でした。「八丈島は、どことも違う独特な空気が流れていて面白いよ」と都築さんにいわれ、八丈島への期待がますます高まったのです。
food & drink
世界の中のインド亜大陸食紀行/日本編 首都圏オーナム・サッディヤ三昧 (写真・文:小林真樹 編集:島田真人)
年がら年中祭礼に彩られているかに見えるインドでも、秋は一段と集中する季節。収穫祭が全土で繰り広げられるのだ。インド南部・ケーララ州最大の祭り「オーナム」が開催されるのもそんな初秋の頃である。 オーナムが近づくと女性たちは庭や玄関先にプーカラムと呼ばれる円形で色とりどりの床絵を描く。年に一度、この祭礼日に地上に降臨するマハーバリ王を勧請するための目印である。王をもてなすために女たちは伝統的な舞踊を舞い、トリシュールという街では男たちが虎の面をかぶり、全身を虎模様にペイントして集団で練り歩く。これも一説には王を嘉するためだといわれている。
art
暗黒絵日記 のり子の夢は夜ひらく 99話 勇気の通報 (画・文:新開のり子)
その日はウォーキングに出かけました。 たくさん食べたいけど、運動しなくてはいけない。重い体を引きずって、外に出ました。 外に出て、歩き出すと、風に乗ってプーンと焦げたにおいがしました。においを食べ物に変換すると焼き芋のようなにおいでした。 片道15分、往復で30分歩くつもりで歩き続けていましたが、においは消えません。 どうせなら、においの元を突き止めようと思い、行き先を変更しました。 だんだんとにおいに近くなってくると、ある建物の窓からもくもくと煙が出ているではありませんか!足を止めて、建物から離れて煙を見ました。風のスピードに負けない煙が窓から出ています。気にすることなく、人が行き来するのです。 もし爆発したらたいへん!とにかくその場を離れました。歩きながら、意を決して、消防に電話をすることに決めました。
lifestyle
おいでよヘンタイの森 37 M男に恋ができない女 文・イラスト:mimi(会社経営&フリー女王様)
M男の願いはかなえてあげたい できることであれば全力で協力したい プレイでは そう思っているmimiなのですが この熱量をどうしても勘違いされてしまう人もいました 過去にたくさん そらそうですよね 人には言えないことを 私にはしゃべって しかもノリノリでプレイしてくれる 他にはいないと思われてもしょうがない 当時若かったわたしには よくその辺が理解できていなかったんでしょう ただ、好奇心のもと どんどん新しいことできることを増やしていきたい プレイの幅をもっと広げたい そう思っていました その中でも好意を示してくる人の特徴があります
lifestyle
極上世界の極上生活 11 ふりふりpresents!大道芸術館でお化け屋敷&見世物ショーを開催しました! 文:極上世界(ぱにぱにぱにぱにともちんぱ&ふりふり) 写真:YURI HORIE
極上・極上・極上世界~!o(`ω´ )o 今回もまた、ふりふりによるイベントレポになります! わたくしふりふり、この度、妊娠しました!11月に出産予定デス! お腹がぽっこり出てくるにつれ、今しかない妊婦姿で何かをやりたい…!やらなきゃ…!とふつふつと思い始めました。そこで大道芸術館でこのようなイベントをさせていただくことに!ギャーー!!! お化け屋敷屋さんで働いている友人のオオタくんに声をかけて、館内をお化け屋敷仕様に! そして私もなにかショーをしたい!ということでグルグル考えたところ、「帝王切開ショー」を思い付きました。
lifestyle
蒲田リハビリ日記 第31回 90年代雑誌カルチャーとは何だったのか? 中堅出版社はつらいよ (写真・文:リーサル・ウエポン金本)
いよいよ連載6年目の第31回である。俺(偏差値35)のような特殊ライター(根本敬氏の自称「特殊漫画家」のパクリ)にしては上出来だ。ジャンルレスで知的レベルの低いことならば何でもやる!のが俺の信条だが、実際には90年代雑誌カルチャーにドップリ浸かっておらず、表舞台へ顔を出すこともなければ、名を残したわけでもなかった。末端の掃き溜めから楽しく面白おかしく傍観し、ほんの少し関与しただけだったのである。何の実力もなければ華もなく、スター性もなかったからだ。 2025年現在、1990年代の中堅出版社が一部で注目され、内輪受けしている。俺も比嘉健二編集長の手下として、今月4日(木)に開催された新宿ロフトプラスワンでの「吉田豪×比嘉健二 90年代雑誌カルチャーのどん底を語る2」というイベントに少しだけ参加させていただいた。
2025年09月10日 Vol.660
art
ソヴィエト・ピンナップの誘惑
この春に訪れたエストニアの首都タリン。中央駅の裏手、写真美術館やデザインショップなどが建ち並ぶ、元の工場地帯を再開発したテリスキヴィ・クリエイティブシティを歩いていたら、地産食品を集めたフードマーケットを発見。その場で食べられるスタンドもたくさんあって、ぐっと後ろ髪を引かれつつとりあえず2階に上がってみると、一角がアンティーク・ショップのエリアになっていた。 アンティークといってもそんなに高価なものではなく、旧ソ連時代の細々としたメモラビリアを集めた常設フリマという雰囲気。2年ほど前にウズベキスタンの青空市場で、ソ連時代の映画スター・ブロマイドの束を見つけたのがすごくうれしかったので、ああいうのがないかな~とぶらぶら歩いていると、とりわけごちゃごちゃと商品を積み上げた店の入口あたりに、無造作に重ねられたポスターを発見。
travel
アーバンママの北欧くいだおれ旅行記 vol.2 (写真・文:アーバンのママ)
4/13 今日からは、車を借りてフィンランドを横断していく。まず向かうのは、約230キロ離れたミッケリという街だ。 さて、なんでわたしはミッケリに向かっているのかというと・・。 いつも海外を旅するとき、必ず調べるようにしていることのひとつに「WAX MUSEUM」、つまり蝋人形館がある。経験上、寒い国は蝋が溶けにくいため他の国よりバリエーションが多かったりするのだが、おぉぉい! なんとフィンランドを含めた北欧にはひとつも蝋人形館がない。かろうじて見つけたのがこのミッケリという街にあるらしく、Googleマップの情報を信じ向かうことにした。
design
デザインの世間体 046 洗練に死す (写真・文:若生友見)
以前も「制作を長く続けていると、どうしても古くなってしまうネタがある」というようなことをこの連載で書いた気がします。私の作品では基本的に「今あるもの」を扱っているため、10年も経てば古くなってしまうのはしょうがありません。十年ひと昔。 作品を作ったあとに明確に「見る機会減ったな」「もはや探してもなかなか見つからないな」と思うものもあれば、ほかの人に言われるまで気づかないパターンもあります。 今回のテーマは、文学フリマで私の作品を見てくれた方に「最近見ませんよね」と言われて初めて「そうかも」と気付かされたものでした。 毎日のように見ていたものが目に入らなくなったらさすがに気がつきますが、たまにしか目にしないものだと気づきにくいものです。それがどんなにド派手なものであっても……。 ということで、今回のテーマは花環になります。
travel
ユーラシア後ろ歩き 39 廃墟の上のレーニン (文・写真:多田麻美)
「おい、何してるんだ! 誰が入っていいと言った!? 早く出て来い」 急いで階段を降りていくと、建物の解体作業員の一人がこちらを睨んでいた。「ここは立ち入り禁止だ。すぐに出ないと警察を呼ぶぞ!」 怒鳴りながら入り口の方へと手を振る作業員に促され、私たちは急いで建物の外に出た。「昔、ここによく来てたんだ。建物がまだあるうちに、一目見たかったんだよ」とおじさんが言い訳をすると、作業員は渋い顔をしながらうなずき、それ以上声を荒らげることはなかった。 小心者の私は、もう怒られるのはこりごりだったので、急いで出口に向かった。だがおじさんの方は、作業員の態度が和らいだのを見て、つけこむ余地があると見たのだろう。
art
暗黒絵日記 のり子の夢は夜ひらく 98話 バチ当たり (画・文:新開のり子)
台風や雷があるとビクッとする割には、すぐに電気を消して雷の状態を見守ります。 自然現象の凄さを感じたくなるのです。 大雨になれば近くの川を見に行きたくなってしまいます。 ニュースをつけると「近づかない、絶対に見に行かないでください」と放送されているのですが、どのような状況なのか確認したくて、つい身体が動きだそうとしてしまいます。
photography
妄想ホテル room:054 欲望という名の癒し 癒しという名の欲望 (写真・文:フクサコアヤコ)
東京の夜は、いつだって欲望に満ちている。 とりわけ歌舞伎町は、その欲望がむき出しになっている街だ。 風林会館の前に立ち、行き交う人々を眺めながら、私はふと考える。 この街に集まる人々は、何を求めてここに来るのだろう。 快楽か、癒しか、それともその両方か。 ふと見上げるとホストの看板からは煽るような文句が消え、どことなく勢いを失ったように見える。 けれど、街の熱は変わらない。 人々はそれぞれ、自分だけの欲望を胸に抱えながら歩いている。 それは誰にも見せない、けれど確かに存在する、心の奥の火種のようなもの。 欲望は、いつも孤独と隣り合わせだ。 だからこそ、人は誰かに触れてほしいと願う。 触れることは、孤独を分かち合うことでもあるから。
lifestyle
バンカラ女銘々伝 第35回 法律に作品を消された女 清岡純子 (文:平山亜佐子)
写真家として一時代を築き、数々の賞も受賞しながら、法律の改正によりほとんどの作品が見られなくなっている女性がいる。彼女のテーマは少女、女性、レズビアン、人形、尼と一貫して女の世界で、自身もレズビアンと称していた。ただ、現代では彼女の写真集のほとんどは単純所持しただけでも逮捕されるため、資料が少ない。それでもどうしても取り上げたいと思い、今回は入手できる範囲の資料で追ってみた。
music
ヤンゴン発、東京経由、ソウル行き ~「ミャンマー音楽の謎めいた世界へin韓国」ツアーレポート (写真・文:村上巨樹)
2024年8月、僕はスタディストの岸野雄一さんと韓国でミャンマー音楽の研究成果を発表するトークイベントツアーを行った。具体的にはソウルで3回、光州で1回、全州で1回。 私と岸野さんそれぞれが繋がっている現地のオーガナイザーに協力いただき、充実したドサ周りができた。それに加え、観光や食事の面でも十二分にもてなしていただいた。 当初はソウルで2回、光州で1回、全州で1回の予定だったが、ソウルに関しては告知解禁早々にソールドアウトしたため、急遽追加公演が組まれた。 また、昨年私のバンドte_riがソウルでライブをやった際、全州のオーガナイザーがわざわざ見に来てくれて、「ミャンマートークを僕の店でやってほしい」とリクエストを頂戴していた。 岸野さんに関して言うと、ツアーの前日にソウルでDJイベントを行っており、還暦とは思えないそのバイタリティに恐れ入った。
2025年09月03日 Vol.659
travel
アーバンママの北欧くいしんぼ旅行記 (写真・文:アーバンのママ)
なぜかヘルシンキ・ヴァンター国際空港に到着した。しかも帰国は16日後だ。 どうも北欧は自分とは精神的に縁遠いというか、いわゆるほっこりや可愛さで満ち溢れている気がして、まさかこんなふうに旅することになるとは思っていなかった。だ、大丈夫だろうか。でも・・・、ここはアキ・カウリスマキが生まれた国! 灰色の空の下に広がる寂れた町並み、古い家具の並ぶ薄暗いバーで酒を飲む寡黙で無骨な労働者たち、そんな風景もきっと見られるはず。 調べてみると広大なフィンランドには、このメルマガにもぴったりなアンダーグラウンドな場所が点在していることがわかった。
food & drink
世界の中のインド亜大陸食紀行/日本編 ネパール人街化する西成 (写真・文:小林真樹 編集:島田真人)
「この1~2年で西成のネパール人街化が凄まじく進んでいます。もはや東京の新大久保に匹敵すると言ってもええんちゃいます?」 久しぶりに会った関西随一のネパール料理店事情通Sさんはそうきっぱりと断言したが、私はあくまで半信半疑だった。西成はいわずと知れた日雇い労働者と彼らの住むドヤの街である。宿泊価格の安さから近年ではインバウンド客も多く、私も大阪での宿泊はいつもこの界隈にしているが、そのような動向を全く察知できていなかったのだ。
art
暗黒絵日記 のり子の夢は夜ひらく 97話 モボモガ (画・文:新開のり子)
「レトロパーティに行かない?」と昔の友人からSNSのDMがありました。 レトロと聞くと気になるので、直接電話をして行く意志を伝えました。 「モボモガ風の古い服装で着てね!」と言われました。 モボモガを調べればよかったのですが、レトロだけが私の頭のなかにあり、昭和レトロ、母の古い服を引っ張り出して着ることにしました。
photography
once upon a time ~ もうひとつのカリフォルニア・ドリーミン 15 浅草でスタートした刺激的な日本生活 ブルース・オズボーン(写真家)
引越し先の条件として、僕がどうしても譲れなかったのが、「スタジオのない生活は考えられない」ということだった。 当時の僕にとって、自分のスタジオは写真を撮るうえで不可欠な場所。 「カウボーイに馬が必要なように、写真家にはスタジオが必要だ」と、頑固に言い張った。 そんな僕のために、佳子が照明のデザインをしていた取引先だった会社の社長さんが、「会議室をスタジオとして使ってもいいよ」と申し出てくれた。しかも、同じビルの上の階に住居として使える空き部屋まであるという幸運! こうして、スタジオも住まいも無事に確保することができ、1980年7月28日、僕たちはスーツケースをそれぞれ1つづつ持って、再び日本へ—— 向かうは、浅草!!!
photography
ニュー・シャッター・パラダイス 99 缶コーヒーの味と記憶 (写真・文:オカダキサラ)
先日、同年代と話していた時、最近の流行りの曲を追いかけきれていないと話題になりました。テレビCMや広告ポスター、サイネージに登場するタレントが分からないのです。 私が小学生の頃、家族やご年配がテレビに出演しているモー娘を見ても、「誰が誰だか分からない」と言っていた気持ちが、この歳になってようやくよく分かってきました。 代わりに、昔聴いていた曲はなんとなく覚えていて、今でもちょっとのフレーズだけなら口ずさめたりします。
lifestyle
おいでよヘンタイの森 36 ジャイアンティス好きからのプロポーズ 文・イラスト:mimi(会社経営&フリー女王様)
大きな女の人が好き 背が高くて足が長くて 自分より大きい人に興奮をする そんな人、身近にいたりしませんか? たまたま彼女が大きかった たまたま好きになった人が自分よりも大きかった そんな経験があるひともいるかもしれない ただ、AVのジャンルにもある、この大きな女の人が好き いろいろ聞いていくとやっぱり Mにつながるジャンルだと思いました
lifestyle
極上世界の極上生活 10 フリ単独潜入!とにかく踊りまくるインドの結婚式に行ってきた!!! 写真・文:極上世界(ぱにぱにぱにぱにともちんぱ&ふりふり)
極上・極上・極上世界(^○^)★ 突然ですが告知です!ぱにぱに&ふりふりで主催している劇団「極上世界」この秋公演が決定しました!まだお席ありますのでご予約お待ちしてます☆ ということで今回の本題は…そう、インドの結婚式!2025年2月、友達がインド人と結婚する運びとなり、インドで挙式あげちゃうよ~!来る~~!?とお誘いを受けまして、またもやノリでインドに行ってきました。
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BOOKS
ROADSIDE LIBRARY
天野裕氏 写真集『わたしたちがいたところ』
(PDFフォーマット)
ロードサイダーズではおなじみの写真家・天野裕氏による初の電子書籍。というか印刷版を含めて初めて一般に販売される作品集です。
本書は、定価10万円(税込み11万円)というかなり高価な一冊です。そして『わたしたちがいたところ』は完成された書籍ではなく、開かれた電子書籍です。購入していただいたあと、いまも旅を続けながら写真を撮り続ける天野裕氏のもとに新作が貯まった時点で、それを「2024年度の追加作品集」のようなかたちで、ご指定のメールアドレスまで送らせていただきます。
旅するごとに、だれかと出会いシャッターを押すごとに、読者のみなさんと一緒に拡がりつづける時間と空間の痕跡、残香、傷痕……そんなふうに『わたしたちがいたところ』とお付き合いいただけたらと願っています。
ROADSIDE LIBRARY vol.006
BED SIDE MUSIC――めくるめくお色気レコジャケ宇宙(PDFフォーマット)
稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。
1960年代から70年代初期にかけて各レコード会社から無数にリリースされ、いつのまにか跡形もなく消えてしまった、「夜のムードを高める」ためのインスト・レコードという音楽ジャンルがあった。アルバム、シングル盤あわせて855枚! その表ジャケットはもちろん、裏ジャケ、表裏見開き(けっこうダブルジャケット仕様が多かった)、さらには歌詞・解説カードにオマケポスターまで、とにかくあるものすべてを撮影。画像数2660カットという、印刷本ではぜったいに不可能なコンプリート・アーカイブです!
ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)
プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。
これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。
ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)
書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい
電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。
ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)
伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!
かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。
ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)
――ラブホの夢は夜ひらく
新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!
ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)
――秘宝よ永遠に
1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!
捨てられないTシャツ
70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。
圏外編集者
編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。
ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014
こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。
独居老人スタイル
あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。
ヒップホップの詩人たち
いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。
東京右半分
2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!