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AFTER HOURS
編集後記

2022年04月20日 Vol.497

今週も最後までお付き合い、というかここまでたどり着いていただき感謝です! 吉元れい花さんの波乱万丈半生記、いかがでしたか。そして久しぶりに帰ってきてくれたリーサルウェポン金本さんの「蒲田リハビリ日記」、読み応えたっぷりの長編でお送りしました。ちなみに金本さんと、「現代のアイヌ」をまとめてくれている浅原裕久さんは、かつて同時期にコアマガジン社で編集者として働いていたそう。別の雑誌だったので交流はなかったそうですが、ふたりとも存在は意識していて、それから20年あまりが経ってメールマガジンで一緒になるとは、とびっくりしてました。ひとの縁って、おもしろいですね~。

もう先々週になってしまいましたが、4月10日で閉幕した「ニッポン国おかんアート村」。翌朝から千点あまりの作品はひとつずつていねいにくるまれて、いまおかあさんたちのもとに帰って行きつつあります。会場もすぐに解体工事が始まり、展示の跡形もなくなり、4月23日からは次の展覧会「線のしぐさ」がスタート。カリフォルニアで長く活動を続けているCreative Growth Art Centerと日本の作家、10名のグループ展だそう。このなかのドワイト・マッキントッシュ、ジュディス・スコットという作家が僕は特に大好きなので、楽しみです!

おかんアート展にかぎらないですが、展覧会中は大変な準備から始まってトークがあったり会場でいろんなひとと話したり取材に対応したり……ちょっと高揚状態にあったのが、終わったとたんに会場はすぐに空っぽの部屋になって、ふっと気が抜ける。そんな気持ちにいつもさせられて、そういうときに思い出すのが秋山涼子さんのこと。

最初は『カラオケファン』という演歌雑誌(!)で取材させてもらい、それから『演歌よ今夜も有り難うー知られざるインディーズ演歌の世界』(2011年、平凡社刊)に収録、このメルマガでも2012年05月02日号「演歌歌手のオン・ザ・ロード」でたっぷり紹介しました。

記事のタイトルどおり、秋山涼子さんはオン・ザ・ロードに生きる演歌歌手――。

東京江戸川区に生まれた涼子さんは(彼女は珍しく本名で歌う歌手でもある)、1988年に『恋港』でデビュー。彼女たったひとりのために事務所を設立してマネージメントを担当し、彼女が歌うほとんどすべての歌の作詞作曲も手がけ、ワゴン”涼子号”の運転手もつとめる松井義久さんと二人三脚で、全国各地をキャンペーンに走り回ってきた。

呼ばれればどこへでも駆けつける。夜に最後のキャンペーンが終わったら高速道路に乗って、シャワー設備を備えたサービスエリアで仮眠を取り、朝方にまた走り出し、昼までには次のキャンペーン地に到着、着物に着替えて、また歌う。

東京に帰れるのは月に1日か2日だけ。地元の仕事と雑用をこなしたら、また車に飛び乗って、地方へ向かう。そうして気がつけば22年という時間がたち、乗りつぶした涼子号は7台になった。運転を一手に引き受ける松井さんは、キャンペーン中はカラオケ・マシンを操作しなくてはならないから、唯一の睡眠時間はサービスエリアの小刻みな仮眠タイムだけだ。「運転席で眠る前にクィッといく焼酎が楽しみなんですよ」と笑う彼も、すでに古希を超える歳になった。
ギターを抱えて砂埃舞うカントリー・ロードを歩いたスリーピー・ジョン・エステスやウディ・ガスリーにつらなるロード・シンガーの系譜が、いまの日本でもっともアナクロで流行遅れで、もっとも陽が当たりにくくて金儲けに遠い、ド演歌というジャンルに生きている。それを僕はつい最近まで知らなかった。
(記事より)

あれからずいぶん時が経ち、秋山さんはテレビ番組「 家、ついて行ってイイですか?」で自称「崖っぷち演歌歌手」として紹介されたのをきっかけに、ちょこちょこマスメディアにも顔を出すようになったけど、地方回りの日々は変わらず、コロナ禍で予定がぜんぶ飛んでしまってもめげずに歌い続け、いまでは秋山さん自身がハンドルを握る、ボディ前面にラッピングを施した8代目(たぶん)の「涼子号」で全国を走り回り、旅する歌い手でありつづけています。もう30年以上も。そしてメディアで取り上げられるようになったいまも、大きなヒットは出ていません。


現在の涼子号(秋山さんのFacebookページより)

詳しくはぜひ記事で読んでいただきたいですが、取材で知り合ったときに、その旅から旅へと歌ってまわる日々に魅了されて、ちょっとだけくっつかせてもらったことがありました。当時のスケジュールを記事から抜き出してみると、

11月25日 奈良県、13時に榛原市「ピット」、15時に桜井市「しのぶ」、19時に高田市「色彩」でキャンペーン、そのあと四国に向かう途中で車中泊
11月26日 香川県高松のホテルでディナーショー、幹事役のママの家に宿泊
11月27日 朝、香川から高知に移動、19時に土佐市「レベッカ」、21時半に高知市「マジック」、高知のホテル泊
11月28日 19時に土佐市「フェロ?」、21時半に高知市「あっこ」、奈良に向かう途中で車中泊
11月29日 奈良県、14時に葛城市「ひろ」、20時に橿原市「扇」、ホテル泊
11月30日 14時に大阪市住吉区「ロト」、20時に奈良県高市郡高取町「カルフール」、22時に終了後、奈良から大阪経由で倉敷まで運転、24時半到着。その後地元の関係者と飲み、午前3時終了、ホテル泊
12月1日 14時に瀬戸内市「まごころ」、15時半に赤磐市「ニューパートナー」、岡山市で19時「真心」、20時半に岡山市「街かど」、ホテル泊
12月2日 14時に鴨方町「ぽえむ」、15時40分に倉敷市「苗」、19時に倉敷市「コンプリート」、21時10分に岡山市「島」、そのあと車中泊で翌午後3時に三重の四日市で打ち合わせ

岡山のはずれの街でキャンペーンにお付き合いさせてもらい、最後の店が終わった夜遅く、盛り上がってるお客さんたちに挨拶してスナックを出て、近所のファミレスで夜食を取りながらお話しさせてもらったとき。僕はそのへんのビジネスホテルに泊まるだけだけど、秋山さんと松井さんはそのまま走り続け、深夜の高速で三重県に向かうのです。秋山さんがその時話してくれたこと――

「みなさんはね、キャンペーンが終わったあとも、歌とお酒で気分がよくなって、余韻に浸ってるでしょ。私たちはそういうときに、すでに次の目的地に、次の仕事に向かってなきゃいけない。お店を出たら、こころはもう次のことに行ってるんです」

そんなふうに、だれかのために歌い、走り、しかしだれともちがう時間とスピードに生きている。それがものすごく印象的で、深くこころに刻み込まれました。どんな先輩ジャーナリストよりも、秋山涼子さんから僕は「いちばん楽しいときに、こころを次に向かわせる」人生のありかたを教えてもらった気がします。


お話を聞かせてもらった深夜のファミレス駐車場で、秋山涼子さん

展覧会が終わりに近づいて盛り上がったり、長い時間をかけた単行本が出版されてキャンペーンでトークして回ったりするたびに、僕は秋山さんの言葉や、何十万キロも走ってるワンボックスカーのハンドルを黙って握り、会場に着けば衣裳からカラオケ音源の準備までひとりで走り回る松井さんの柔らかな笑顔が思い出されて。

こんなふうに、後ろ髪を引かれながらも先へ、先へと人生を走っていけたら、それがいちばんいい。前だけ見て走っていれば、そのうち戦わないやつらの笑いなんて聞こえなくなるだろうし。


いまのところ、秋山涼子さんの最新曲は2020年11月18日発売の新曲「終着…雪の根室線」

秋山涼子 公式サイト:https://akiyamaryoko.jp/
Facebookページ:https://facebook.com/ryokoakiyama0725

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY
天野裕氏 写真集『わたしたちがいたところ』
(PDFフォーマット)

ロードサイダーズではおなじみの写真家・天野裕氏による初の電子書籍。というか印刷版を含めて初めて一般に販売される作品集です。

本書は、定価10万円(税込み11万円)というかなり高価な一冊です。そして『わたしたちがいたところ』は完成された書籍ではなく、開かれた電子書籍です。購入していただいたあと、いまも旅を続けながら写真を撮り続ける天野裕氏のもとに新作が貯まった時点で、それを「2024年度の追加作品集」のようなかたちで、ご指定のメールアドレスまで送らせていただきます。

旅するごとに、だれかと出会いシャッターを押すごとに、読者のみなさんと一緒に拡がりつづける時間と空間の痕跡、残香、傷痕……そんなふうに『わたしたちがいたところ』とお付き合いいただけたらと願っています。

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ROADSIDE LIBRARY vol.006
BED SIDE MUSIC――めくるめくお色気レコジャケ宇宙(PDFフォーマット)

稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。

1960年代から70年代初期にかけて各レコード会社から無数にリリースされ、いつのまにか跡形もなく消えてしまった、「夜のムードを高める」ためのインスト・レコードという音楽ジャンルがあった。アルバム、シングル盤あわせて855枚! その表ジャケットはもちろん、裏ジャケ、表裏見開き(けっこうダブルジャケット仕様が多かった)、さらには歌詞・解説カードにオマケポスターまで、とにかくあるものすべてを撮影。画像数2660カットという、印刷本ではぜったいに不可能なコンプリート・アーカイブです!

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ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)

プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。

これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。

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ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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