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AFTER HOURS
編集後記

2020年11月18日 Vol.429

今週も最後までお付き合いありがとうございました。ほんとに偶然に「リカちゃん人形」と「おきあがり赤ちゃん」が一緒の号に登場することになりましたが、こうして並んでみると趣深いですねえ。気に入っていただけたでしょうか。

そういえば告知し忘れましたが、今週金曜(11月20日)の夜10時からは、TBSラジオの「アシタノカレッジ」、武田砂鉄さんの回に出演します。前の番組だった荻上チキさんのときに、たしかいちど招いていただいたんですが、新番組になってからは初めて。けっこう時間取ってお話できると思うので、よかったら聴いてください!

https://tbsradio.jp/ashitano/

秋の行楽シーズン&Go Toで旅行中のひと、計画中のひともいると思いますが、直島に行った友人から悲報が! 派手な現代美術展示の陰で、ひっそり、しかし強烈なアウトサイダー・アートのオーラを放っていた「村尾商店」が、いつのまにか閉店! ご主人の村尾智さんが亡くなってのことらしいですが、詳細はまだ不明。なんだか最近、訃報を書く機会が増えてきて悲しいですが、世界的有名アーティストたちにぜんぜん負けてなかった、あの超絶スクラップアートがもう見られないかと思うと、ほんとうに残念です。膨大な作品群、どうなったんだろう・・・・・さらに情報が入ったら、すぐお知らせしますね。




2020年11月15日の現状・・・・・・

村尾さんといえば、京都古川町商店街で「四十八手おかき」や「エッチ千代古礼都」を売っていた「むらを東三堂」の村尾憲治さんも数年前に亡くなって、息子さんが跡を継いでいましたが、一時シャッターを下ろしたままになって心配していたところ、最近になって駄菓子の「むらを堂」として復活した模様。直島の村尾商店も、なんとかまた再開できたらいいですねえ。だいたい直島って、商店自体が少ないんだし。

村尾智さんについては2009年に本メルマガの前身であるブログに書いたのが最初で、2014年8月13日号「直島の超絶スクラップ・アーティスト!」でも紹介しています。バックナンバーを読んでいただければいいのですが、せっかくなのでここに再掲しておきます。

直島は効率よく回るのがなかなか大変なので、村尾商店も気になっていながら「こんど行こう」と思ってたひとも少なくないはず。

「いつまでも あると思うな 珍名所」

気になった瞬間に行け!という真理を、あらためて心に刻みたいものであります。

直島の超絶スクラップ・アーティスト!


単行本に未収録の原稿をサルベージする「アーカイブ」コーナー。前にやったのはいつだったか忘れちゃうぐらい久しぶりですが、夏休み直前ということで今週は、2009年8月にこのメルマガの前に書いていたブログで紹介した、直島の小さな文房具屋の話をお送りします。

ご主人の村尾さんは、2009年ですでに80歳だったので、いまごろはもうすぐ85歳になるはず。しばらくお会いしていないので、お元気だといいのですが。この休みに直島行きを計画している方は、ぜひ覗いてみてください。フェリー乗り場からも、『直島銭湯 Ihearts;湯』からも歩いてすぐですから!


村尾智さんが店を開く文房具屋『村尾商店』は、フェリーが発着する宮之浦にあります。直島の観光拠点であるベネッセのミュージアムや、家プロジェクトが集中する本村地区へは、宮之浦からバスで向かうのが一般的なので、アイラブ湯ができるまでは、宮之浦に留まろうという観光客は少数派でした。

町外れの農協をのぞけば、宮之浦唯一の文房具屋である村尾さんの店は、もともとお父さんが昭和15年に開いた老舗。昔の小学校の門前にあったみたいな、ノートも売れば雑貨もオモチャも、切手も印紙も宝くじも、タバコも塩も売っている、よろずやという感じです。


外から見れば、木造の古びた文房具屋。ガラス戸を引きあけて中に入っても、薄暗い文房具屋そのもので、おもてに面したタバコ売り場に、いつもちょこんと坐っているのが村尾さんです。もともと町役場に勤めていたのが、定年とともにお父さんから店を受け継いだのが平成元年。いまはふたりのお子さんもオトナになって島を出て、奥様も亡くなったので、ひとりぼっちで店を守っています。

若いころから手先が器用で、工作が好きだったという村尾さん。奥様の趣味が手毬(てまり)づくりで、店が終わったあと、奥様は楽しそうに手毬に針を通しているのを、「わたしのほうは、その横でテレビ見てるだけなのが詰まらなくなって」、スクラップが始まったそう。


スクラップというと、ふつうは自分が好きな絵柄を切り貼りするというのが定石ですが、村尾さんが反応したのは絵でなく、文字でした。「もったいない」「喜」など、そのときどきに気になった言葉があると、それを新聞や雑誌の中から何十、何百と探し出して、切り抜いて取っておく。あるていど集まったところで、灰皿やボール箱や、いろんなブツの表面に貼り込めていく。

そうやってできた作品は、フォントもサイズもさまざまな、しかしまったく同じ単語や文章が多層に折り重なって、それはもう無限にリピートするつぶやきであり、シュールレアリストの実験詩を思わせる文字の抽象絵画であり、言葉のブレイクビーツとでも呼ぶべき、呪術的なダイナミズムにあふれています。


たとえば「ちょっと前はよく拾えたんですけど、最近は“もったいない”というの、新聞にあまり出ませんなあ」と言う村尾さんの文字採集生活は、そのままメディアのトレンドをあらわすもの。「探してる文字があるでしょ、そっちのほうが気になって、記事の中身のほうがおろそかになっちゃうんですわ」と笑うその読書方法は、きわめてアヴァンギャルド。自分で考えたり、テレビで耳にした「これはいいな」と思うフレーズを、さまざまな字体で文章に組んだ標語が店内のあちこちに貼ってある光景は、インスタレーションとしての詩空間にすら見えてきます。

そのテイストにも、方法論にも、いささかのブレがないまま、ひとり孤独にハサミとノリを手に作業を続けるスクラッパー。

村尾さんの作品が、ベネッセ・ミュージアムに収蔵される日はおそらく来ないでしょうし、文房具屋を継ぐひともいないそう。村尾さんが店を閉じる日が、彼のスクラップ作品を見られる最後の日になるのでしょう。


<村尾智・コラージュ作品館>


「もったいない」屏風。一時は簡単に集まったそうだが、最近は新聞にも見つけにくいとのこと。そのとおりですねえ。「ロハス」屏風とかも、作ってほしい!


屏風のディテール。角の処理も見事だ。




最初はふつうの箱にしようとしていたのが、大きなサイズの「もったいない」が見つかってしまったため、制作途中で台形に変形させた作品。




余白を埋め尽くすべく、さまざまなサイズの「もったいない」を集めて貼り込んでいる。


これも廃物利用の灰皿。裏面にまでびっしり貼り込められた「喜」を見よ!


活字の「喜」によるレイヤーの、さらに上に、手書きで書かれたフレーズが。




極小の「喜」が、無数に貼り込められた表面のようす。


灰皿のフタに貼りつけられた詩・・「喜べば 喜びが 喜んで 喜びあつめて 喜んでくる」。


村尾さんがいつもカウンターに置いている、自分用のタバコ入れ。もとは佐久間ドロップの缶だったのか?


切手のカタログから、ヌード名画シリーズを選んで、缶の全面に貼り込められている。


なぜに「気分転換」かといえば、缶の中には何種類かのタバコが混ぜて入れてあり、穴から出てくるのが強いのか軽いのか、ふつうなのかメンソールなのかわからないから、いつものとはちがうのを吸える、というわけだ。脇の小さなフレーズ(ニコチンによる興奮と鎮静」「アルツハイマー病の予防効果」など)にも注目。




ボール紙でできた釣り銭皿。たばこ、たばこ、たばこ、たばこ・・・。


JTから送られてくるカタログ、シールや、さまざまな印刷物をこうして取っておき、コラージュに使用する


お勘定は電卓とかじゃなくて、とうぜんソロバン。しかし玉のあいだを覗いてみると・・・エロティックなヌード絵画が見え隠れ!


ソロバンの裏面!


お手製メモ帳の裏にも、渋いフレーズが・・・「老年の仕事の一つは 孤独に耐えること」。下に貼ってある石は、バラスト用の重しです。


村尾さんの定位置、タバコ販売カウンター上部に、泣けるフレーズ・コーナー発見! 「お金持ちは、お札の向きがそろっている」。「傷はぜったい消毒するな」。「泣いて生まれて 笑って死のう」・・・。こういうの、毎日見ながら店番してるわけです。












壁の上部はコラージュと標語のギャラリー状態。見逃しがちだが、見逃せない!


カウンターの下も見逃せない!


お気に入りの標語を集めた、「教訓ボード」。「貸すな 借りるな 判つくな」とか、「良いことはおかげさま!! わるいことは身から出たサビ!!」とか、携帯の待ち受け画面にしておきたい、珠玉のお言葉集。




過敏を乗せたりするのだろうか、円筒形のコラージュ・タワー


使い捨てライターをふたつ、逆向きに合わせた卓上ライター


ガラスコップ利用のがま口!


ガラス戸の奥が住居部分


台所の流しの上に飾ってあった、好物(?)のご飯スクラップ




村尾さんはフクロウが大好き。家の中にはいろんなフクロウの置物が飾ってあるが、これは切り抜きを貼り込んだ「フクロウ・タワー」。








外に面した売り場に置かれた回転タワー!


<おまけ>


同じ宮浦地区にかつて存在した、直島島民の娯楽の場『パチンコ999(スリーナイン)』。いまではこの場所が「宮浦ギャラリー六区」となっている。現在、大竹伸朗展『既憶景』を開催中なので、一緒に寄るべし(2015年1月12日まで)。

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY
天野裕氏 写真集『わたしたちがいたところ』
(PDFフォーマット)

ロードサイダーズではおなじみの写真家・天野裕氏による初の電子書籍。というか印刷版を含めて初めて一般に販売される作品集です。

本書は、定価10万円(税込み11万円)というかなり高価な一冊です。そして『わたしたちがいたところ』は完成された書籍ではなく、開かれた電子書籍です。購入していただいたあと、いまも旅を続けながら写真を撮り続ける天野裕氏のもとに新作が貯まった時点で、それを「2024年度の追加作品集」のようなかたちで、ご指定のメールアドレスまで送らせていただきます。

旅するごとに、だれかと出会いシャッターを押すごとに、読者のみなさんと一緒に拡がりつづける時間と空間の痕跡、残香、傷痕……そんなふうに『わたしたちがいたところ』とお付き合いいただけたらと願っています。

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ROADSIDE LIBRARY vol.006
BED SIDE MUSIC――めくるめくお色気レコジャケ宇宙(PDFフォーマット)

稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。

1960年代から70年代初期にかけて各レコード会社から無数にリリースされ、いつのまにか跡形もなく消えてしまった、「夜のムードを高める」ためのインスト・レコードという音楽ジャンルがあった。アルバム、シングル盤あわせて855枚! その表ジャケットはもちろん、裏ジャケ、表裏見開き(けっこうダブルジャケット仕様が多かった)、さらには歌詞・解説カードにオマケポスターまで、とにかくあるものすべてを撮影。画像数2660カットという、印刷本ではぜったいに不可能なコンプリート・アーカイブです!

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ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)

プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。

これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。

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ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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