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浜里堅太郎

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街にチラシがあったころ ――1985~90年代の日本のインディーズ・チラシとアンダーグラウンド文化 01 パンクとテクノとアイドルと演歌の夜 (文:浜里堅太郎)

いまから10数年前、スナック文化発掘に夢中になって、東京の夜の街をあちこち呑み歩き、『東京スナック魅酒乱 天国は水割りの味がする』を出版(2010年、廣済堂出版刊)。そのとき知り合ったのが浜里堅太郎さんで、お母様がママをつとめる西新宿のスナックで、ときどきカウンターに立ったり、ご自分のイベントを開いたりしていたのだった。 それから時は流れ……つい最近、浜里さんが「1985~90年代の日本のインディーズ・チラシ」というピンポイントな、ものすごく貴重なコレクションを入手したことをSNSで知り、急いで連絡を取ってみた。さっそくご自宅にお邪魔して往年のチラシの数々を見せてもらうと、当時の明暗さまざまな思い出が蘇り……これはどうしてもメルマガで紹介させてもらわないと!と、いきなり連載をお願い。これからだいたい月イチのペースでご紹介いただく。

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街にチラシがあったころ ――1985~90年代の日本のインディーズ・チラシとアンダーグラウンド文化 02 東京グランギニョルとの出会い (文:浜里堅太郎)

チラシ、それはアンダーグラウンドな世界へ誘う宝の地図のようなもの…。 1984年、わたしは都立高の一年生だった。 「昨日、お芝居を見に行ったんだけどさあ、音楽に坂本龍一や細野晴臣、JAPANとかが使われているんだよ!それで漫画家の丸尾末広が出てるんだよ!丸尾末広って知ってる?」という話を、ある朝の教室で、突然同級生の女子に興奮気味に聞かされた。 こっそり隠し持っていた丸尾末広の漫画を親御さんに取り上げられてしまった文学少女のSちゃんと、YMOやRCサクセションが好きだった宝島オリーブ少女のKちゃんに「その演劇のポスターがデプトに貼ってあるんだけど浜里くんたぶん好きだと思うよ。学校の帰りに見に行こうよ」と誘われたのだ。

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街にチラシがあったころ ――1985~90年代の日本のインディーズ・チラシとアンダーグラウンド文化 03  東京グランギニョルとの出会い、その後 (文:浜里堅太郎)

チラシ、それはアンダーグラウンドな世界へと誘う、みちしるべ…。 1985年、テクノやニューウェーブに夢中だった高校一年生のときに見に行った東京グランギニョルの「マーキュロ」という舞台に衝撃を受け、チラシ裏の「劇団員随時募集中!」を見たわたしは、気づいたらアンケート用紙に「劇団に入れてください」と書いていた。 数日後、座長の飴屋さんから電話があった。新宿駅東口改札で待ち合わせし、新宿アルタ近くの喫茶店の二階席で面接をすることになったのだが、舞台でしか見たことがなかった飴屋さんを目の前に、無知で浅はかな高校生は固まってしまい、演劇の世界に飛び込むことに二の足を踏んでしまったのだ……。 それから数ヶ月が経ち、高校二年生になったある日、一通の葉書が届いた。東京グランギニョルの新作公演「帝都物語・ガラチア」の案内葉書であった。プリントごっこで印刷された丸尾末広のイラストの横には「また見に来てください。飴屋」と手書きで記されていた。

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街にチラシがあったころ ――1985~90年代の日本のインディーズ・チラシとアンダーグラウンド文化 04 吊るされる少年 (文:浜里堅太郎)

「一幕 "鉄のペニス"――女の声がする。奇妙な叫び声。SPKのイントロだ。」 1985年12月東京グランギニョル第4回公演「ライチ・光クラブ」(作:K・TAGANE(鏨汽鏡)補作・演出:飴屋法水)の台本はこんなト書からはじまっている。 「SPK」とは精神病院に勤務していたグレアム・レベルを中心に1978年にオーストラリアで結成され、スロッビング・グリッスル、キャバレー・ボルテール、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンなどと並ぶ80年代の代表的なインダストリアル系バンドのひとつで「ライチ」の冒頭では、SPKの12インチ「Dekompositiones」(1983年)の「Culturcide」という曲が使われた。

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街にチラシがあったころ ――1985~90年代の日本のインディーズ・チラシとアンダーグラウンド文化  05 ワルプルギスとミニコミ(前編) (文:浜里堅太郎)

「大塚ジェルス・ホール。舞台と客席は、例によって幕で仕切られている。薄いブルーの客電。ちょうど無菌室のような印象。…………………適当な音楽が流れている。」 1986年10月。大塚ジェルス・ホールで開催された東京グランギニョル第6回公演「ワルプルギス」の台本の冒頭。客入れ状態を記したト書である。 「適当な音楽が流れている。」実際に客入れでかかっていた音楽はその年の春に発売されたMINISTRYの2nd「TWITCH」だった。

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街にチラシがあったころ ――1985~90年代の日本のインディーズ・チラシとアンダーグラウンド文化  06 ワルプルギスとミニコミ(後編) (文:浜里堅太郎)

高校二年生の頃だった。 ブレザーの制服を着て、世田谷の都立高校にむかう通学電車。いつものように吊り革につかまっていると、隣町の制服を着た見知らぬ少女に背後から突然声をかけられた。 「あなた、東京グランギニョルの人でしょ? わたしも演劇をやっているの。」 振り返ると端正な顔立ちの少女がニコニコと立っていた。 「わたし、横町慶子ってゆうの。劇団健康って知ってる?」 たしか、こんな感じで話しかけられたと思う。

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街にチラシがあったころ ――1985~90年代の日本のインディーズ・チラシとアンダーグラウンド文化  07 80年代のYMOとその時代~高橋幸宏さんを偲んで(前編) (文:浜里堅太郎)

高橋幸宏さんが亡くなられた。2020年に手術をされた後、復帰に向けてリハビリする姿をSNSなどで拝見する度に、回復することを切に願っていたのだけれど… 当連載「街にチラシがあったころ」では「K林さん」という方から譲り受けたインディーズバンドチラシを紹介していますが、実は同時に、80年代前半のYMO関連の新聞記事切り抜き、チラシ、ファンクラブ向け印刷物なども譲り受けていました。とくに音楽雑誌に比べて、ほぼ残らないであろう新聞記事の切り抜きは、YMOが社会現象だったことを実感できる大変貴重なものでした。そして1982年の高橋幸宏さんが自ら死生観を語った珍しい記事も見つけることができました。これらはインディーズチラシ紹介の番外編として、いずれ紹介するつもりだったのですが…

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街にチラシがあったころ ――1985~90年代の日本のインディーズ・チラシとアンダーグラウンド文化 08 80年代のYMOとその時代~高橋幸宏さんを偲んで(後編) (文:浜里堅太郎)

今週も先週に引き続き高橋幸宏さん追悼特集をお届けします。 本稿では80年代前半の高橋幸宏さんがデザインした衣装レプリカの一部や、YMOブームに拍車をかけたフジカセットキャンペーン関連アイテム、細野晴臣さんと高橋幸宏さんが発足したYENレーベル関連の印刷物などから当時を振り返ってみたいと思います。そして先週の原稿を入稿した直後に飛び込んできた悲しいニュース…高橋幸宏さんに深い関わりをもつ唯一無二のギタリスト鮎川誠さんがご逝去されました。YMOファンにとってもシーナ&ロケッツは切っても切り離せない大切なバンドのひとつでした。そこで今回は以前ご紹介したシナロケのチラシも再掲しつつ、偉大なミュージシャン高橋幸宏さんと鮎川誠さんを偲びたいと思います。

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街にチラシがあったころ ――1985~90年代の日本のインディーズ・チラシとアンダーグラウンド文化  09 YMOとグランギニョル (文:浜里堅太郎)

『今まで僕が受けた影響で大きな物は、YMOとグランギニョル。YMOは小学生の頃に聞いて以来、音楽はその関連一筋という感じ。芝居も同じみたいで、それ以外はちょっといく気が…みたい。高校生で芝居を見に行くって変な人、というのがいまだに頭にあるし…。でもマーキュロは、その変な人に誘われて行った割に影響を受けてしまった。影響を受けたとたん、捨ててしまいやすい高校生の私にとってグランギニョルは珍しい存在なのです。』 これは1987年に発行された演劇専門誌「演劇ぶっく」の東京グランギニョル解散時の特集「東京グランギニョル全記録」に寄せた高校三年生のときのわたしのコメントだ。

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY
天野裕氏 写真集『わたしたちがいたところ』
(PDFフォーマット)

ロードサイダーズではおなじみの写真家・天野裕氏による初の電子書籍。というか印刷版を含めて初めて一般に販売される作品集です。

本書は、定価10万円(税込み11万円)というかなり高価な一冊です。そして『わたしたちがいたところ』は完成された書籍ではなく、開かれた電子書籍です。購入していただいたあと、いまも旅を続けながら写真を撮り続ける天野裕氏のもとに新作が貯まった時点で、それを「2024年度の追加作品集」のようなかたちで、ご指定のメールアドレスまで送らせていただきます。

旅するごとに、だれかと出会いシャッターを押すごとに、読者のみなさんと一緒に拡がりつづける時間と空間の痕跡、残香、傷痕……そんなふうに『わたしたちがいたところ』とお付き合いいただけたらと願っています。

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ROADSIDE LIBRARY vol.006
BED SIDE MUSIC――めくるめくお色気レコジャケ宇宙(PDFフォーマット)

稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。

1960年代から70年代初期にかけて各レコード会社から無数にリリースされ、いつのまにか跡形もなく消えてしまった、「夜のムードを高める」ためのインスト・レコードという音楽ジャンルがあった。アルバム、シングル盤あわせて855枚! その表ジャケットはもちろん、裏ジャケ、表裏見開き(けっこうダブルジャケット仕様が多かった)、さらには歌詞・解説カードにオマケポスターまで、とにかくあるものすべてを撮影。画像数2660カットという、印刷本ではぜったいに不可能なコンプリート・アーカイブです!

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ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)

プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。

これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。

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ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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