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バックナンバー:2013年12月04日 配信号 収録

design 世界を桃色に染めて――本宮映画劇場ポスター・コレクション1


『私は後悔しない』(内外フィルム)ディテール

去年8月、筑摩書房のウェブマガジン連載『独居老人スタイル』(12月19日単行本発売!)で取り上げた福島県本宮市の、奇跡の映画館・本宮映画劇場と、館主の田村修司さんの物語を、本メルマガ読者のみなさんはお読みいただけただろうか――。

福島県郡山市からJR東北本線で、ほんの15分ばかり。本宮駅を中心に広がる本宮市は、2007年に本宮町と白沢村が合併して誕生した。人口3万人ほど、福島県内で最も小さい市である。駅前に降り立っても、目の前に広がるのは10分かそこらで歩き回れてしまう、長く長く眠り続けているように静かな街並みだけだ。


本宮駅から徒歩数分の住宅街に異様な存在感を放つ、しかしまったく無視されてきた本宮映画劇場

そんな街並みの奥に分け入っていくと、いきなりあらわれる、褪せたピンク色の巨大木造建造物。これが1963(昭和38)年に閉館してもうすぐ50年でありながら、閉館当時の姿をそのまま残している「本宮映画劇場」だ。そしてそれは館主・田村修司さんの半世紀にわたる、孤独な闘いがもたらした奇跡の戦果でもある。なにしろ49年前の閉館以来、館主だった田村さんはまったく再開の見込みもないまま、旧式な映写機をメンテナンスしつづけ、館内を掃き清めつづけ、たったひとり、いつでも映画を映せる状態に劇場を保ちつづけてきたのだから。想像に難くない、町民からの無関心や嘲笑揶揄に耐えながら。


在りし日の面影をそのまま残す館内


たったひとりで映画館を整備し、フィルムを集め続けてきた田村修司さん

本宮の町が映画館というものを失ってずいぶんたつ。ひとびとは郊外のシネコンに通うようになり、映画の上映方式もデジタルが主流になり、1936(昭和11)年生まれの田村さんも76歳になって、再開の見込みがたたなくなった現在でも、田村さんは映写機に火を入れ、油をくれ、館内を掃除して回ることを止めようとしない。


時が止まったままのロビーの様子


特注でつくってもらったという俳優の切り抜きフェイスが並ぶ壁面

4年前の平成20年、45年ぶりに町のひとびとに奇跡的に「発見」され、上映会が開かれたものの、それからもこの劇場にひとが集まるのは年に何度もない。それでも田村さんは映写機を撫でてはうれしそうに微笑んでいるし、家でもヒマさえあればフィルムをつぎはぎして、自分だけのミックス・テープならぬミックス・プログラムを編集している。

映画好きは世の中にいっぱいいるけれど、「映画館好き」というひとが、そして田村修司さんぐらい映画館を好きなひとが、この世の中にはどれくらいいるのだろうか。

取材時に田村さんから見せてもらった秘蔵ポスター&チラシ・コレクションは記事中でたっぷり紹介したが、今年9月に開催された『アサコレ ASAKUSA COLLECTION』で、さらなる秘蔵コレクションの一部が公開された。「まだこんなにあったんだ!」と衝撃を受けた僕は、取るものもとりあえず本宮を再訪。去年の取材では見ることのできなかった、ウルトラディープなポスター・コレクションに対面し、しばし言葉を失いつつ、汗みどろで複写に没頭した。


いまでは非常に貴重なカーボン式映写機が、いつでも上映可能な状態に保たれている

ロードサイダーズ・ウィークリーでは今週から3回にわたって、おもに1960年代に一瞬の毒花を咲かせた、無名の映画ポスターの傑作群をご紹介する。コンピュータどころか、デザイナーすら不在の状況で、弱小プロダクションの社長と印刷屋のオヤジによって生み出され、瞬時に忘れ去られていった、異形のグラフィック。欲望と妄想がそのまま紙面にぶちまけられた、フリチンのデザイン・パワーに打ちのめされていただきたい。


ピンク映画という名前の由来となった『情欲の洞窟』に先立って、’62年に製作され大ヒットした女ターザン映画『情欲の谷間』。同時上映の洋物ストリップ映画情報が左下に

「ピンク映画」という言葉はもちろん日本製の造語で(英語ではブルーフィルム)、その始まりは1962(昭和37)年の『肉体の市場』だと言われている。すでにいまから半世紀以上前の出来事だ。

ここでいちおう確認しておくと、ピンクは映画のジャンルとしては「ポルノ映画」であり、「ピンク」とはマスコミがつけたニックネームだ。ではなぜポルノではいけないのかといえば、ピンクとは基本的に独立系成人映画――つまり日活、東映、大映、東宝、松竹というメジャー5社に属さない小規模な制作配給会社によってつくられた、いわばインディーズのポルノ映画を指す業界用語なのだ。


『水中裸の浮世絵 蛇魂』(内外フィルム)。スタッフリストのトップには、「特出 アマゾンの大蛇」と!

「ピンク映画」の名付け親は、当時夕刊紙『内外タイムス』の文化芸能部記者だった村井実さん。惜しくも2004年に他界されているが、著書『はだかの夢年代記 ぼくのピンク映画史』(大和書房 '89)によれば、1963年の『情欲の洞窟』ロケ取材記を書くにあたって、「ブルーフィルムではなくて、セックス描写は、まあ、ピンク色の程度の映画、という意味だった」という、わかったようなわからないような(笑)説明をされているが、それ以降「ピンク」という色名は、すべての日本人にとって「エロ」と切り離せないニュアンスを秘めた単語になってしまったのだから、その功績は大きい。


蛇魂と書いて、「じゃこん」と読ませた

日本の映画産業のピークは1960年だと言われている。この年、全国には7400館を越える映画館があった。以後だんだん館数が減っていくのだが、ピンク映画が生まれ、花開いたのは、こうした時期でもあった。そのあたりの事情を『はだかの夢年代記』から、少し長くなるが抜粋引用させていただくと――

ぼくがピンク映画の名付け親になった1963年には、ピンク映画の製作本数はまだ20本足らずだった。翌年にはそれが60本ほどになった。そして、つぎの年、1965年には、なんと200本近くに急増した。つまり1963年、64年、65年と、一年ごとに3倍に増えていったわけで、ちょっとすごい話だと思う。

大手映画会社のつくる本数は年ごとに減ってゆくのに、どうしてピンク映画だけが急増したのか。やっぱり第一番の理由は、儲かるからだろう。

ピンク映画一本の直接製作費は300万円前後で、これにダビング料や編集費、映倫の審査費、スチール代やポスター代、プリント費用など諸経費を加えると、まあ、500万ほどになる。で、封切ったら、1千万ぐらいには確実になるんだ。ひとつの商品に500万の元手をかけて、それで500万儲けられるなんて商売は、そうないんじゃないかな。


『暴行拷問私刑秘史 赤い門』(内外フィルム)


これがおそらく「大和撫子祖国めざして裸の集団大脱走」シーン


「覆面の一流監督と、出演大挙百名以上の圧巻!」・・・コピーも圧巻です


てきとうすぎる切り抜きも独立系の特徴

そこで、つぎからつぎへと製作プロダクションが生まれた。1965年当時、どんなプロダクションがあったか、名前を列記してみよう。

国映、日本シネマ、高千穂映画、創映社、日本映画、ユニモンド、轍プロ、ゴールデン、エイコー映画、第七グループ、中映プロ、三協、新映プロ、大蔵映画、ヒロキ映画、東京芸術プロ、東京企画、映画芸術協会、信和プロ、第八芸術映画、国際ビデオ、新幸プロ、関東映配、若松プロ、第三プロ、北星映画、紫水プロ、東京放映、KPC、扇映画、中沢プロ、LL企画、内外フィルム、IOFプロ、新東宝、朝日企画、ナオ・プロ、青年芸術映協、東京三映社、TRS、葵映画、五紀映画、第一プロ、プロ鷹、大宝プロ、新大阪宣弘、東京映画プロ、シバタ・プロ、創作65集団、東亜シネマ、六本木映画、山辺プロ、堀プロ、本木プロ、共栄、宮西プロ、KOBAプロ、極東映画、青年群像、シネフロント、JOプロ、インテリア、新日本映画、大和フィルム、創作8プロ、南進映画、レンジャー、大東映画、アルスF、日芸新社、オリジナル、東和企画、現代映像協会・・・

いやはや、たいへんな数だが、厳密に調べればもっとあるだろう。なかには一作か二作で消えたものもあるし、すぐまた別の名前で映画づくりをはじめるものもあるし、というふうだったから、正確な数なんてわからないといっていい。


『処女無残』(内外フィルム)・・「純白―雪の肌に群れる邪淫の爪跡! 追いつめられ思わず叫んだ最後の声―お母あさん!!」


タイトルの描き文字も素晴らしい


監督の南部泰三はピンク映画初期に活躍、『女体難破船』など印象的なタイトルの作品を残した




家で女子高生に、大東京狼野郎の赤い爪跡が群れるわけだ!

ほんとにいやはや、現代のインディーズ音楽レーベルを列挙するのに近い感覚がある。こうした映画は、むろんメジャー5社の作品に較べてフィルム・レンタル料(いわゆる「写真料金」)も安かったから、とりわけ観客減にあえぐ地方の三番館、四番館――映画評論家・鈴木義昭さんの言う「和製グラインドハウス」――にとっては、欠かせない存在になっていった。50年の時を超えて、日活ロマンポルノなどのメジャー作品とともに本宮映画劇場に残されたピンク映画ポスターの数々は、そうした末端の映画館がいかにサヴァイヴしてきたか、その苦闘の証でもある。

本宮映画劇場館主・田村修司さんが大切にしてきたポスター・コレクションのなかで、最初に唖然とさせられたのが「内外フィルム」という、前述の村井さんのリストには載っているが、いまではまったく詳細不明なプロダクションのポスター群だった。


内外フィルムのうちでも、もっとも謎多き『ねこと人間と性』。目眩のするようなグラフィック

『ねこと人間と性』『私は後悔しない』『水中裸の浮世絵 蛇魂』『暴行拷問私刑秘史 赤い門』『処女無残』『性の神々』・・・まさしく和製セクスプロいテーション映画としか形容しようのない、インディーズ魂が炸裂するタイトルとグラフィック! ポスターに書き連ねられた説明を、いくら読んでもほとんど意味不明な究極の抽象性!――『ねこと人間と性』の、「1)猫の性教育 2)ケロイドと性菌ノイローゼ 3)出産とデホルメ 4)早期暴発時代」って、いったいなんなんだ!


「芸術・エロ論争・・・怒れる性とは? 狂っちあいねえ!」


「ねこ」が意図的に小さくされて、大ヒット映画『性と人間』と間違わせるように・・・間違わないけど!


同時上映はやっぱりストリップ映画。こうした映画館ごとのニーズに応える、ポスター専門の印刷業者がいたという

田村さんによれば、内外フィルムは業界内でもよく知られた存在だったという・・・作品の質ではなく、その特異性で――。

内外フィルムは山岡(哲郎)さんっていうおじさんがやってたの。普通は映画って、営業マンがセールスに来るんだけど、内外フィルムはぜんぶ手紙なんだね。本人はぜったい顔を見せない。それで一日に50通ぐらい、手紙を書きまくるんだ、こんな作品があるのでどうですかって。


本宮映画劇場に送られてきた、内外フィルム社長山岡哲郎さんからのセールス・レター

それで10回に1回ぐらいは「もしかしたら」って思って借りてみるんだけど、やっぱりつまんないんだね(笑)。だからもちろん、東京の映画館は相手にしないから、もっぱら地方の三流映画館だけ、取引すんのは。借りるとね、上映1週間前に代金を送金するか、本宮駅に代金引換でフィルムが届くんだよね。


映画館に送られた配給作品リスト。大手だと分厚いが、内外フィルムのはわずか数ページだった


現在の西新宿7丁目になる、柏木1丁目にあった内外フィルム本社地図。もちろんいまは影も形もない

この『ねこと人間と性』ってのは、新東宝で『性と人間』(昭和35年、続編も翌年つくられた)っていう性教育映画が大ヒットしたんで、たぶんそれでつくったんだね(笑)。

だからもちろんインチキなんだけど、インチキでもハッタリでも、客は来たんだよ、当時は(笑)。騙されたって、怒って帰るんだけど、またしばらくすると見に来る(笑)。






おそらく日本でいま、見られるものは一本もないかもしれない、魅惑の内外フィルム映画リスト。みずから製作・配給したオリジナルに加えて、古い(つまり安い)外国映画も少しだけ揃えていたようだ

「成人映画は内容よりポスターでみんな判断するんだから!」と言い切る田村さんのコレクションには、いわゆるピンク映画のほかに、女子プロレス映画、ストリップ映画なども多数存在している。アクション映画2本立てに、15分ほどのストリップ映画をカップリングで上映したり、女子プロ映画と、女子や小人プロレスの実演を組み合わせたり、さらには夜10時ごろからストリップの実演ステージまで設けてみたり。古き良き和製グラインドハウスの雰囲気を堪能していただくべく、来週はさらに驚愕の、ポスターから見るインディーズ映画宇宙にどっぷり浸っていただこう。


『私は後悔しない』(内外フィルム)。これについては興味深い記述が、『切られた猥褻―映倫カット史』(桑原稲敏著、読売新聞社刊)にある――おちょろとはお女郎の意味で、瀬戸内海を舞台に小舟で春をひさぐ女たちの生態を描いている。ピンク映画の走りともいうべきこの作品は当初、売春防止法の施行に全面協力するという名目で、売春対策審議会の協賛をとりつけて製作された。ところが完成した映画は、そのうたい文句とはまるで内容が異なっていた。~~
売春対策審議会は映画会社に「だまされた」と激怒して国会でも問題になった。演出助手兼の男優は、のちにこう語っている。「140万円前後の制作費で、6000万円くらいの興行収入をあげたんですよ」。借金だらけだった内外フィルムは、このヒットで一挙に息を吹き返した。(http://chara.tokyo-b.com/?day=20080206より引用)


躰で綴る! 学生娼婦! 血の手記!


『銀座九丁目水の上』などで知られる名歌手・神戸一郎(かんべいちろう)が主題歌って・・・ほんとですか!




国会での問題になったことを受けてか、さらに過激なアオリのポスターもあり。イケイケです!


映画館向けに配布された解説シート。館ごとにつくるチラシや手書きポスターの宣伝文句に使えそうなコピーや、タイトルのレタリングも入っている


モロに性教育映画の体裁を前面に押し出した『性の神々』(内外フィルム)


「Gods of Sex」の英タイトルも渋いフォント


「秘宝館フォント」をも想起させる(こちらのが先だが)、最強の描き文字




二つ折りの立派なチラシがあった


あまりにアーティスティックな「性/エロス」の描き文字


こちらは新聞の折込みなどで地元に撒かれた単色チラシ

そしてこちらも! 『旅する映写機』上映案内


本宮映画劇場には、現在では非常に珍しいカーボン式映写機が完全な状態で整備保存されているが、その映写機を含む、全国各地の映画館と映写機と「映画館のある町」を訪ね歩いたドキュメンタリー映画『旅する映写機』が完成、今週から東京でも上映が始まっている(ポレポレ東中野、また今週末からは名古屋シネマスコーレでも)。

日本で一番古い映写機を尋ねてみたい! 1台の映写機を使って行われる"流し込み"という神業を撮りたい! 映写機のメンテナンスを見てみたい! 思いを形にするべく、映写機を尋ねる旅が始まりました。そして、映写機を尋ねる旅は、映画館を尋ねる旅になり、映画館のある町を尋ねる旅になりました・・・。

本宮映画劇場と田村修司さんをめぐる物語は、もうすぐ発売になる『独居老人スタイル』でも詳しく紹介しているので、あわせてご覧いただき、名もなき人々の映画愛に涙していただきたい。


『旅する映写機』予告編

映画公式サイト:https://eishaki.com/
ポレポレ東中野:https://mmjp.or.jp/pole2/

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ROADSIDE LIBRARY
天野裕氏 写真集『わたしたちがいたところ』
(PDFフォーマット)

ロードサイダーズではおなじみの写真家・天野裕氏による初の電子書籍。というか印刷版を含めて初めて一般に販売される作品集です。

本書は、定価10万円(税込み11万円)というかなり高価な一冊です。そして『わたしたちがいたところ』は完成された書籍ではなく、開かれた電子書籍です。購入していただいたあと、いまも旅を続けながら写真を撮り続ける天野裕氏のもとに新作が貯まった時点で、それを「2024年度の追加作品集」のようなかたちで、ご指定のメールアドレスまで送らせていただきます。

旅するごとに、だれかと出会いシャッターを押すごとに、読者のみなさんと一緒に拡がりつづける時間と空間の痕跡、残香、傷痕……そんなふうに『わたしたちがいたところ』とお付き合いいただけたらと願っています。

特設販売サイトへ


ROADSIDE LIBRARY vol.006
BED SIDE MUSIC――めくるめくお色気レコジャケ宇宙(PDFフォーマット)

稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。

1960年代から70年代初期にかけて各レコード会社から無数にリリースされ、いつのまにか跡形もなく消えてしまった、「夜のムードを高める」ためのインスト・レコードという音楽ジャンルがあった。アルバム、シングル盤あわせて855枚! その表ジャケットはもちろん、裏ジャケ、表裏見開き(けっこうダブルジャケット仕様が多かった)、さらには歌詞・解説カードにオマケポスターまで、とにかくあるものすべてを撮影。画像数2660カットという、印刷本ではぜったいに不可能なコンプリート・アーカイブです!

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ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)

プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。

これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。

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ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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