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バックナンバー:2013年12月11日 配信号 収録

design 世界を桃色に染めて――本宮映画劇場ポスター・コレクション2


先週に続いてお送りする、『独居老人スタイル』(12月19日単行本発売!)で取り上げた福島県本宮市の奇跡の映画館・本宮映画劇場館主・田村修司さんが、ひそかにコレクションしてきたピンク映画を中心とするポスター・ライブラリー。

先週説明したように、ピンクとは基本的に独立系成人映画――つまり日活、東映、大映、東宝、松竹というメジャー5社に属さない小規模な制作配給会社によってつくられた、いわばインディーズのポルノ映画を指す業界用語だ。そのなかでも、これほどインディーズなプロダクション(当時は「エロダクション」とも呼ばれた)は・・・と驚かされた、内外フィルムの傑作ポスター群を先週は一挙掲載したが、今週はほかのエロダクションが残した異形のグラフィックを、たっぷりご紹介する。


1962(昭和37)年の『肉体の市場』から始まった「ピンク映画」というエンターテイメント産業は、1960年をピークに下降線を描いていった大手映画産業とは対照的に、爆発的な勢いで全国に広がっていった。1964年の東京オリンピックを機に、急速に普及していったカラーテレビと、その時期は見事に重なるのだが、とにかく62年には全国に500館あったピンク映画専門上映館が、2年後の64年には1500館にまで増えていたという。そして「エロダクション」のほうも、64年に10社が98本を製作・配給していたのに対して、翌65年にはなんと60社が、220本もの作品をリリースしている。この年、日本映画のおよそ40%がピンク映画だったという数字から、当時の勢いがわかっていただけるだろうか。

大手各社の映画はこのころすでに完全カラー化されていたが、ピンク映画でカラー作品が初登場するのは64年。小川和久監督の『妾』だったが、これは「ここぞという見せ場」だけカラーになる、いわゆるパートカラー。オールカラーのピンク映画が出現するのは67年である。


当時のピンク映画の勢いを、先週も引用させてもらった「ピンク」の名付け親・村井実さんは『はだかの夢年代記 ぼくのピンク映画史』(大和書房 '89)で、こんなふうに記している――

ピンク映画の世界には、ほかにくらべ、ずっと自由があった。失敗してもたかが知れているし、発展途上だからどんな冒険でもできたし、だから若い人を育てることも可能だった。ピンク映画の世界には、映画の自由人の集まりみたいなところがあったんだ。そのことがしぶとい生命力の源にちがいない、とぼくは確信している。

その自由さのかわりに、一つの条件は引き受けなければならない。いうまでもなく、予算がきわめて少ないことだ。ごく低予算だからこそ、失敗も許されたわけだが、やはりこれは当事者にとってはいちばん辛いことだったろう。
・・・・
(ピンク映画から)より利益を確実に得ようとすれば、作品をどんどんつくっていくしかない。むろん当たりはずれもあるから、製作プロダクションは月に一本なんてことでは食っていけず、週単位で映画をつくってゆく。まさに典型的な薄利多売がこの業界の内情なんだ。量産につぐ量産というあり方が、そこから生まれた。


以上のようにして製作された映画が、つぎに映画館にかけられるわけだが、ピンク映画の場合、一本の作品のプリントは十本から十五本、多くて二十本つくられ、それで全国を回る。大手の映画だと、プリントは五十本も百本も焼かれるから、かなり少ない。が、ピンク映画は全国一斉封切りじゃなく、映画館をつぎつぎ回していけばいいのだから、その本数でじゅうぶん間に合う。しかも毎月、というより毎週、何本もの新作が生まれるわけで、それらがベルトコンベアに乗せられたように流れていく。

プリント貸し出し料、つまり映画館が配給会社に払うフィルム代は、ピンからキリまであって、一本十万も五万もするのから、最低五千円というのもある。映画館は五千円で借りた映画を三、四日上映して、つぎのコヤに回すわけで、たいへん安いようにみえるけれど、地方のコヤではお客が一日五人とか十人ということもあるから、そんな額になるんだろう。


なにしろ、製作費が安いので、フィルム代も安くていい。逆にいえば、フィルム代がそれほど安いから、というより、安くなくてはやっていけない映画館が多いから、もとの製作費が高くならない。

五万も十万もするものだって、地方の場末のコヤに行けば行くほど、どんどん安くなっていく。これは大手の作品でも同じで、何十万もしたら、コヤが払えないから、安くせざるをえない。その意味では、映画館がつぎつぎつぶれてゆくなかで、特に地方のコヤを支えたのはピンク映画だということができる。


こうして衰退していく日本映画界を、ピンク映画が下支えするという構図が、60年代後半には確立。インディーズのピンクが、その年の映画界全体の配給収入の、約1割を占める状態になっていくと、当然ながら大手も黙ってはいられず、「五社エロス」と呼ばれる大手製ポルノ映画の製作に踏み込んでいく。それが東映の石井輝男によるエログロ路線であったり、71年に日活がスタートさせたロマンポルノだったりするわけだ。

そのあたりは来週の3回めでもう少しお話するが、今度は大手に追撃されるかたちとなったピンク映画界は、60年代後半から「実演付き」という新手を編み出すようになる。ようするに映画と抱き合わせで、ピンク女優によるストリップふうの「実演」をつけようという、それは大胆なアイデアだった。


いまの映画館では考えづらいけれど、かつて映画館と「実演」はそれほど違和感のある組み合わせではなかった。本宮映画劇場のように、もともと芝居小屋からスタートした地方劇場も多かったし、映画上映とともに浪曲や漫才、さらには女子プロレスまで交互にかける、映画館とライブハウスの役割を兼ねたコヤも、地方には特にたくさん存在した。


田村さんの手元にもそうした実演のポスターやチラシが数多く残されている――

むかしはアクションもの、犯罪ものとかの劇映画2本に、15分ぐらいのストリップ映画をつけるのをよくやってたね。映画のあと、夜10時ぐらいから、実演タイムを設けたり。そういうときは田舎でしょ、お客は手ぬぐいで頬かむりしたり、帽子にメガネで顔隠したりして来るんだね、わかっちゃうけど(笑)。

実演では女子プロや小人プロレスも、よくやったよ。男のは動きが激しいから無理だけど、女子ならここのステージでもできたんだ。まあ、見に来るほうはエロ目的だけどね(笑)。ストリップの代わりというか、水着姿を見に来たんだから。小人(のレスラー)が、女子レスラーに絡むでしょ。おっぱいをギュッとやって、そいでバーンって叩かれて飛んでったり・・・。


ほぼ50年近い封印を解いて、今回見せていただいたポスターやチラシは、そうした「映画と実演」の幸福なマリアージュというか、ヤケクソのカップリングというか、ほとんどパンキッシュなインディーズ魂にあふれた場末興行スピリットの結晶だった。


「すごい」と「かっこいい」しか言えずに複写している僕を眺めながら、田村さんがつぶやいた言葉がずっしり響く――「けっきょくあのころは、女優さんを脱がして、みんなが生き延びてきたんだよね。ピンクのおかげなんだから」。

[本宮映画劇場ピンク映画&実演ポスター、チラシ・コレクション]


「正確な数なんてわからない」と、ピンクの名付け親・村井実さんも匙を投げる、現れては消えていったエロダクションの作品たち・・・。ロゴからして痛そうな『激痛』の監督・小森白(こもり・きよし)は戦後すぐ、新東宝の設立に加わった後、ヤコペッティ風のモンド映画で一世を風靡した。新高恵子はピンク映画のあと、寺山修司の天井桟敷で看板女優になる。




『毒ある愛撫』1963年。主演の筑波久子は映画女優を経て、アメリカに渡り映画プロデューサーとなった変わり種。ホラー映画『ピラニア』の製作などを手がけている。共演に石橋蓮司の名前もあるが、マルタ・ガルボとダニエル・ドロンって、だれですか!


『愛情と麻薬』は「中日合作映画」! 中国といっても台湾ですが。チャイナドレスから覗くスリップが艶かしい。




『売春地帯 ある売娼婦の手記より』。「ちえッ!! どこに人権の尊重があるんだい! あたい達ァ肉欲の道具でしかないッてのかッ!」というコピーがすさまじい。


『にっぽん裸女地帯 ピンク♡レンジャー』は、おそらくストリッパーたちを集めてロケ撮影した、お手軽映画。しかし『情欲のジャングル』と『裸女千一夜』という2本の洋ピンとの3本立てとは、素晴らしすぎるプログラム!


『Just Strip Time』と英語の題名がついているが、ストリッパーたちを集めた日本製ピンク映画。「丁度裸のお時間です」というコピーに泣かされるが、「吾が邦最初のスコープ・ヌード・デラックス」って、どういう意味?




『性科入門 優生学篇』。こうした「科学映画」の体裁を取ることによって、映倫のチェックをかわそうというピンク映画がずいぶんあった。ちなみにヒステロ・スコープとは、子宮内視鏡のことだそうです。


『仮面の情事』1963年。監督の高木丈夫(たかぎ・たけお)は、東宝の大プロデューサーとして黒澤明の『羅生門』『七人の侍』などを手がけながら、初期のピンク映画界に飛び込み活躍、しかし最後は新宿の安アパートで孤独死した本木荘二郎の筆名である。


『女子学生の裏側 非情の罠』。「残酷事件ルポ特集」「セミドキメント・シリーズ」(原文ママ)と小さく書かれているので、当時の事件を題材にした作品だったのだろうか。


『情炎の私刑(リンチ)』、1965年。監督の大滝翠は『激痛』の小森白の別名。


『洋妾』と書いて「らしゃめん」と読ませる。らしゃめんとは、外人専門の日本人娼婦を指す言葉のはずだが、ポスターから判断するに「金髪の女を燃えあがらせた異常な愛撫」らしい。しかしヘレン・スワンソンって、だれなんだろう・・・気になる!


『女肌(めはだ)』シリーズの第一弾という『甘い肌』。描き文字のタイトルも最高だ。




『私は子供が欲しい』、デンマーク映画。当時はデンマーク、スウェーデンという言葉に、すぐさまフリーセックスを結びつけてしまうオトナが多かった。イラストも素晴らしいが、英題の「WE WANT A CHILD!」って・・。




『熱帯魚の生態』、おそらく熱帯魚の愛情生活=交尾をとらえた記録映画だろうが、こんなのが成人映画に混じって、しれっと上映されていたのだった!




成人映画にかぎらず、あらゆるジャンルでわけのわからない映画が、地方のコヤからコヤへと流れていた。この『地底人モグラン』は、その典型例。よほどの特撮マニアでも聞いたことのない映画だと思うが、それもそのはず。本作はもともと『まぼろし探偵 地底人襲来』という新東宝の作品だった(1960年)。まぼろし探偵は桑田次郎原作の漫画で1950年代末に大ブレイク。ラジオドラマ、テレビドラマ化されたほか、中岡慎太郎主演で3本の映画にもなっている(『地底人襲来』には吉永小百合も出演!)。

田村さんによれば、「そのあと、まぼろし探偵があんまり人気なくなったときに新映プロってとこが映画を買って、タイトルだけ勝手に別なのに変えちゃったんだよね(笑)。もちろん東京とかじゃ出せないから、地方の場末専門に流して」。映画冒頭のタイトル部分だけ、ちゃんと「モグラン」に差し替えて、あとは「地底人襲来」とまったくいっしょだったのだとか。そんな自由すぎる発想が、まかりとおっていたとは!


「まぼろし探偵 地底人襲来」オープニング・シーン






『モグラン』の話を聞いたあとでは、いろいろ疑いたくなる、こちらも新映プロによる『三つ首巨竜と大魔王』。「日本語解説版」と小さく書かれているので、もしかしたら1959年のソ連映画『豪勇イリア/巨竜と魔王征服』(アレクサンドル・プトゥシコ監督)なのかもしれない・・・なんのクレジットもないですが。






『暴かれたショック』。「驚異と神秘と残酷を抉る長編記録」だそう。ヤコペッティの『世界残酷物語』(1962年)の記録的なヒットを受けて、60年代はまた、ありとあらゆるモンド系ドキュメンタリー(もどき)映画が氾濫した時代でもあった。本作の収録内容には「猛牛と戦う壮絶の空手(大山倍達?)」「死肉に群る禿鷹の乱舞」「河馬の生肉を喰べる土人の生態」「白人裸体クラブの実態」「黒人裸族の奇習」などという見出しが並び・・・見たいというか、見なくてもわかるというか。


モンド映画上映時に、本宮の街に撒かれたチラシ






『スーパージャイアンツ 悪魔の化身』。スーパージャイアンツは1957~59年にかけて新東宝が配給した、特撮ヒーロー映画のヒット・シリーズ。しかしこれもブームが過ぎたあと新日映というプロダクションにフィルムが売却されたのか、チープなポスターとなって地方のコヤに流れていった。主役・宇津井健のあまりに情けないイラストに涙。新東宝版のオリジナルと比較していただきたい。




こちらが新東宝のオリジナル版スーパージャイアンツ。『宇宙艇と人工衛星の激突』は1958年公開。ちゃんとスチル写真に人口着色だ。






『水上女子プロレスリング 激斗する人魚』。本文で述べたように、女子プロレスは「水着鑑賞」目的で人気があった。ようするに現代のキャットファイトと同じことである。この映画は「日本女子プロレスリング協会」および「広島女子プロレスリング・チーム」の製作・出演によるもの! 「水上」というからには、リングが水上に設けられていたのだろう。しかし「人魚」って・・・。





こちらは日米対抗女子プロレスの『女体血戦』。「金髪女性に血斗を挑む大和撫子!」だそうで、ポスターがイラストだけなのが残念!


続けて、さらにウルトラ・レアなポスターを2枚紹介。『肉体の神秘』は、「絶対他の追従を許さぬ」「爆発的人気! 問題の性映画! 御見逃しは一生のお損・・・」と書かれながら、監督も俳優も、プロダクションもいっさい記載なし! 潔いまでに不明だらけのポスターだ。


そしてこちらは『白中夢』。歌舞伎界の革命児とも呼ばれた演出家でもある武智鉄二は、1964年に松竹配給で公開した『白日夢』(谷崎潤一郎原作)が記録的な大ヒット。一節には5~600万円の製作費で、3億円の興行収入を得たと言われている。

しかし同じ武智監督、路加奈子主演で『白中夢』というのは聞いたことがなく・・・幻の作品かと思いきや、田村さんによれば「田舎の印刷屋がてきとうにつくったポスターで、たぶん書き間違いじゃないの」(笑)・・・そうだったんだ!

これも監督と主演女優のほかは、まったく記述なし。が、よーく見ると右下にすごく小さく、「大幸映芸社・・提供」と書いてある。もしかしたら『モグラン』のように、意図的な間違いだった可能性もあり! 映画というより、ほとんど大きな板に血糊をつけた「大イタチ」みたいな、見世物小屋のノリじゃありませんか。




本宮映画劇場で開催された、数々の「実演」ポスターから。こちらは「女子、小人プロレスリング大試合と、20世紀のスリラー大魔術」、すごすぎるカップリング! 肉弾相うつ選手権試合に、人体浮揚、美女空中回転の大魔術・・・しかも一日2回公演。見たすぎる!












映画と実演を組み合わせた興行のポスターやチラシを、田村さんは50年近くたったいまも大切に保存している。チラシは、ちょっと引っ張っただけで破れてしまいそうなペラペラの紙だが、そのデザイン、発色、にじみぐあい・・・すべてに溜息。






「こんなのもあるよ」と見せてくれたストリップの実演ショーと映画のセット『よろめきマンボ』。なんと田村さんの手元には写真版が入ったものと、白ヌキのものと2種類があった! 白ヌキ・バージョンは、ほとんど現代美術のクオリティだ。


地方のコヤではプロレスやストリップだけでなく、バンドから歌舞団まで幅広い実演が行われていたことを示すチラシ・コレクション。「世界ヌード大会とロックンロール」!


「日本一! ギターの名手!」の高橋哲夫。歌と踊りとタップによる「音楽ロカビリーショー」、しかも「ストリップの女王 ヌードダンサー ジ・プーシ紅」まで出演とは! つうかそれ、だれ?


一行40余名という「吉野舞踊劇団」による和風レビュー














浪曲、民謡、歌謡ショーも、つねに人気のプログラムだった。黒々とした漢字主体のデザインが、いまでは逆に新鮮に映る。



(来週の最終回に続く)

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ROADSIDE LIBRARY
天野裕氏 写真集『わたしたちがいたところ』
(PDFフォーマット)

ロードサイダーズではおなじみの写真家・天野裕氏による初の電子書籍。というか印刷版を含めて初めて一般に販売される作品集です。

本書は、定価10万円(税込み11万円)というかなり高価な一冊です。そして『わたしたちがいたところ』は完成された書籍ではなく、開かれた電子書籍です。購入していただいたあと、いまも旅を続けながら写真を撮り続ける天野裕氏のもとに新作が貯まった時点で、それを「2024年度の追加作品集」のようなかたちで、ご指定のメールアドレスまで送らせていただきます。

旅するごとに、だれかと出会いシャッターを押すごとに、読者のみなさんと一緒に拡がりつづける時間と空間の痕跡、残香、傷痕……そんなふうに『わたしたちがいたところ』とお付き合いいただけたらと願っています。

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ROADSIDE LIBRARY vol.006
BED SIDE MUSIC――めくるめくお色気レコジャケ宇宙(PDFフォーマット)

稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。

1960年代から70年代初期にかけて各レコード会社から無数にリリースされ、いつのまにか跡形もなく消えてしまった、「夜のムードを高める」ためのインスト・レコードという音楽ジャンルがあった。アルバム、シングル盤あわせて855枚! その表ジャケットはもちろん、裏ジャケ、表裏見開き(けっこうダブルジャケット仕様が多かった)、さらには歌詞・解説カードにオマケポスターまで、とにかくあるものすべてを撮影。画像数2660カットという、印刷本ではぜったいに不可能なコンプリート・アーカイブです!

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ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)

プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。

これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。

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ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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