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2022年10月26日 Vol.522

art 無料公開中

museum of roadside art 大道芸術館、オープン! vol.3

東京墨田区の花街・向島に10月11日、公式オープンした「museum of roadside art 大道芸術館」。最終回となる第3回は、2階から3階に向かう階段踊り場のバッドアート展示、そして3階の鳥羽秘宝館再現フロアにお連れする。 その前にいわゆる「バッドアート」のなにがそんなに僕のこころを捉えたのか、まとめてみたのでご一読いただきたい。

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photography

はじめての、牛腸茂雄。

写真好きのひとはとっくに知っているだろうが、渋谷PARCO8階(DOMMUNEスタジオの1階下)のギャラリー「ほぼ日曜日」で写真展「はじめての、牛腸茂雄。」が開催中だ(11月13日まで)。名前からわかるとおり、糸井重里さんが主宰するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」が2019年から運営しているリアルスペース。今回の展覧会は「SHIBUYA PARCO ART WEEK2022」の一環で、館内のいろんな場所で展示などのイベントが行われている。 牛腸茂雄、という名前が熱心な写真ファンの外の世界でどれくらい知られているのか、僕にはよくわからない。そもそも牛腸を「ごちょう」と読めるひとがどれくらいいるだろうか。展覧会タイトルが示すように、この展覧会は「牛腸茂雄を知らなかったひとたち」にも、というかむしろ知らなかったひとたちに、予備知識なしに作品と向かい合ってもらおうという意図があるはずで、それは去年5月に同ギャラリーで開催された「はじめての森山大道。」から続く展示でもある。

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lifestyle

シブメグの人生小劇場 21  懺悔の値打ちもない 第1章 私・メグミ (文:シブヤメグミ)

毎回、人生の光と影が織りなす物語で僕らを心地よく動揺させてくれるシブヤメグミさん。今回は連載始まって以来の大作! 怪人としか言いようのない、ひとりの男をめぐる5人のモノローグをこれから5週にわたって連続で読んでいただく。「小説より奇なり」どころか、こんなことがあっていいのかと信じがたい、しかしすべて実話による愛欲の大河ドラマ。こころして、11月末のゴールまでお付き合いいただきたい。

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travel

地獄よいとこいちどはおいで――タイ地獄寺巡礼記  #04 ワット・スラケット วัดสระเกศ (写真・文:椋橋彩香)

2016年8月22日 昨日の初調査で疲れた身体に鞭を打ちつつ、この日向かったのはバンコクにあるワット・スラケット。 「黄金の山」の異名をもつ、黄金に輝く大きな仏塔が有名な寺院である。 頂上までのぼってみると、バンコクの街並みを一望できた。風が気持ちいい。長い階段はキツかったが、のぼる価値は十分にあると感じた。 しかし本来の目的は地獄なので、即下山した。常に頭の中は地獄でいっぱいなのである。

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music

フランス雑草音楽図鑑 02  サマンサ・ニッキー・ホートン(Samantha Nikki Horton 41歳) (文:ショビレヌK)

今回は私が2013年に渡仏して間もない頃、パリのとあるジャムセッションで出会い、その後、彼(彼女)がニューヨークへ旅立つ2017年間近まで一緒にバンド活動をした友人をインタビューしました。現在、彼女はニューヨーク在住のため、インタビューはネット上で行いました。

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2022年10月19日 Vol.521

art 無料公開中

駐車場の怪物たち

ロードサイダーズにはおなじみ上野・新御徒町mograg galleryで、ただいま塙将良「HANAWANDER BREATH OF THE WILD」が開催中。これまで塙さんの作品は何度か紹介してきたが、作品自体はもちろん、前々から聞いていた彼の制作スタイルがすごく気になっていたので――なにせ工場労働のあと駐車場の片隅にクルマを停め、車内で作品をつくっているという――この機会にじっくりお話をうかがうべく、定宿ならぬ定位置だという千葉某所のケーズデンキ駐車場に、鋭意作業中の塙さんを訪ねた。塙将良(はなわ・まさよし)は1981年茨城県ひたちなか市生まれ、41歳。最近では日本以外にフランスのアールブリュット/ロウブロウ・アート・シーンでも注目を集める作家である。

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art 無料公開中

museum of roadside art 大道芸術館、オープン! vol.2

東京墨田区の花街・向島に10月11日、公式オープンした「museum of roadside art 大道芸術館」。先週に続く第2回は、1階から2階に向かう階段踊り場から、2階のバーエリア「茶と酒 わかめ」誌上ツアーにお連れする。

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travel

地獄よいとこいちどはおいで――タイ地獄寺巡礼記  #03 ワット・プラローイ วัดพระลอย (写真・文:椋橋彩香)

2016年8月21日(続き) 地獄寺調査第1日目、最後はワット・プラローイという寺院へ向かう。 その前に、お昼ごはん。 これはグアイジャップという名前の料理で、お米でできたシート状のくるくる麺が入っている。八角の香る中華っぽい味のスープに、具材は豚の血を固めたやつとか、内臓系のお肉とかそんな感じ。濃~いスープはくるくる麺と相性抜群だ。 無事に腹ごしらえを済ませ、いよいよワット・プラローイへ。 大きな男女の像が並ぶ地獄エリアの入口は、なぜか小さな動物園になっていた。檻の中では孔雀や猪などが飼育されていて、そのせいかハエが多く身体にまとわりついてやまない。

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photography

ニュー・シャッター・パラダイス 30  花やかな生活 (写真・文:オカダキサラ)

道を歩いているとふと金木犀の香りが…。 季節の移り変わりをこんなふうに道に咲く花で知ると気持ちが柔らかくなります。 花の形や芳しさは昆虫に見つけてもらいやすくするために進化したようですが、その魅力は人をも惹きつけます。 実は、私はまったく話さない子供でした。 同い年の子どもがどんどん言葉を覚えていくなか、親のこともろくに呼べずにいた私を両親や親戚はかなり心配しました。 親が発達障害を疑い始めた頃、出かけ先で咲き誇る花壇を私が見て「キレイねぇ…」とつぶやいたとか。それが私が初めて発した単語で、以降はどんどん話せるようになったということです。

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2022年10月12日 Vol.520

art 無料公開中

museum of roadside art 大道芸術館、オープン!

先週の編集後記でひっそりお知らせしたとおり、東京墨田区の花街・向島に「museum of roadside art 大道芸術館」が10月11日、公式オープンした。 永井荷風の『墨東綺譚』で知られる「墨東」は隅田川の東側を指す。川を挟んだ西側(都心側)が浅草で、言問橋(ことといばし)を渡った東側がスカイツリーのある押上、向島、京島などを含む墨東地域。江戸時代から花街として栄え、『鬼平犯科帳』などでもしばしば登場するので、名前だけは知ってるというひとも少なくないだろう。 向島にはいまでも9軒の料亭が営業中で、70数名の芸者衆もいる。東京の芸者と言えば新橋、赤坂などが知られるが、実はいま東京で現役の芸者のほぼ半数が向島芸者で、この人数は京都祇園甲部といい勝負。京都で舞妓と呼ばれる見習いは東京では半玉と呼ばれ、東京の六花街(赤坂・浅草・神楽坂・新橋・芳町・向島)のうち、数名ながら半玉がいるのは向島だけとか。

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地獄よいとこいちどはおいで――タイ地獄寺巡礼記  #02 ワット・サムパシウ (写真・文:椋橋彩香)

2016年8月21日  ワット・パイローンウアでの調査を終えると、我々(私・弟さん・娘さん)は次の目的地、ワット・サムパシウへと向かった。 ワット・サムパシウは、ワット・パイローンウアと同じくスパンブリー県内にあり、ちょっと変わった壁画が有名だ。大学院の夏休みに行なっているこの調査では、立体像のある寺院(これを「地獄寺」と称している)だけでなく、地獄が描かれた壁画のある寺院も対象としている。 さっそくお堂に入ると、こんな感じで隙間なく描き込まれた壁画が視界いっぱいに飛び込んでくる。ちなみに仏像の後壁には仏教の宇宙図が描かれていて、その下部にお目当ての地獄絵がある。

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photography

once upon a time ~ もうひとつのカリフォルニア・ドリーミン  04 アフガニスタンからパキスタンへの旅  ブルース・オズボーン(写真家)

ポンコツと化して売るしかなかった愛車を処分した後の交通手段はマジックバス。運転手も乗客も個性的な人たちでそれなりに楽しい旅の仲間だったが、大きな問題はイスタンブールに到着するまでに何度故障をしたか覚えてないほどのポンコツバスだったこと。 それでもなんとかイスタンブールに到着したのは奇跡に近い。 アジアとヨーロッパにまたがる国、トルコ自治区の一つイスタンブールは、大陸の架け橋ともいわれる場所。 イスラム教徒の祈りの声や街の騒音が聞こえて、国境を越えたことを実感した。

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photography

妄想ホテル room:019  人妻逃避行 世界旅行みたいなランデブー (写真・文:フクサコアヤコ)

「逃避行」という言葉には魔力があると思う。 人はいつだって逃げたい現実と向き合いながら生きている。 そんな生活に疲れ果てた時、ふと、すべてを捨ててここではないどこかへ行きたい衝動にかられたことが誰にでもあるのではないだろうか。 今回はそんな衝動に駆られた人妻の秘密の逃避行のお話。

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2022年10月05日 Vol.519

art

『ドライブ・レコーダー』――あいち2022を観て

7月30日から始まっていた「STILL ALIVE 国際芸術祭あいち2022」、閉幕が10月10日に迫って、日帰りでいそいで行ってきた。名古屋市内だけでなく一宮、常滑などに散らばった展示を回ることはとてもできず、メイン会場となった名古屋・栄の愛知芸術文化センターしか観られなかったけれど、閉幕までに間に合えば観てほしい展示があったので、今週はそれを紹介したい。

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travel

新連載! 地獄よいとこいちどはおいで――タイ地獄寺巡礼記 (写真・文:椋橋彩香)

ロードサイダーズのみなさまならご存じのかたも多いと思われる地獄研究家!の椋橋彩香(くらはし・あやか)。タイ全土の(ど)田舎に隠れる仏教寺院の地獄庭園をひたすら巡り歩き、その成り立ちや思想の背景をアカデミックに追求し続ける、日本唯一どころか本国タイでも希少な研究者である。2019年04月17日号の「Neverland Diner 二度と行けないあの店で では、そんなフィールドワークの旅で巡り会った深夜屋台の思い出を『深夜の路地で、立ち食いサラダバー』に書いてもらったりもした。

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photography

ニュー・シャッター・パラダイス 29  くまの子見ていたお尻 (写真・文:オカダキサラ)

アニメ・日本昔ばなしのエンディング「にんげんっていいな」が、動物視点で描かれた歌詞だと知ったのはつい最近です。 「くまの子はかくれんぼのルールを知らない。なのでお尻を隠しきれずに最初に見つけられた子どもを「1等賞」と勘違いしてしまったんだ。」 そう教えてもらって長年の疑問が解けました。 やるべきことが多くて頭がパンクしそうな私の横で、飼い猫のドモンがのんびり過ごしていると「猫っていいな」と羨ましくなります。 好きなだけ眠れて、ねだったらご飯をもらえて、キレイに毛を撫でてもらって、いるだけで人を和ませられて…実に快適そうです。

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photography

portraits 見出された工藤正市 2

連続企画「都築響一の眼」として写真専門画廊KKAGで続けている連続企画の6回目「portraits 見出された工藤正市2」が10月12日からスタートする。 そもそも工藤正市の写真を知ったのが2020年の春。その年の初めから父・正市が遺したフィルムを長女の加奈子さんがInstagramにアップし始めてくれたおかげで出会えたのだった。家族にさえ隠していたという写真のクオリティにびっくりして、急いで連絡を取って取材させてもらい、2020年10月14日号「工藤正市の奇跡」で特集。そのあとKKAGで「都築響一の眼」vol.4 portraits 見出された工藤正市」として東京での初写真展を開けたのが去年(2021)6月のこと。9月にはみすず書房より『青森 190-1962 工藤正市写真集』も発売された。そして今回の2回目になる展覧会。Instagramに最初の写真がアップされてから3年にも満たない期間で、こんなふうに工藤正市の写真が広まっていく時間と場所に立ち会えたのは、ほんとうにうれしい。

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY
天野裕氏 写真集『わたしたちがいたところ』
(PDFフォーマット)

ロードサイダーズではおなじみの写真家・天野裕氏による初の電子書籍。というか印刷版を含めて初めて一般に販売される作品集です。

本書は、定価10万円(税込み11万円)というかなり高価な一冊です。そして『わたしたちがいたところ』は完成された書籍ではなく、開かれた電子書籍です。購入していただいたあと、いまも旅を続けながら写真を撮り続ける天野裕氏のもとに新作が貯まった時点で、それを「2024年度の追加作品集」のようなかたちで、ご指定のメールアドレスまで送らせていただきます。

旅するごとに、だれかと出会いシャッターを押すごとに、読者のみなさんと一緒に拡がりつづける時間と空間の痕跡、残香、傷痕……そんなふうに『わたしたちがいたところ』とお付き合いいただけたらと願っています。

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ROADSIDE LIBRARY vol.006
BED SIDE MUSIC――めくるめくお色気レコジャケ宇宙(PDFフォーマット)

稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。

1960年代から70年代初期にかけて各レコード会社から無数にリリースされ、いつのまにか跡形もなく消えてしまった、「夜のムードを高める」ためのインスト・レコードという音楽ジャンルがあった。アルバム、シングル盤あわせて855枚! その表ジャケットはもちろん、裏ジャケ、表裏見開き(けっこうダブルジャケット仕様が多かった)、さらには歌詞・解説カードにオマケポスターまで、とにかくあるものすべてを撮影。画像数2660カットという、印刷本ではぜったいに不可能なコンプリート・アーカイブです!

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ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)

プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。

これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。

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ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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