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AFTER HOURS
編集後記

2015年05月13日 Vol.163

今週も最後までお付き合いありがとうございました。気に入っていただけた記事、ありましたか。いつも以上に幅広かったので、どれかひとつでも気分にピッタリ!というのがあったらうれしいです。

今週からは、家のいろんなところに転がってる、あるいは隠れてるブツたちを、少しずつ紹介させてもらいます。隔週連載ですが、来週はまた別の企画も始めるつもりなので、お楽しみに!

Facebookでもちょっと書きましたが、先月後半の怒涛のトーク週間でも、4月28日日曜日の京都・磔磔でのトークは、特に印象深いものがありました。


京都の町なかにあるライブハウス磔磔(たくたく)は、1974年に喫茶店としてオープン。まだ「ライブハウス」なんていう言葉が、たぶんなかった時代に、お客さんたちが勝手にギターを弾いて歌う喫茶店だったのが、すぐにライブハウス営業になって、去年が40周年。1973年に開店した同じ京都の「拾得(じっとく)」とともに、京都はもちろん日本のライブハウス・シーンの草分けでもあります。

そういう場所で、アウトサイダー・アートやラブホテルや暴走族や死刑囚の絵やエロビデオの話をさせてもらったのは光栄というか申し訳ないというか・・・。しかし辞書によれば、磔磔の「磔」とはもともと「はりつけ」の意味。キリストの十字架刑を「磔刑」と呼ぶ、あれです。む~~、意外と合ってた? でも「磔磔」とあわせると鳥の羽ばたく音や鳴く音、という意味になるそうでした。

「むかしはよく行ってた!」というひともいるでしょうが、磔磔も拾得もいまだ元気に営業中。これもまた京都の輝かしい歴史の一部ですが、磔磔の2階にある楽屋があまりに素晴らしかったので、写真で紹介させてもらいます。






1階の店舗部分と同じく、楽屋も創業以来ほとんど変わってないそうで、壁を埋めるアーティストたちの名前を見ているだけで興奮! 京都が日本のアンダーグラウンド・カルチャーの、ひとつの中心だった時代が確実にあったんだな~と実感させられます。

古いお寺も祇園も先斗町もいいけど、こんなふうに歴史的な存在でありながら、いまもリアルでありつづける空間が京都にはまだ少しだけ残っていて、僕としてはそっちのほうがはるかに興味深いし、記録しておかないと!という気持ちに駆り立ててくれる。でも、それも急がないと!


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編集後記バックナンバー

FACEBOOK

BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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