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AFTER HOURS
編集後記

2016年01月27日 Vol.197

今週も最後までお付き合い、ありがとうございました。サンクトペテルブルクの(高級)見世物小屋に、空山基。そして絶滅危惧的ウェブサイトめぐりと、ある意味波乱万丈なラインナップでしたが、気に入っていただけた記事、あったでしょうか。

この後記を書いているのは火曜日の午後2時。あと15時間で配信です!笑 いまは東京ですが、新刊『圏外編集者』をめぐる怒涛のトーク巡業・第一弾から帰ってきたばかり。金曜日の新宿・ラバンデリアでの平井玄さんとの対談を皮切りに、土曜は宮城県大和町の「にしぴりかの美術館」、日曜は仙台「火星の庭」、そして月曜はBAZOOKA TVで秘宝館特集生放送、さらに深夜にTBSラジオで「荻上チキSS22」にも出演させてもらいました。

いったいこのスケジュールの、どこでメルマガ書けるのか!と思われるかたもいらっしゃるでしょうが、僕にも不思議! たいていはビジネスホテルだけど、いつもノート・パソコンは持ち歩いて、ちょっとした空き時間にちょこちょこ積み上げていくのが、最終的にまとまるんですねえ。毎号、ほんとに綱渡りだけど。

明日からは巡業・第二弾がスタート。水曜の阿佐ヶ谷ロフト、木曜は大阪ロフトプラスワンウエスト、金曜は渋谷HMVに大久保ロフトプラスワンのダブルヘッダー、土曜は銀座モダンアート・・・書いてて気が遠くなるけど、どこかでお会いできたらうれしいです!

今回は『圏外編集者』という内容のせいもあるんだろうけれど、特にトーク後のおしゃべりで熱いコメントを話してくれるひとが多く、いまの若い世代には、ほんとうに僕の時代とは比べ物にならないプレッシャーがかかってるんだなと、あらためて実感しました。

学校への不満、仕事への不満・・・抱えるモヤモヤはひとりひとりちがうけれど、背中を押してくれるオトナが周囲にひとりもいない。「がんばれ」「我慢しろ」と言われるだけ。それは「石の上にも三年」みたいな、曖昧なまま世間にはびこってる精神論にすぎないのですが、真に受けて石の上に3年いちゃうと、もう石の上から降りれなくなるということを、わかってアドバイスしてるんだろうか。石橋を叩いて渡ってるうちに、叩かないと橋も渡れなくなっちゃうことを、わかって言ってるんだろうか。

それがいいことか悪いことかはわからないけれど、背中をつかんで引き戻すのではなく、背中をグッと押してやるオトナでいたいと、僕は思います。親御さんからは「よけいなこと言わないでください!」って怒られるけどね。

来週もしつこくロシアのお話を中心に、いろんな場所にお連れするつもり。お楽しみに!

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編集後記バックナンバー

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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