• TOP
  • 編集後記

AFTER HOURS
編集後記

2016年10月19日 Vol.232

今週も最後までお付き合い、ありがとうございました! どれか、気に入ってもらえた記事あったでしょうか。

この後記を書いているのは火曜日の昼過ぎ、福岡空港。なんだかこのところ、毎週福岡空港(ただいま改修中につき不便!)の出発ラウンジでカツカレー食べてる気がする・・。

16日の日曜夜には『僕的九州遺産』記念イベントを、大名のリブラボというイベントスペースで開催。夕方6時にDJタイム・スタートで、第4部の「爆音お色気&おもしろレーザーカラオケ・タイム」が終了したのが10時半。長丁場のイベントにお付き合いいただいたみなさま、どうもありがとう!

このメルマガでも報告した「嬉野秘宝館のお葬式」イベントをオーガナイズしてくれたフジトミタクミくんが今回は全面協力してくれて、DJタイムも引き受けてくれたのですが、「展覧会っぽい選曲にしますね」と選んでくれた音源が、こんな感じ・・・ジャケット見ただけで、わかるひとにはおわかりかと。イベントに参加できなかったかたのために、録音してサウンドクラウドかなにかに上げようかとも思ったのですが、すいません、そこまで手が回りませんでした!


フジトミくんのFacebookページより

トーク・タイムからはパソコンとプロジェクターをつないで、画像を映しながらお話したのですが、DJタイムにはVJが入るわけではないので、なにか映像があったら壁が寂しくないかな・・・と思案、ふと思いついて『新婚さんいらっしゃい!』の九州地方公開録画を流すことにしました。

ご存じのとおり『新婚さんいらっしゃい!』は放送開始が1971年! すでに2000回を突破! 「同一司会者によるトーク番組の最長放送」としてギネス世界記録認定! とんでもないお化け番組なわけで、これほど「日本」を、つまり「地方のリアリティ」を教えてくれるプログラムは他にありません。つくづく思うけど日本という国家は、『新日本紀行』と『新婚さんいらっしゃい!』のあいだのどこかにあるんだよなあ。


新婚さんいらっしゃい!エレイン 1週間8回以上 愛してるは言わないから4回のノルマに


新婚さんいらっしゃい ☆鹿児島県鹿児島市収録編


新婚さんいらっしゃい ☆福岡県久留米市収録編

いまでも日曜の昼、うちにいたらついつい見ちゃうけど、ユーチューブにも特選の回がいっぱい上がってるので、過去の名作を見直してるだけでそうとう楽しめます。しかもバリバリその土地の言葉で、字幕までついちゃってるので、音声を消して見ているだけでも楽しすぎて大変。

で、フジトミくんの選曲に合わせて流してみたら、これがものすごく合うんですねえ。和物DJには『新婚さんいらっしゃい!』がベストマッチ!と深く確信させられました。みなさまもご当地「新婚さん」、ぜひユーチューブの大海から発掘してみてください!

  • TOP
  • 編集後記

AFTER HOURS BACKNUMBERS
編集後記バックナンバー

FACEBOOK

BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

SHOPコーナーへ


ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

SHOPコーナーへ


圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

amazonジャパン


ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

amazonジャパン


独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

amazonジャパン


ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

amazonジャパン


東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

amazonジャパン


東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

amazonジャパン