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AFTER HOURS
編集後記

2015年06月17日 Vol.168

今週も最後までお付き合いありがとうございました! 気に入っていただけた記事、行きたくなった街、あったでしょうか。

このメルマガの準備真っ最中ではありましたが、15日の月曜日には横浜・関内のギャラリーで始まった「川上四郎 写真展」に急いでおじゃましてきました。




ギャラリー外観


さりげなく展示されたスケッチの近作は「自画像」と、


「デブとヤセ」、素晴らしいです!

すでに2012年4月11日号で取り上げ、そのあと『独居老人スタイル』にも収録させてもらい、さらには表紙の絵まで使わせていただいた川上四郎さん。お名前はピンとこなくても、表紙を見れば「ああ、あの絵のひと!」と思い出してくれるひともいるでしょう。

川上さんは元・国会図書館勤務ですが、ずっと前に引退、現在では絵画に書道に合唱にと、趣味三昧の悠々生活を送っておられます。今回と同じギャラリーで、2年ほど前には絵画展を開いていますが、今回は写真展。かつて仕事のかたわら写真家、写真評論家として活動したこともある川上さんは、もう30年以上前に、女性ヌードをメインにずいぶんユニークな写真を撮ってきました。


入口には自費出版画集と並んで、『独居老人スタイル』も置いてくれてました

そのいくつかはメルマガや『独居老人スタイル』で紹介させてもらいましたが、今回は「昔のプリントをスキャンして、インクジェットでプリントしました」という、モノクロームの女性写真。そしてもう一部屋では「母の思い出をたどる」という試みで、武蔵野のあちこちを「思い出探しのように」歩きまわりつつスナップしたカラープリントが、手描きの地図とともに展示されています。

川上四郎さんは1930(昭和5)年生まれ。今年85歳になるはずですが、毎日楽しいことばかりしているせいか(!)、元気ハツラツ。一連のヌード写真を指さして、「これは一晩だけお付き合いした、思い出の女性です」「このひとは議員秘書だったんだけど、デートに誘ったらお姉さんと一緒に来て、そのお姉さんに『川上さんには奥様がいらっしゃるから』と言われてそれっきり」などなど・・・垂涎のエピソードを楽しそうに披露してくれました。みずから「川上ワールド」と呼ぶ、ワン&オンリーの表現に遊ぶ日々。やっぱり好きなことしかしないのが、いちばんですね!


まるでお年を感じさせない川上四郎さん

声楽もお得意の川上さんは、会期中毎日3時より、会場内で「バリトン独唱」のミニ・リサイタルを開くそう。会期は1週間しかありませんが、横浜にいらっしゃる機会のある方は、ぜひ覗いてみてください。




















なお、2014年に川上四郎さんは自費出版の画集を発表。一般には販売されていませんが、今回は読者プレゼントとして5冊を用意しました。締め切りは6月末日。応募者多数の場合は抽選の上、当選者に直接発送いたします。下記のアドレスまで、どしどしご応募ください!

https://docs.google.com/forms/d/11aSvhq7BWaj24FUceRd2--vKtWEqoC_T-tSx6Ar38qE/viewform


自費出版画集


独居老人スタイルの表紙も掲載!

川上四郎 写真展 ~「最後の武蔵野」「女たちの日々」
~6月21日(日)まで開催中
@ギャラリーミロ
横浜市中区吉田町4-1
045-251-5229
http://www.yoshidamachi.org/art/art04.html

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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