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AFTER HOURS
編集後記

2016年03月16日 Vol.204

今週も最後までおつきあいありがとうございました。気に入ってもらえた記事、あったでしょうか。

先週は「仙台のスナックを飲み歩く」という大変ありがたいお仕事をいただき、3軒ハシゴの至福を味わってきました。やっぱり国分町は「東北の歌舞伎町」だなあ・・・。ほんとはこの後記でそのことを書くつもりだったのですが、あまりに楽しかったので近々、記事として読んでいただきますね。お楽しみに!

一晩で帰るのが惜しくなって、翌日は久しぶりに山形市に回ってみたのですが、これがまた寂しい雰囲気。数年前よりさらに元気がなくなっているようで、電車でもバスでも1時間くらいで行ける仙台に、お客さんをまるごと取られてるのがありありとわかります。がんばれ山形!

というわけで山形市の夜は手持ちぶさたかと思いきや、ぜんぜんOK。なぜならノートパソコンがあるから。まぁ原稿書けるというのもあるんだけど、最近はHuluとかNetflixとか、定額制の映画・ドラマ見放題サービスがますます充実していて、寂しい夜の街を徘徊するよりも、ビジネスホテルの部屋でハマってるドラマ観てるほうが楽しかったりするんです・・・旅行なのに本末転倒! わかっちゃいるんだけど。

もう地上波には興味がないけれど、欧米の連続ドラマにハマってるひと、たくさんいると思います。ああいうの観始めると、日本の地上波のドラマとか、もう観てられないしね。

欧米ドラマ歴は僕もけっこう長いけれど、たとえば『CSI』とか『ロウ&オーダー』とか、なるべく一話完結のものに絞ってみるようにしてきました。連続ものだと、どんどん次が観たくなってしまって収拾がつかなくなるので。

かつて『24』で正月三が日を潰すという苦い思い出があり、『ロスト』はなんとか初めの数回だけにして中毒を回避。以来、連続ものは遠ざけるよう心がけてきたのですが、前にHuluでやっていて、いまはNetflixで配信中の『サンズ・オブ・アナーキー』にまんまとハマってしまい、いま中毒症状の真っ只中です。毎日1話だけにしようと決めてるんだけど、ついつい2話、3話と・・・そして気がつけば朝方。家にいなくても、パソコンとワイファイさえあればどこでも、前に観た最後のところから次が観られるという余計な親切のせいで、ますます抜け出せない。


『Sons of Anarchy』DVD予告編

すでに観たひともいるでしょうが、『サンズ・オブ・アナーキー』はアメリカのバイクギャングたちの話で、例えれば『ホットロード』のぐっとアダルト版というか・・・ぜんぜんちがうか。もちろん脚本が最高によくできてるんだけど、出てくるハーレーもかっこいいし、音楽の選曲もブルースロック系で素晴らしい。あれよあれよというまに一話が終わってしまい、ストップボタンを押す前に次のエピソードが始まっちゃう。ちなみにいまシーズン3に入ったところだけど、調べてみたらシーズン7まであるみたいで・・・どうしよう!

こういう連続ものだと、1シーズンが10数回あるとして、全部で10時間かそこらになる。ということはそれだけドラマチックな展開のストーリーが描けるということで、これは作り手にとっても、もはや2時間で終わらせなきゃならない映画より、ずっとおもしろくて挑戦しがいのあるフォーマットなのかもしれない。かつては映画に比べてテレビドラマは、アメリカでもずっと格下で、大スターはテレビドラマになんか出なかったものだけど、そういう既成の秩序がどんどん崩れていってるのは、見ていて爽快でもあります。

日本はいつ、こんなふうになるんだろうか。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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