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AFTER HOURS
編集後記

2016年07月27日 Vol.221

今週も最後までお付き合いありがとうございました。気に入ってもらえた記事、あったでしょうか。

おかげさまで、渋谷アツコバルーの展覧会『神は局部に宿る』も、予想以上の好評につき、まさかの会期延長決定! この後記を書いてるのは月曜ですが、明日の夜にはギャラリーと、地下のサラヴァ東京で特別トークイベント。こちらもすごいことになりそうです・・・。


イベントのために田村館主が手描きで仕上げたポスター

イベントと言えば先週は十条のシネカフェ・ソトで『場末のシネマパラダイス・パート2』もありました。「独居老人スタイル」や、本メルマガでもおなじみの本宮映画劇場館主・田村修司さんによる「昭和シネマ・ピンク映画 いい場面コレクション」! 田村さん独自のセンスで「いい場面」をピックアップ、それをつないで10分前後の「リミックス版」に仕立てた作品を、今回も3本鑑賞させていただきました。






本宮から運ばれてきたリミックス・フィルムを入れた缶。すでに風格充分!

予約はすぐに満員になってしまったので、参加できた方はほんとうにラッキーだったと思うのですが、とにかくその編集がすさまじい! クレイジーを超えて、もはやサイケデリック! しかも、日本で本宮にしかないかもしれない貴重なピンク映画のフィルムを、惜しげもなくカットアップする、そのラディカルなスタイルには、ゲストの映画評論家・柳下毅一郎さんも、東京国立近代美術館フィルムセンター主任研究員の岡田秀則さんも、声なし! 最高に楽しい一夜でした。


’62年に製作され大ヒットした女ターザン映画『情欲の谷間』

会場には田村さん秘蔵のピンク映画ポスターも展示され、こちらもただただ眼福。たった一夜、たった数十人しか見られなかったので、ここにポスター誌上展示会をやらせてもらうことにしました。今回はピンク映画最初期から活躍した関孝二監督の作品が、1本目でフィーチャーされたので、ポスターも関監督作品が勢揃い。てきとうすぎるデザイン、過剰な書き文字、すべてが愛おしい、最盛期ピンク映画グラフィックを、たっぷりお楽しみください!


ピンク映画という名前の由来となった『情欲の洞窟』

なお、『場末のシネマパラダイス・パート2』の予約ができず、涙を飲んだみなさまには、カナザワ映画祭があります! 今年も9月17~25日に開催されますが、19日朝からは本宮映画劇場特集。館主秘蔵フィルム『好色日本性豪夜話』全編と、今回の上映作品とはまた別の『ピンク映画いい場面コレクション 2016』を上映するそうなので、急いで宿を予約するように! 


実写とアニメを組み合わせた「パートアニメラマ」という怪作『好色日本性豪夜話』

しかしきょう飛び込んできたニュースに、「カナザワ映画祭、会場の確保困難で、今年で終了」とあったけど、ほんとうならまことに残念。余ってるハコモノ、いくらでもあるのにねえ。

カナザワ映画祭:http://www.eiganokai.com/

[場末のシネマパラダイス・パート2 誌上ポスター展]


『スペシャル』は一見シンプルに見えるが、実は絵柄として寂しかったらしく、左下に別のヌード写真を貼り付けてある。これも館主独自のグラフィック・リミックス! 俳優名がすべて隠れちゃってますけど・・




こちらはもともとぜんぜん別の映画ポスターだったのに、「日本裸女絵巻」というタイトル部分だけを切り抜いて貼り付けた「作品」。つまり映画自体と、ポスターの絵柄はぜんぜん関係ないわけで・・・発想が自由すぎ


一瞬、「牛処女」かと思っちゃいました










若松孝二監督!


こちらも若松監督!




猥褻裁判で有名な武智鉄二監督の『黒い雪』・・は日活だったが、こちらは「装い新たな」国映版! なんなんだろう・・ディレクターズ・カットみたいなもの?




「日本でいちばん縄が似合う女優」だった谷ナオミも、実はこんなお茶目な作品に出演していた。パンツがかわいい!

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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