• TOP
  • 編集後記

AFTER HOURS
編集後記

2017年03月22日 Vol.253

今週も最後までお付き合い、ありがとうございました。書いてても長かったけど・・・全記事、お読みいただけたでしょうか。どれかひとつでも、気に入ってもらえたらうれしいのですが。

今週は告知もたっぷりでしたが、「山ぐるみ」展が開催される池袋(と目白のちょうど中間)のポポタムでは、3月17日から21日まで『HOLIDAY DANCE 禮拜日的舞會』と名づけた、台湾のインディーズ・アートブックと5人のアーティストを集めた展示が行われました。しかしポポタムって、かなりおもしろい展覧会を組んでくれるのはうれしいけれど、期間がやけに短いんだよなあ・・・。


台湾偏愛中の僕としては当然覗きに行って、当然散財してきたわけですが、画集や漫画と一緒に売られていたカセットテープがこちら。『YY A GO GO 』と題された、台湾の60~70年代ポップスのコンピレーション。500円という値段にふさわしい(?)、チープな存在感に食指をそそられて購入。で、家のビンテージ・ラジカセでかけてみたら、これがいいんですね! 探してみたらウェブサイトからストリーミングでも視聴可能だけど、ラジカセで聴くほうがはるかに雰囲気よし。


https://yyrecords.bandcamp.com/releases

ここ数年タイ、ベトナム、カンボジア・・・とアジア圏の60~70年代ゴーゴー系音源の発掘が盛んなのはご存じのとおり。欧米や日本のレーベルから復刻が相次いでますが、こうしてカセットを聴いてみると、ステレオでCDを聴くのとはまったく空気感が違うのに、あらためて驚きます。CDもダウンロードもいいけれど、こうしたリイッシューものは、カセットでも出してくれたらうれしいのに! ジャケットも、CDよりカセットのほうが似合いそうだしね。

冒頭にお伝えしたように、来週は第5水曜のため配信お休みさせていただきます。そのあいだに取材予定の新鮮なネタを、4月5日号ではたっぷりお届けするつもり。お楽しみにお待ちください! あ、あと、お休みのあいだに、メルマガ・サイトからバックナンバーを漁ってもらえたらうれしいです。過去記事、すでに1000を超えてるので!!!

http://www.roadsiders.com/backnumbers/

  • TOP
  • 編集後記

AFTER HOURS BACKNUMBERS
編集後記バックナンバー

FACEBOOK

BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

SHOPコーナーへ


ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

SHOPコーナーへ


圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

amazonジャパン


ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

amazonジャパン


独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

amazonジャパン


ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

amazonジャパン


東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

amazonジャパン


東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

amazonジャパン