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AFTER HOURS
編集後記

2012年10月10日 vol.038

今週も長々とお付き合いありがとうございました! これを書いているのは火曜日午後、新千歳空港の喫茶店にて。日曜、月曜と札幌市内で2本のトークがありました。ご来場いただいたみなさま、秋晴れの休日にわざわざ、暗い部屋にこもってのエログロ・トークに参加してくれて、ほんとに感謝です!

先週は展覧会の設営で仙台に。それから1日だけ広島に飛んで、東京に帰ってきて、すぐに札幌というせわしない日々でした。で、その前の9月末には、こないだのメルマガでちょっとだけお知らせした、毎年恒例の「サディスティック・サーカス」を観覧に、都内某所にでかけてきました――。

ヤァ!ヤァ!ヤァ!地獄のサーカスを見てごらん!
戦慄の出演者が続々と名乗りを上げ、真夜中の巨大な見世物小屋のご開帳だ!
今年は久しぶりの徹夜興行!10年目の大逆襲!
大増量の濃縮ミックスジュースだ!
ノルウェーの森からあのペインソリューションも、ついに再来日決定!
今生の別れに見ておいて損はなし!
木戸銭を三途の川に投げ込んだつもりでいらっしゃい…!


古今東西いろいろあれど、今宵催されます「真夜中のサーカス」は、
ちょっとやそっとじゃ、お目にかかれる代物じゃございません。

題してSADISTIC CIRCUS禁断の情念の祭典。
この晩だけ全国より馳せ参じた異形の者が大結集し、皆様を禁断の世界へと誘います。
長らく闇に封印されていた「見てはいけない物」のオンパレード。
ありとあらゆる魑魅魍魎が一夜の邂逅を求めて、皆様を禁断の世界に誘います。
都会の変態夢遊病者が集うこのパーティーには、
心臓の悪い方と妊娠されている方、20才未満は入れません。
フェティッシュな大人だけの秘密のパーティー。
ボンデージでも仮装でもご自由に自分を表現してのご来場をお待ち申し上げます。
DJも参加して大いに盛り上げるトランスパフォーマンス&お祭り空間。
本気度満点、あらゆる身体芸術の今が見える、邂逅と出逢いの祭典。


空中ヌード・パフォーマンスを展開する浅葱アゲハさん

SADISTIC CIRCUSは、
2002年9月22日麻布十番のクラブで開催されて以来、
ほぼ毎年開催されているオールナイトイベントです。
「真夜中の巨大な見世物小屋」を基本理念に据え、大人にトラウマを植えつけます。
真に良質なエンターティメントは、あなたに覚醒と至福をもたらすでしょう。

今年はプロレスリングが、そのままステージになります。
360度が観客席のパノラマ舞台です。
指定席でごゆっくりと、お楽しみください。

【出演者】Pain Solution(ペインソリューション)/
レ・ロマネスク/フープ東京Ayumi/くるくるシルク/
紫ベビードール/初代浅草駒太夫/浅葱アゲハ/灰野
敬二/Midori/みどり/奈加あきら/黒岩安紀子/ゼロ
次元/Rudolf Eb.er(ルドルフ・エ バー)/首くくり栲象/
東方力丸/早乙女宏美/ゴキブリコンビナート


首くくり栲象さんは、Rudolf Eb.erのノイズ洪水とコラボレーション

というわけで、本メルマガでもご紹介した女切腹パフォーマー・早乙女宏美さんから、独居老人スタイルで読者を震撼させた「首くくり栲象」さんまで、とてつもないラインナップの出演者が、プロレスリングを使ったステージで、オールナイトで禁断の芸を披露するという・・・素晴らしすぎる一夜でした。






ノルウェーが生んだ驚異のパフォーマンス・グループ「ペイン・ソリューション」には、会場から悲鳴が!


早乙女宏美さんは、大がかりなセットで安珍清姫伝説を切腹劇に

「この夜に起こったことは、決して口外してはいけません」というサディスティック・サーカスの掟により、詳しいレポートは書けないのですが、お許しを得たので写真をちょっとだけ。「行けばよかった!」と後悔したひとは、来年のサーカスにぜひご参加ください。また、このメルマガでも告知しますので(予約開始とともに連絡しないと、すぐ満席になってしまいます!)。

日本全国、おもしろくない街なんてないと思うけど、こういうビザールなオールナイト・イベントが企画されて、それが入場料1万円とかなのにすぐ売り切れて、満席のなかで爆笑と悲鳴と溜息が飛び交い、夜が更け、明けていくというのは、やっぱり東京のおもしろさかもしれませんねえ。

来週はまた、とびきり濃密な記事を準備中です。お楽しみにお待ちください!


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編集後記バックナンバー

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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