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AFTER HOURS
編集後記

2016年06月01日 Vol.214

今週も最後までお付き合い、ありがとうございました。気に入ってもらえた記事、写真、ありましたか?

先週日曜は広島県福山市のクシノテラスで開催中の『限界芸術2~死刑囚は描く~』にあわせたトーク。ずいぶん遠くから来てくれたひともたくさんいて、ただもう感謝。『独居老人スタイル』で登場していただいた、鳥取市のアンダーグラウンド女王・ラスタの水原和美ママも、ボーイズふたりを引き連れご来場いただきました。ご参加いただいたみなさん、ほんとうにありがとう!

今週号のトップに登場してくれた湯浅学くんの、『TOKYO STYLE』時代の住処が小金井だったから・・・というつながりではもちろんないですが、「アイドル刺傷事件」とかマスコミにまとめられちゃってるあの事、報道を見ていて気が滅入るばかりです。

Twitterでも被害者の冨田真由さんが「アイドル」なのか「シンガーソングライター」なのか、というような些細な問題で発言が飛び交ってますが、大方のマスコミの論調は「地下アイドルに入れ込みすぎたオタクがストーカーと化して襲った」という、雑すぎる見方。

読んでくれてるかたもいらっしゃると思いますが、僕は毎月、『大衆EX』というアイドル・シーンに特化した雑誌で『IDOL STYLE』という連載を続けて、もうすぐ丸2年になります。ちなみにいま店頭に並んでいる6月号では「青山☆聖ハチャメチャハイスクール」の星園まりんちゃんをフィーチャーしていますが、この連載は2ページ。その片方にアイドルさんたちを彼女のお部屋で撮影し、もう方ページでは彼女に入れ込むオタク代表を、その部屋で撮影して並べてみるという珍しい企画です。

どんなアイドルにもオタがいて、オタがいるからこそアイドルがいる。アイドルはオタの欲望や妄想の結晶化だし、オタはアイドルの輝きのなかに包まれたファミリーの一員でもある。アイドルとオタ、鏡の両面でお互いを見つめあう幸福な双生児に出会う・・・

そんなふうに連載の最初で企画意図を説明しましたが、それからもう2年あまり、毎月アイドルとオタクに会って、お話を聞き続けているわけです。むろん、AKBみたいなメジャー・アイドルが自室を公開してくれるわけないので、取材させてもらうのはいわゆる「地下アイドル」が中心。アイドル業界では「運営」と言いますが、マネージメントがそれなりにしっかりしていて、ほどなくメジャーに昇格した子たちもいれば、運営スタッフすら持たずに、ライブのブッキングからCDの手焼きまでぜんぶ、自分ひとりでこなしている健気な子もいました。オタクのほうも中年から高校生まで、年齢も職業もさまざまだし、今月を含め何度かは「女オタ」――女子アイドルを追いかける女子も登場しています。

そういうアイドルやオタさんたちと知り合って、ときにはライブ会場にも足を運ぶようになって、これまであまり興味を持てないでいたアイドル・シーンが、ずいぶん身近に感じられるようになってきました。

だから今回、一連の報道で露呈したマスコミの「地下アイドル」への大雑把すぎる、あるいはまったく的外れの認識が、すごく気になる。

これまで取材したアイドルは、いちばんベテランでも20代中ごろだし、下は中学生! インタビューといっても「学校おもしろいですか~」みたいな感じになってしまうこともあるけど、オタクのほうはかなり人生経験を積んだかたもいらっしゃるので、毎回お話がすごく楽しみです。

そうやってインタビューしたり、ライブを見るようになって、最初に驚いたのが「愚直なまでのオタクのマナーの良さ」。たとえばライブですが、昔ながらのレコード店のインストアライブもあるけれど、新宿ロフトのような、かつて「ロックの殿堂」だった箱でも、いまは地下アイドルのライブが大量にブッキングされてます。大規模な野外音楽フェスもそうだし。

で、昔はライブハウスのフロアがいちばん危険なのはハードコア系、パンク系と決まってたけれど、いまいちばん観客が暴れるのがアイドル・ユニットでもある。もちろんぜんぶがそうじゃないですが、ライブによってはフロアですごいモッシュが始まったり、リフトやダイブが頻発したり、ときにはアイドル自身がフロアにダイブしたり、リフトされたままフロアの端まで運ばれていったりもする。ミニスカ衣装の女の子なのに・・・。

そうした「大暴れの現場」をけっこう見てきましたが、ライブの時間が終わって、CDを買って握手したりチェキを撮ったりする時間になると、みんなすごく行儀よく列を作ったりもする。「暴れる時間」「並ぶ時間」と、ちゃんと意識できてるんですね。ま、当たり前だけど・・・。でも、ハードコア系のライブみたいに泥酔して暴れるやつもいなければ、フロアの隅に大量に積み上げられた荷物が、盗難に遭うこともほとんどない。みんな開場とともにがーっとフロアに入ってきて、端っこにバッグを放りだして、ライブに熱狂して、終わったら自分のバッグを山から掘り起こして帰る。それだけ。

メジャーな芸能人ならマネージャーや事務所スタッフがサポートするでしょうが、地下アイドルは運営すら少人数なので、基本的にライブ会場への送り迎えはなし。衣装も自己管理が当たり前なので、メンバーそれぞれ大きなキャリーバッグに荷物を詰めて駅まで歩いて、ひとりで電車に乗って帰るのが普通です。地下アイドルのライブ会場は、都心だけでなく郊外も多いし、アイドルさんたちの家も郊外であることがほとんどなので。

そういうときに僕なら「同じ電車に乗れてラッキー!」とか思うのでしょうが、オタクたちはそうは考えない。「同じ電車に乗ってしまうと気を遣わせちゃうから」と、駅までは一緒に歩いて行っても、ホームで「お見送り」して、一本あとの電車にみんなで乗って帰ったりもする。そこまで気配りが徹底しているオタク・シーンというか、「アイドル応援人生」を見ていると、それはもはや単なるファンじゃなくて、自分や友達の妹を応援する気持ちなのかも、と思うときがけっこうあります。

原稿には書かないけれど、オタクさんたちに毎回かならず聞く質問があります。「これは答えにくいかもしれないけど、毎回みなさんに聞いてるので」とか弁解しながら。

アイドルによっては毎月どころか毎週何本もライブを入れているユニットがあって、それを欠かさず追っていくのはかなり時間もお金もかかる苦行なのですが(だからオタクの理想は「全通」=すべてのライブに通うこと)、そうなると自分の奥さんや家族やガールフレンドや、いろんな身近な人間よりも、いちばん一緒に時間を過ごしているのが「推し」のアイドル、という事態も充分ありうる。アイドルのほうも同じで、毎週何度も最前列で目を合わせ、握手したり一緒にチェキを撮っておしゃべりしてたら、名前も覚えるし、そうとう近い関係になるはず。

それを「認識」と言ったりしますが、それくらい認識されるような関係になって、たとえば「いま、ちょっと悩んでることがあるんだよね、あとで話聞いてくれる?」とか、お付き合いの可能性をほのめかすようなことをアイドルから言われたら、どうしますかと。

そこがマスコミ報道陣のいちばんわからないところでしょうが、僕がこれまで取材したオタク20数人で「そんなことありえないのはわかってるけど、男だから誘われたら行きますよ!」と言われたのは、たった2~3人。ほとんどのオタクさんたちは「とんでもないです! こっちはただ応援したいだけですから!」と、真顔で答えてくれる。これには、ほんとうに驚きました。

ご存じのとおり、地下とメジャー・アイドルの差は、ファンとの距離の近さにあります。握手したり、チェキを撮ったりという「接触」があるのか、ないのか。

もし自分が応援してるアイドルがメジャーに昇格して、大成功を収めて武道館でライブやるくらいになったら、自分の手が届かない高みに行ってしまって、もう接触もできない「非接触」になってしまうけれど、それでも応援したいですか? それとも自分と近い場所でがんばっていてほしいですか? と聞いて、「接触していたいからそこまでビッグになってほしくない」と答えたオタクは、これまでひとりもいませんでした。ひとりも! もちろん本気の本心はうかがいしれないけれど、でもみんな、真顔でそう言い切ってくれる。

地下アイドル・シーンってほんとにすごいなと、僕はこういうインタビューを通して、実感するようになりました。もちろん例外はいつでもあるし、現にファンとできちゃってアイドル廃業、なんてケースも聞くけれど、たいていそんなふうにはならない。その一線の引き方、というような切ないファン心理、こころもようが、僕にはいちばん興味を惹かれるところでもあります。

だから冨田真由さんを襲った岩埼友宏容疑者は、「アイドル・オタが極端に走ったストーカー」ではまったくなくて、「ストーカー体質の変質者の、たまたまターゲットになったのがアイドルだった」ということでしかないと思うわけです。

アイドル・オタクが全員聖人君子、なんてことはもちろんないので、あくまで個人的な体験からの感想を書きましたが、こんなことで地下アイドルや、純粋な気持ちで応援しているオタクたちが、これまで以上に偏見の目で見られるようになったら、悔しすぎる。

どんな遠い地方のイベントにもクルマに詰め込まれて移動して、サービスエリアでおにぎりとか食べながら、「夢は飛行機で遠征することです!」なんて話してくれたアイドル。「握手の列に並ぶのも最初は恥ずかしくて、ずいぶん時間がかかりました」というオタク。彼らのほうを向いた報道が、少しでも増えてくれることを願うばかりです。

久しぶりに長い後記になっちゃいましたが、来週は11日にオープンを控えた展覧会『神は局部に宿る』の誌上プレビューをお届けするつもり。かなりアダルトな内容になるかと思いますので、お楽しみに!

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY
天野裕氏 写真集『わたしたちがいたところ』
(PDFフォーマット)

ロードサイダーズではおなじみの写真家・天野裕氏による初の電子書籍。というか印刷版を含めて初めて一般に販売される作品集です。

本書は、定価10万円(税込み11万円)というかなり高価な一冊です。そして『わたしたちがいたところ』は完成された書籍ではなく、開かれた電子書籍です。購入していただいたあと、いまも旅を続けながら写真を撮り続ける天野裕氏のもとに新作が貯まった時点で、それを「2024年度の追加作品集」のようなかたちで、ご指定のメールアドレスまで送らせていただきます。

旅するごとに、だれかと出会いシャッターを押すごとに、読者のみなさんと一緒に拡がりつづける時間と空間の痕跡、残香、傷痕……そんなふうに『わたしたちがいたところ』とお付き合いいただけたらと願っています。

特設販売サイトへ


ROADSIDE LIBRARY vol.006
BED SIDE MUSIC――めくるめくお色気レコジャケ宇宙(PDFフォーマット)

稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。

1960年代から70年代初期にかけて各レコード会社から無数にリリースされ、いつのまにか跡形もなく消えてしまった、「夜のムードを高める」ためのインスト・レコードという音楽ジャンルがあった。アルバム、シングル盤あわせて855枚! その表ジャケットはもちろん、裏ジャケ、表裏見開き(けっこうダブルジャケット仕様が多かった)、さらには歌詞・解説カードにオマケポスターまで、とにかくあるものすべてを撮影。画像数2660カットという、印刷本ではぜったいに不可能なコンプリート・アーカイブです!

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ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)

プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。

これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。

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ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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