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AFTER HOURS
編集後記

2014年02月05日 Vol.101

今週も最後までお付き合いありがとうございました! ご感想、ぜひFacebookページまでお寄せください。

北九州の成人式は、僕にとって一昨年ぐらいからの念願だったので、今回は現場に行けてほんとうにラッキーでした。

最近は「着物女子」が大流行なのは御存知のとおり。とりわけファッション業界では着物ブームが続いていて、僕のまわりのファッション業界人も、急に着物に凝りだしたひとがたくさんいます(含む男子)。僕も浴衣とか好きなのですが、(元)相撲取りに見えて似合いすぎなので、まず着ません。

年令に関係なく、着物のひとたちを見るのはいいものですが、しかし! ファッションにうるさいひとほど、若いのに渋目というか、年寄りっぽい着物を好む風潮があり、それは個人的にどうかと思うんですよね。他人の趣味にケチつける気はぜんぜんないんですが、ふだんは「アヴァンギャルド」を目指す若者が、日本の伝統文化に向き合うと、とたんに保守的なテイストになりがちなのは、なんなんでしょう。

そういうグッド・テイストの着物女子、着物男子より、両肩出した花魁ふうとか、全身金色の羽織袴とかの、バッド・テイストな北九州スタイルのほうが、僕は百倍好きです! 大半の着物業界の眉をひそめさせるにちがいないそのスタイルは、かつてのテディボーイとかパンクスとか、オーバーサイズ・ジャージのヒップホップ・キッズたちと、もしかしたら同じアティチュードであるのかもしれなくて、そこが僕を興奮させてくれます。


みどり◯みき@北千住・喫茶サンローゼ

こないだの日曜日は、告知でお知らせしたとおり足立区北千住でのトーク&ライブイベントがあり、久しぶりにみどり◯みきさんのライブを堪能。「きょうはちょっと遊びすぎちゃいました」とご本人は笑ってましたが、おそらくほぼ全員がみどり◯みき初体験であろう、満員の観客を震撼させていました。

演歌歌手の世界もまた着物やロングドレスが定番ですが、みどりさんはつねに超個性的! 大ヒット曲『神様は泣いた』のほかは、しっとり系の演歌がレパートリーなのですが、それもこんなコスチュームで熱唱! インディーズ演歌界でもとびきり浮いたファッション・センスを誇ってます。「足立区のレディガガ」というのが、みどり◯みきさんのキャッチフレーズでしたが、もしかしたら彼女こそが「演歌界のパンクス」なのかもしれません。

約15分間のステージに5曲を詰め込んだそのステージは、近々メルマガで配信できる予定です。お楽しみに!

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編集後記バックナンバー

FACEBOOK

BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

SHOPコーナーへ


ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

SHOPコーナーへ


圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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